2013年現在、大型スーパーのイオンで「ルンバ538[53806]」(国内正規品)が販売されています(※⇒「イオンネットショップ」)。
これは、一応大型スーパーのイオン専用型番ということになります。
しかし、ダイエー等(数年ぶりに聞いた名前!)でも販売されていることが判明し、どうも量販店用モデルであるらしいということが分かりました。
この「538」は、基本的に2012年2月24日発売の「537J」に相当します。
性能としては、ホームベース(充電基地)は付いていますが、スケジューラー(時刻予約機能)が省略されています。
新世代プログラムの高速応答プロセス "iAdapt(アイ・アダプト)" もしっかり搭載されており、バッテリー寿命も約1.5年と、それ以前のものの1.5倍に達しています。
ただし、発売が比較的新しいということで、メインブラシが700,600シリーズと同じ柔らかいバージョンに変更されています。
付属品の、ルンバが侵入不可能な赤外線の壁を作る "バーチャルウォール" は2つ付属しており、交換用フィルターも1枚付属しています。
その為、このルンバ「538」は、実質的には2012年10月19日発売の「630」に相当することになります。
ただし、大きな違いとして、ボディカラーがイオン専用の "ディープレッド" ということになっています。
という訳で、イオンの売値の37,800円はかなり安いと思います。イオンによる5年間保証を1,890円で付けても4万円以下ですので、魅力はかなり高いです。(※イオンからは、トップバリュブランドの格安ロボット掃除機「TV-RC001」も発売されています)
▼ 53884 ピンクリボンモデル
600シリーズの発売と同じ2012年10月19日には、やはり537Jのボディカラーを変えて作った「ルンバ53884 ピンクリボンモデル」が発売されています。
これは、乳がんの早期発見の啓発活動であるピンクリボン運動の協賛モデルとなります。
537Jとのボディカラー以外の違いとしては、ピンクリボン啓発小冊子、ピンクリボンモデルオリジナルシール、ピンクリボンピンバッチ、の3種類が、特別付属品としてついていました。
単にそれだけであるはずです(※⇒発売時プレスリリースファイル)。
▼ 53898
一部に「53898」という型番もあるようですが、これは国内正規品ではない可能性が高いです。
非正規輸入品(並行輸入品)は、メーカーの正規の修理を拒否されますので、修理をする場合には販売店に依頼するか、自分でルンバの修理が可能な修理業者を選んで依頼する必要があります。
販売店は、並行輸入品の大手であれば、自社での修理が可能ですが、零細業者だとアメリカのアイロボット社に直接依頼してくれ等と平気で言う場合もあるようです。
なので、これらの話を聞いて特に何とも思わない、機械慣れした方であれば問題はありませんが、そうでない方は避けておいた方が無難です。
※ボディカラーが違って見えるのは写真のせいで、通常の「538」と全く同一だと思います。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・ルンバ538 ― ― ― | |
・楽天 ― ― ― ・amazon ― ― ― ・ヤフオク! ・楽天レビュー: ・ヘッド形状:パワーブラシ ・目詰まり対策:― ― ― ・重量:3.7kg ・自動充電機構 ・3時間充電・60分可動/最大可動時間90〜120分 ・色:ディープレッド ・リモコン&バーチャルウォール×2付 | |
・ルンバ ピンクリボンモデル 53884 ― ― ― | |
・楽天 ― ― ― ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・ヘッド形状:パワーブラシ ・目詰まり対策:― ― ― ・重量:3.7kg ・自動充電機構 ・3時間充電・60分可動/最大可動時間90〜120分 ・色:ピンク ・リモコン&バーチャルウォール×2付 ・ピンクリボン啓発ツール(小冊子+バッチ+オリジナルシール)付 | |
関連ページ:
・ルンバ「622/621」(2014年度型)
・ルンバ539(ビックカメラ用)
・自動掃除機ルンバ(入門ページ)
・790/660,650/595/560/550/530(並行輸入品)
・ロボット掃除機比較(ルンバの類似品の数々&違いについて)
関連サイト:
・iRobot 自動掃除機ルンバ 日本公式サイト(セールスオンデマンド社)
・人気のピンクリボンモデル お求めやすい新価格で発売(セールスオンデマンド者PDFファイル)