スウェーデンのエレクトロラックス社から2014年4月14日に発売となった、コードレスハンディクリーナー「rapido(ラピード)」シリーズ3機種です。集塵方式は、少しだけサイクロンっぽいフィルター式です。
同社には、ハンディ&スティック兼用型の「エルゴラピード」のシリーズがあるのですが、これはそのハンディクリーナー部だけを取り出して売っているかのような体裁です。
性能・機能的な特徴としては、吸込口の下部分に小車輪が2つ付いており、テーブルの上等で吸込口を滑らせながら、使用できるようになっています。
3機種の違いを書きますと、
ZB6106WD | ZB5104WD | ZB5103 | |
タイプ | 乾湿両用 | 通常品 | |
バッテリー | 7.2Vリチウム | 4.8Vニッケル水素 | 3.6Vニッケル水素 |
充電時間 | 4時間 | 16時間 | |
稼働時間 | 「強」約10分 「通常」約14分 | 約10分(1モード) | |
ノズル | 隙間ノズル・吸水ノズル | 伸縮隙間ノズル ブラシノズル |
見ての通り、実は上位2機種が乾湿両用となっています。
吸引力に関しては、最上位の「ZB6106WD」でも、バッテリーの電圧は7.2Vに過ぎませんので、強いということはありません。
後の2機種に関しては、どうにか使えるという程度であるはずです。
リチウムイオンバッテリーとニッケル水素バッテリーでは、リチウムイオンの方が上位となり、中途半端な繰り返し充電に強く、保存性にも優れます。
ただ、充電時間に関しては、「ZB6106WD」の4時間は普通程度であるものの、「ZB5104WD/ZB5103」の16時間は最悪です。これで10分しか使えない訳ですから、少なくともそれらの面では これら2機種は充電式掃除機の中でも本当に最悪ということになります。
これら「rapid(ラピード)」は、海外メーカー製ということで、何となく高いというイメージを抱きがちですが、実は結構安物です。なので、性能がイマイチとは言っても、ある程度価格相応ということになっています。
しかし、製造メーカーのエレクトロラックス社は、家電メーカーとして世界トップ級の規模ですので、これらが1台あると、"何となくお洒落" と言えないこともないかもしれません。
あとは、全機種に充電台が付属しますが、本体を載せた状態で角度を縦方向で5段階に変更できるのが、一応ウリとされています。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・ZB6106WD ラピード・リチウム ウェットアンドドライ | |
・楽天 ・amazon [レビュー有] ・楽天レビュー: ・ヘッド形状:ノーマルノズル ・目詰まり対策:― ― ― ・吸込仕事率:未公表 ・7.2Vリチウムイオン充電池採用 ・本体重量:1.0kg ・運転音:未公表 ・色:ポーラーブルー ・4時間充電・「強」約10分/「通常」約14分可動 ・集塵容量0.5L/水容量100mL ・隙間ノズル・吸水ノズル付 ・ノズル部車輪、充電台付属 ・2014年5月追加発売 | |
・ZB5104WD ラピード ウェットアンドドライ | |
・楽天 ・amazon ・楽天レビュー:レビュー(_件)を参照 ・ヘッド形状:ノーマルノズル ・目詰まり対策:― ― ― ・吸込仕事率:未公表 ・4.8Vニッケル水素充電池採用 ・本体重量:1.0kg ・運転音:未公表 ・色:ディープブルー ・約16時間充電・約10分可動 ・集塵容量0.5L/水容量100mL ・隙間ノズル・吸水ノズル付 ・ノズル部車輪、充電台付属 | |
・ZB5103 ラピード | |
・楽天 ・amazon ・楽天レビュー:レビュー(_件)を参照 ・ヘッド形状:ノーマルノズル ・目詰まり対策:― ― ― ・吸込仕事率:未公表 ・3.6Vニッケル水素充電池採用 ・本体重量:1.0kg ・運転音:未公表 ・色:アイスホワイト ・約16時間充電・約10分可動 ・伸縮隙間ノズル、ブラシノズル付 ・ノズル部車輪、充電台付属 | |
関連ページ:
・rapido(ラピード)「ZB4128B/ZB4103/ZB4104WD」(旧モデル)
・PV1220 pivot3(ピボット3)(ブラック&デッカー社)
・ORB48/ORB72LI(ブラック&デッカー社)
関連サイト:
・ZB6106WD ラピード・リチウム ウェットアンドドライ|公式サイト
・ZB5104WD ラピード ウェットアンドドライ|公式サイト