初心者の掃除機選び.com TOP > トルネオV(高遠心分離型) > VC-CL1200/VC-CL200 トルネオVコードレス

VC-CL1200/VC-CL200 トルネオVコードレス

VC-CL1200/VC-CL200は、2015年3月1日に東芝から発売となった、ハンディ・スティック兼用2WAYタイプのコードレス掃除機です。


その特徴としては、まずハンディ・スティック兼用タイプにはハンディタイプを基本として作られた型と、スティックタイプを基本として作られた型とがあるのですが、これらはその前者となります。

このタイプは重心が高く、長時間スティッククリーナーとして使うと不要に疲れます。

その為、どちらかと言うと、ハンディクリーナーとして使う時間が長い方向けだと言えるはずです。


▼ 吸引力

また、これら「VC-CL1200/VC-CL200」においては、ダイソンの「DC74」や「DC62」の超高性能モーター "デジタルモーターV6" と同等の、毎分最大約11万回転のデジタルモーター(直流ブラシレスモーター)が採用されたとされています。

更に、そのモーターで新開発の "ハイブリッド3Dターボファン" を回すことで、前年度型と比べて吸引力が高まったとされますが・・・相変わらず吸引力の目安となる "吸込仕事率" は未公表です。

これでは、幾ら吸引力が強い強いと言われても、ダイソンはおろか、シャープのフリードと比べても、どちらが吸引力が強いかは謎のままです。実際、高価格もあってそれなりに強いかと思いますが、他と比較してどうかは不明となります(それでもシャープよりは強いはずです)。


▼ サイクロン部

サイクロン部には、東芝がダイソン製を真似て開発した "バーティカルトルネードシステム" が前作に続いて採用されています。

これは複数の小サイクロンを用いて、吸気を分割して遠心分離をする、サイクロン方式としての本格的な仕組みで、これがある限りそれなりの高性能ではあるはずです。

しかし、ダイソンの現行機「DC74/DC62/DC61」が15個の小サイクロンを用いるのに対し、こちらは8個でしかなく、性能はあまり高くはないと思われます。

実際、家電量販店の店頭に出ている実演機のフィルターを見てみると、発売直後で使用時間はまだ大したことがないはずなのに、かなり汚れていました。ダイソンだと短期間でそういったことになることはないので、仕組みは似ていても、性能はかなり違うはずです。

ただし、シャープのフリードはこの本格的な仕組みを持たないため、これら「VC-CL1200/VC-CL200」はそちらに対しては優位に立ちます。

また、ダイソンではこの部分は水洗いできませんが、こちらではそれが出来るのが一応ウリとされています。


▼ ヘッド

これら「VC-CL1200/VC-CL200」は、どちらもダイソン製やシャープ製と同じくヘッドにはモーター式の回転ブラシを内蔵しており、絨毯上においてもそれなりの威力を発揮します。

特に今回の新型では、"トリプルファイバーブラシ" という、フローリング、畳、じゅうたんのそれぞれに対応する3種類の毛を植え込んだ物を採用したのがウリとされています。

しかし・・・ダイソン製では、ヘッドはキャニスタータイプ(ヨコ型)と基本共通です。

どうせなら、東芝もそうした方が良いのではないかと思えますが、下記の重量対策として、そうは出来ないのかもしれません。

また、ダイソン製2015年度型「V6 Fluffy」の発売時に、ダイソン社側がこの東芝製を使って吸引性能比較実験を行っていますが、やはりそれなりに差があるようです。これは排気性能に関しても同様ですが。



▼ 重量

両機種とも総重量は1.9kgですので、ダイソンDC74の2.3kgやDC62の2.03kgより軽いです。

しかし、ヘッドと延伸管抜きの本体重量は1.5kgのようなので、それらのダイソン製の1.22kgを約300g上回ってそこそこ重い部類となります。

これはハンディクリーナーとして使用する際は勿論として、スティッククリーナーとして使用する際にも、床ではなく手で支える重量の割合が比較的多いことを示しますので、使いにくさにつながっています。

