「ルンバ539」は、米・アイロボット社から販売されているロボット掃除機・ルンバの1バージョンで、ビックカメラグループ(ビックカメラ+コジマ+ソフマップ)の専売用型番です。
2014年4月1日の発売品で、勿論日本国内正規品ということになっています。
この機種は、基本的に2012年2月24日発売の「537J」に相当します。
性能としては、充電基地は付いていますが、時刻予約機能が省かれています。
新世代プログラムの高速応答プロセス "iAdapt(アイ・アダプト)" もしっかり搭載されており、バッテリー寿命も約1.5年と、それ以前のルンバの1.5倍に達しています。
ただし、発売が比較的新しいということで、メインブラシが700,600シリーズと同じ柔らかい新型に換装(変更)されています。
付属品では、ルンバが侵入不可能な赤外線の壁を作る "バーチャルウォール" が2つ付属しており、交換用フィルターも1枚付属しています。
その為、このルンバ「539」は、実質的には2012年10月19日発売の「630」に相当することになります。
■ ルンバ621,622でもOK
現在の廉価版ルンバ最新型は、ルンバ「621/622」ですが、そちらはバーチャルウォールが、スイッチを入れると2時間で切れるのではなく、ずっとONのままとなる新型 "オートバーチャルウォール" が1つのみ付属します。
「539」に付属するそれは、2時間で自動的にOFFとなる従来型です。これは使う度に一々電源を入れなければならないものの、電池(単2×2)を節約しやすいので、どちらが良いとは一概には言えません。
しかし、最新の「621/622」では、バッテリーが2倍の寿命を持つ "XLifeバッテリー" となっているので、言わば従来のバッテリーが2つ付属することになり、かなりお得となっています。
なので、バーチャルウォールが1つのみで良いのであれば、「621/622」にしておいた方が良いでしょう。
尚、バッテリーに関しては、交換時には "XLifeバッテリー" を購入してこの「539」に装着することが可能です。
従来型バッテリーとXLifeバッテリーは互換性がある上に同一価格なので、今後は全てXLifeが採用されるであろうと共に、交換用バッテリーとしても、従来型は公式ストアでは既に取扱いが終了しています。
■ イオン用538
また、この「539」とよく似た特殊型番として「538」が存在しています。
それは基本的に大型スーパーの "イオン" 用の型番ですが、当「539」とはボディカラーが異なるだけの同一品です。
しかし、イオンでは既に取扱いが終了しています。その他の、一部ショップでの取扱いはまだ一部ありますが、いつ終わってもおかしくない状況です。
■ ルンバ福袋
実は、2015年正月に、ビックカメラで「ルンバ福袋」が29,800円(税別)で売り出され、その中身が当「539」だったようです。
通常価格は39,800円(税別)なので、確かにかなりお得です。
しかし、現在 "Yahoo!オークション" で未使用品が複数出品されています。
いらないなら、買わなければ良いと思えますが、元々転売目的だったのでしょうか。
600シリーズは既に結構安いので、あまり儲かりそうにない気もしますが・・・。
今日おばあちゃんがルンバ福袋を購入していた pic.twitter.com/3qS0CDQaKA
— るーくん。 (@MouM_0514) 2015, 1月 1
ビックカメラの福袋で手に入れた
ルンバちゃん
29800円と低価格になったもんだゎ
働く姿が健気でかわいい(*´∀`) pic.twitter.com/tIDxTCRw1a
— フラダリ (@yurily00) 2015, 1月 6
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・ルンバ539 ― ― ― | |
・楽天 ― ― ― ・amazon ― ― ― ・楽天レビュー: ・吸込仕事率:未公表/対応床面積:約25畳 ・重量:約3.7kg /運転音:未公表 ・サイズ:直径34.0cm×高さ9.2cm ・3時間(自動)充電・60分可動/最大可動時間90〜120分 ・段差乗り越え:2.0cm程度 ・色:プラチナシルバー ・リモコン&バーチャルウォール×2付 ・(予備フィルター×1付) | |
関連ページ:
・自動掃除機ルンバ(入門ページ)
関連サイト:
・iRobot 自動掃除機ルンバ 日本公式サイト(セールスオンデマンド社)
・“下位ルンバ”は最安の「539」と一個下の「870」が人気(日経トレンディネット)