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ワンピース・ロボット掃除機「モデルチョッパー」の正体

2014年10月に、バンダイのウェブサイト・プレミアムバンダイにて、漫画・アニメ「ワンピース」の登場キャラクター、チョッパーをプリントしたロボット掃除機が、1,000台限定で発売されます。

価格は、13,824円+送料540円となり、予約は2014年8月29日13時より開始されます。


このチョッパーモデルのロボット掃除機は、実はあのルンバに匹敵する高性能な製品で・・・等ということは勿論ありません。

これは小型機で、最大掃除面積は15畳ですので、ルンバの25畳の6割です。

お掃除ロボットと言えば、充電基地を備えており、掃除が終わると自分で戻って充電するイメージがあると思いますが、これは安物ですので、そのような高等機能はありません。

充電地が切れると、どこかで停止してピッピッ・・・と救難信号を発しますので、使用者がそれを元に本体を探し当て、充電台に立てておいてやることで充電を開始します。

清掃機能に関しては、"サイドブラシ" という、本体両サイドのゴミを吸引口の前に掻き集めるブラシは左右に2本付いていますが、普通の掃除機のヘッドにあるような縦回転の回転ブラシは付いていません。

それに加えて、吸引力自体も弱いので、絨毯上ではあまりゴミを吸い込むことは出来ません。

なので、基本的にフローリング用ということになります。

行動パターンも、ランダム・渦巻き移動、壁伝い移動の3つを組み合わせて行うだけで、人工知能と言える程の物は持ち合わせていません。当然ゴミセンサーの類もありません。

しかし、高さ10cm以上の段差を検知して落ちないようにするセンサーは装備しています。これがないと、玄関や2階の階段付近では使えませんので、付いていて当前と言えば当前です。しかし、TVCMも流れていた大型ショッピングセンターのイオン(aeon)のロボット掃除機には付いていませんので、少しだけ高機能です。


このロボット掃除機・モデルチョッパー(?)製造元はバンダイではありません

製造メーカーはCCPという無名企業ですが、実はここはバンダイの子会社です。資本金1,000万円で、従業員数はたった40名の会社ですが、なので意外なことに、実はバンダイの血統品ではあります。

当然、これにはCCPのオリジナルバージョンもあり、正式名称はCZ-860 ラクリートといいます。発売日は2011年11月で、希望小売価格は21,000円となっています。

ただし、これまた当然ながら、バンダイの「モデルチョッパー」はプレミアムバンダイ限定で、余計な(笑)キャラクターが使用されている分、実売価格としては割高です。

どうしてもチョッパーが印刷されている物が欲しいのでなければ、普通に市販されている物を買った方が経済的です。しかし、キャラクター物の購入を検討中の方にそういうことを言うのは、野暮でしかないのかもしれません(笑)。


ワンピース ロボット掃除機 チョッパーモデル ワンピース TVアニメ15周年記念

ワンピース TVアニメ15周年記念 『ワンピース ロボット掃除機 チョッパーモデル』

価格:13,824円+送料540円


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