ダイソンの場合、大きなゴミに強い特殊ヘッドを付けた「DC74」は勿論として、「DC62」においても主に床用ヘッドが重いはずです。

なので、全体を持ち上げる際には少し問題となりますが、単に床を掃除している限りでは、「DC62」の方が軽く使えるかもしれません。

今年度型では、性能表にハンディ部のみでの重量表記がありませんが、これらの部分を意識しているのではないかと思えます。


▼ バッテリー充放電可能回数約2,000回

これら「VC-CL1200/VC-CL200」は、他社の高級機と同じく、小型・軽量で繰り返し充電に強いリチウムイオンバッテリーを採用しています。

しかも、その充放電回数は約2,000回となっており、これはダイソン等に搭載されている平均的なリチウムイオンバッテリーが約500回程度であることから、その4ということになっています。

交換時の価格は、前年度型「VC-CL100」の例から見て、15,000円程度のはずですので、寿命を考え合わせれば、高いことに間違いはないにしても高過ぎる訳ではありません。

「DC74」用バッテリーだと、価格は8,640円しますので、その×4=34,560円分がこれらに載っていることになります。これは価格面からだけ見れば、選ぶに当っての決定的な要素となり得ます。

可動時間としても、「DC74」は "強" で6分、"弱" で16(パワーブラシON時)動くのに対し、こちらは "強" で6分、"弱" で20分ですので、吸引力はともかくとして、稼動時間は同等以上です。

ただし、充電時間は、ダイソンは約3.5時間で、こちらは約5時間かかります。


▼ ゴミ残しまセンサー

"ゴミ残しまセンサー" とは、まず吸気内のゴミを赤外線で探知し、ランプを点灯させることで使用者に知らせます。

また、これは自動パワーコントロールモードの判断材料ともされており、ゴミの有無に応じて吸引力を上下させることにもつながっています。

これら「VC-CL1200/VC-CL200」には、珍しいことに自動パワーコントロールモードは2種類あります。

  1. 自動モード
  2. セーブモード

まず、"自動モード" は、ゴミの探知により、"強" に切り替えます。これにより、約6〜20分間使用可能です。

"セーブモード" は、やはりゴミの探知により、ゴミがなければ "弱" で運転します。これにより、約20〜25分間使用可能です。

全部一度出来ないものかと思いますが、無理ということで・・・。

ちなみに、ダイソンにはこういったセンサーはなく、シャープだと床質センサーで、床面に応じて吸引力を切り替えます。


また、これらには、約3秒間ヘッドを浮かせると運転を一時停止する "節電ストップ機能" も搭載されています。

これもヨコ型機以外では珍しい機能で、これら以外だとやはりシャープのフリードにのみ搭載されています。


▼ 専用充電台付

トルネオVコードレスの、前年度型からの最大の利点が、この専用充電台の存在です。

ダイソンでは、充電台(収納台)は壁にネジで取り付けねばならず、シャープ製は別売です(壁掛け用フックの付属有)

しかし、トルネオVコードレスにおいては、どこにでも設置可能な床置き式が標準付属しています。

しかも、今年度型は本体共々、デザインとボディカラーがかなり良いようなので、珍しく海外製掃除機にも勝っている印象です。その為、普段目にする所に置いておいても、割と様になります(収納時写真)

また、前年度型とは違い、すき間ノズルも充電台に取り付けての保管が可能です。


口コミ「VC-CL1200」と「VC-CL200」の違い

これらの型番の数値は1000も違いますが、製品の違いは実は付属品(+ボディカラー&価格)のみとなります。

  • ふとん用ノズル
  • 洋服布用ノズル
  • 付属品用ホース
  • 付属品用収納バッグ

これらが付属するのが「VC-CL1200」(フルスペックモデル)で、付属しないのが「VC-CL200」(スタンダードモデル)ということになっています。

私は正直、本当に問題となるのは、付属品ではなくボディカラーではないかと思いますが・・・(笑)


