IC-SLDC1/PIC-SLDC1

IC-SLDC1は、アイリスオーヤマから2015年2月下旬に発売となった、コードレスタイプのハンディ・スティック兼用掃除機です。

一応、"超軽量スティッククリーナー" とも呼ばれています。

ハンディ・スティック兼用タイプには、ハンディ型を基本として延伸管と床用ヘッドを取り付けるタイプと、スティック型を基本として中核部をハンディクリーナーとして取り出して使うタイプとがありますが、これらは前者です。その為、どちらかというとハンディクリーナーとして使いたい方向け、ということになります。


▼ 超軽量?

まず、この「IC-SLDC1」は、本体重量が0.98kgで、"驚きの軽さ" であることがウリとなっています。

しかし、マキタの同等機種「CL102DW」も1.0kgですので、ほぼ同じです。

アイリスオーヤマ製の従来品「ESC-7DCK」と比べると、約35%の軽量化がなされたとされています。

しかし、バッテリーの電圧が14.4V⇒10.8Vへとクラス(階級)が1段階落ちており、吸引力もその分低くなっているはずです。

また、その比較対象機は2代前の機種で、本来 "従来品" と称するに値するのは、既に軽量化が図られていた「IC-S7L」となるはずです。

そちらとの比較では、約24%の軽量化ということになり、クラス差がある中でも確かになかなか軽くはあるものの、約35%ではありません。

"僅かな重さも主婦には負担でした" って、では未だ現行機種であるそれら上位機種の現在の立場はどうなるのでしょうか・・・?(汗)


▼ サイクロンストリームヘッド

この機種のヘッドは少し特殊で、ヘッド内で吸気を縦に回転させて渦を作る(=サイクロン)ことで床面のゴミを取りやすくしていると言われます。これにより、フローリング上でのダストピックアップ率は99%だとされていますが・・・優秀なモーター式回転ブラシを付けた国産の高級ヨコ型機の平均が91%だとされているところから見て、胡散臭いと言わざるを得ません。

アイリスオーヤマでは、ヘッドを透明にして吸引する様子を撮影した動画を公開していますが、吸気はヘッド下から入り、ヘッド内後部で上に浮き上がった後、そのまま中央の吸引口に吸い込まれて消えているように見えます。なので、少なくとも、それ程有効であるようには思えません。

そもそも、吸込仕事率の高いヨコ型機であればともかく、電圧が10.8V程度のコードレス機の吸引力では、強い空気の渦が生じるとは少々考えにくいです。

これに関しては "特許出願中" とされていますが、一応コーワというメーカーのヨコ型機用汎用別売ヘッド "フロアブラシ 30118" が同じ仕組みであるはずです。

コーワ フロアブラシ 30118

ただ、先程の下から映した動画を見る限りでは、両サイドや前方・壁際もよく吸えていますので(何を吸わせているかはよく分かりませんが・・・)、割とよく出来たヘッドではある可能性はあります。


▼ ホコリ検知センサー

この「IC-SLDC1」には、吸気内のゴミを赤外線で見分けるセンサーが付いており、ゴミを検知した際には使用者にランプで知らせると共に、自動モードでは吸引力を調節する機能も搭載しています。

これはコードレスのハンディタイプやスティックタイプでは、他機種ではこの上位シリーズの「IC-S7LK/KIC-S7L/IC-S7L」と、東芝の高級機「VC-CL1200/VC-CL200」のみが持つ機能ですので、非常に贅沢です。


▼ 集塵方式は紙パック式

この種の製品は、大抵単なるフィルター式であることが多いですが、これは数少ない紙パック(正式名称は「ダストパック」)式です。この方式は、ゴミが溜まった際には丸ごと交換するだけでOKですので、清潔に使いたい方には最適です。

その価格も、1枚約24円(税別)に過ぎませんので、格安です。…もっともそれだけ安くて大丈夫なのかという疑問も湧きますが、不安な方は1枚約40円のマキタ製紙パック式にしておけば良いのではないでしょうか。


▼ 壁面固定ユニット付

この「IC-SLDC1」には、専用スタンドはありません。しかし、その代わりに壁面に "壁置きパーツ" というプラスチックのパーツをネジ、または両面テープで固定し、そこにヘッド+延伸管を付けたままの本体を立て掛けてマグネットで固定することで、収納状態となります。

ダイソン・デジタルスリムのよく似たパーツ "壁掛けブラケット" では、本体を掛けることで同時に電源プラグが接続されて充電状態となりますが、こちらにおいてはそのような構造にはなっておらず、自分で電源プラグを本体につなぐ必要があります。


▼PIC-SLDC1

「PIC-SLDC1」は、2015年6月下旬に追加発売となる、当「IC-SLDC1」の亜種です。

オリジナル機との違いとしては、まずヘッドに "超吸引毛取りヘッド" という、主に同じ同社製で先行販売されていた「ESC-7DCK/ISC-7DCE」で標準ヘッドとなっていたヘッドが、上述 "サイクロンストリームヘッド" の代わりに付いています。

これは可動式のエチケットブラシを吸引口に取り付けたもので、その名の通り特に毛に強いヘッドです。

また、付属品として "ハンディ毛取りノズル" が追加されています。

これは、ハンディクリーナーとしての使用時用のミニノズルで、やはり裏面にエチケットブラシが貼り付けられていて、毛を取りやすい仕様となっています。

そしてその2点を持って、この新型機「PIC-SLDC1」は "Design for Pets" という、 "ペットと共に暮らす人が快適な生活を送ることができる" をコンセプトとしたシリーズのスティッククリーナーだということになっています。

尚、そのヘッドの変更により、ヘッド重量、及び全体重量が100g増しということにもなっています。


 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


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楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:ノーマルヘッド(サイクロンストリームヘッド)
目詰まり対策:― ― ―
吸込仕事率:未公表[自動モード有]
10.8Vリチウムイオン充電池採用(1,500Ah)
全体重量:1.3kg(本体のみ:0.98kg)
運転音:未公表
色:パールホワイト(W)、メタリックピンク(P)、メタリックブラック(B)
約3時間充電・「ターボ」12分/「標準」20分/「自動」30分可動
ホコリ感知センサー付
壁面立掛用固定パーツ&使い捨てダストパック25枚付属

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ヘッド形状:超吸引毛取りヘッド
目詰まり対策:― ― ―
吸込仕事率:未公表[自動モード有]
10.8Vリチウムイオン充電池採用(1,500Ah)
全体重量:1.4kg(本体のみ:0.98kg)
運転音:未公表
色:ホワイト(W)
約3時間充電・「ターボ」12分/「標準」20分/「自動」30分可動
ホコリ感知センサー付
壁面立掛用固定パーツ&使い捨てダストパック25枚+ハンディ毛取りノズル付属


関連ページ:

IC-S7LK/KIC-S7L/IC-S7L(最上位シリーズ)

ESC-7DCK/ISC-7DCE/CK-N20M(上位シリーズ)

日立 PV-BC500/PV-BC200

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スティックハンディクリーナー/2WAYタイプ

コードレス掃除機比較


関連サイト:

IC-SLDC1 超軽量スティッククリーナー|アイリスオーヤマ公式サイト

PIC-SLDC1 ペット用軽量スティッククリーナー|アイリスオーヤマ公式サイト

手軽な紙パック式か、万能なサイクロン式か - アイリスオーヤマのスティック型掃除機を使い比べてみた(マイナビニュース)





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