RP-100 レイコップRP

「RP-100 レイコップRP」は、2015年2月28日にレイコップジャパン(韓国・ブカンセムズ社)から発売となった新型の布団用掃除機です。

このレイコップRPの正式な型番は、「RP-100J」ではなく、「RP-100」です。
実際に販売されている製品は「RP-100JWH」と「RP-100JBK」ですが、"WH" はホワイト色を、"BK" はブラック色を表し、そして残りの "J" は、日本向けであることを表しています。

レイコップの特徴としては、

に加え、

が付加されていることが挙げられます。

しかし、今回の「RP-100 レイコップRP」では、それらに加えて、

が追加されています。

更に、従来の機能も、

と性能がアップしています。

そして、これらをもって、この「RP-100 レイコップRP」は、レイコップのプレミアムモデルということになっています。

重大な欠点

この「RP-100 レイコップRP」は、重量が3.4kgです。これは電源コードの重量が別となっていますので、それを含めると3.6～7kgあるはずです。

この数値は、キャニスタータイプ(ヨコ型)の普通程度の機種(※例⇒日立「CV-PA30」)の本体重量と同等です。

なので、この新型レイコップは、布団上でああいったものを直接前後に動かすのと同じこととなります。

1.9～2.3kg程度の従来型レイコップでも、女性だとたまに重いと思う方もいらっしゃったようです。なので、それより1kg以上重い新型機は、あまり女性向けではないということになるはずです。

"ドライエアブロー" という名の温風機能は、実のところ簡易的な布団乾燥機機能ということになります。

ただし、レイコップは布団を横方向に、1往復に付き10秒程使うだけですので、布団は少し温まるだけとなり、大した効果はないはずです。

ダニ対策では、そもそも布団乾燥機は、完璧ではないにしても有効だとされていました。なので、布団乾燥をしたいのであれば、本来の布団乾燥機を使えば良いと思います。

使用後には、布団はホカホカ＋フカフカになりますので、お風呂が好きな方には特に向いているかもしれません。

価格もプレミアム

今回の新型レイコップRPは、実は価格が大問題で、定価にして従来機「RS」の30,650円の約2倍、59,800円もしています。RSが現在23,000円程度はすることから、単純計算で新型はその倍ということになります。

その為安くなっても、40,000円を切ることも難しいのではないでしょうか。

今回、温風機能が追加されたものの、他はそこまでコストがかかる変更だとは思えないので、もしかしたら少量生産を前提とした価格設定なのかもしれません。

デザインも、初代を除く従来型が計算され尽くしたそれに見えたのに対し、新型「RP」は、今一歩煮詰まっていないようにも見えます。

ちなみに、布団乾燥機の価格は、まともな物でも5,000円程度からありますので(※amazon)、布団乾燥をしたい方には、そちらの方が良いのではないでしょうか(※⇒「冬場の「最初からホカホカの布団」はマジでヤバい！『ふとん乾燥機』を知らない人は人生を大損してると断言できるレベル!![ロケットニュース24]」)。

そういうことにして、レイコップもスタンダード機の「RS」にしておけば、布団用掃除機自体も比較的軽く扱えます。

【シリーズ間での違い】

　※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。

・RP-100 レイコップRP
	・楽天・amazon ・楽天レビュー：レビュー(_件)を参照・ヘッド形状：振動(4パッド)＋モーター式回転ブラシ＋吸引＋温風ブロア・目詰まり対策：― ― ― ・吸込仕事率：67.4W /振動約3,600回/分・UV消費電力：16W ・本体重量：3.4kg(コードを含むと3.7kg程度) ・運転音：未公表・排気方法：― ― ― ・色：ホワイト(RP-100JWH)、ブラック(RP-100JBK) ・HEPAフィルター仕様