口コミ前年度型「VC-CL100」との違い


VC-CL100VC-CL1200/VC-CL200
発売日2014年2月1日2015年3月1日
本体/全体重量1.8/2.3kg1.5/1.9kg
パワー自動モード×
運転モード2段階3段階
稼働時間8/20分6〜20〜25分
充電可能回数約2,100回約2,000回
集塵容積0.25L0.2L
本体固定ホース
&ブラシ付ノズル
×
ゴミ残しまセンサー×
充電台にすき間
ノズル取り付け
×
付属品セット×VC-CL1200のみ

トルネオVコードレスは、今回何とたった1年でのフルモデルチェンジとなりました。

最大の変更点は軽量化で、女性にはちょっと使いにくい物から、普通程度(軽くはない)になっています。

使用者が男性であれば、お値打ちとなった旧型を買うのも良いかもしれません。


 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


VC-CL1200 トルネオVコードレス
東芝 コードレススティック型サイクロン掃除機 「トルネオV コードレス」 VC-CL1200-R グランレッド楽天
amazon
楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:新軽量パワーヘッド(パワーブラシ)
目詰まり対策:(バーティカルトルネードシステム[8気筒])
吸込仕事率:未公表
18.5Vリチウムイオン充電池採用
本体重量:1.5kg/ 全体重量:1.9kg
運転音:未公表
色:グランレッド(R)グランホワイト(W)
5時間充電・「強」約6分/「自動」約6〜20分/「弱」約20〜25分可動
ゴミ残しまセンサー&節電ストップ機能
充電台、ふとん用ブラシ、洋服布用ブラシ、付属品用ホース、応用付属品用収納バッグ付

VC-CL200 トルネオVコードレス
東芝 コードレススティック型サイクロン掃除機 「トルネオV コードレス」 VC-CL200-G グリーン楽天
amazon
楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:新軽量パワーヘッド(パワーブラシ)
目詰まり対策:(バーティカルトルネードシステム[8気筒]
吸込仕事率:未公表
18.5Vリチウムイオン充電池採用
本体重量:1.5kg/ 全体重量:1.9kg
運転音:未公表
色:グリーン(G)ダークメタリック(H)
5時間充電・「強」約6分/「自動」約6〜20分/「弱」約20〜25分可動
ゴミ残しまセンサー&節電ストップ機能
充電台付


前年度型

VC-CL100 トルネオVコードレス
東芝 サイクロン式 コードレスクリーナー(グランレッド)【掃除機】TOSHIBA TORNEO V cordless(トルネオ ヴイ コードレス) VC-CL100-R楽天
amazon [レビュー有]
楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:軽量パワーヘッド(パワーブラシ)
目詰まり対策:(バーティカルトルネードシステム[6気筒])
吸込仕事率:未公表
18.5Vリチウムイオン充電池採用
本体重量:1.8kg/ 全体重量:2.3kg
運転音:未公表
色:グランレッド(R)ターコイズブルー(L)グランホワイト(W)
5時間充電・「強」約8分/「弱」約20分可動
節電アイドリング機能
ショルダーベルト、充電台付


関連ページ:

V6 Fluffy/V6 Motorhead(ダイソン)

DC74/DC62/DC45(ダイソン)

EC-SX310/EC-SX210 FREED(フリード)(シャープ)

HC-VXE20P iNSTICK(三菱)

PV-BC500 パワーブーストサイクロン(日立)

CS3250 ORA(オーラ)(ブラック&デッカー)

エルゴラピードリチウム(エレクトロラックス)

マキタ・コードレス掃除機比較

VC-CLF1 布団用トルネオVコードレス(兄弟機種)

VC-CL100 トルネオVコードレス(前年度型)

コードレス掃除機比較

MC-BR31G プチサイクロン(パナソニック製ヨコ型コードレス機)

東芝掃除機/トルネオロボ


関連サイト:

VC-CL1200(R)(W)|東芝公式サイト

VC-CL200(G)(H)|東芝公式サイト

グラスファイバー素材の採用で軽量1.9kgのコードレスサイクロン式クリーナーの発売について|東芝プレスリリース

家電製品ミニレビュー 2Lのペットボトルより軽い1.9kgで、楽々お掃除できるコードレススティッククリーナー(家電Watch)





×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。