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トルネオロボ VC-RCX1,VC-RVD1,VC-RV1の短所と欠点

2014年9月上旬に東芝から発売となる、ロボット掃除機の新シリーズTORNEO ROBO(トルネオ ロボ)VC-RCX1,VC-RVD1,VC-RV1の3機種です。

以前は、何と消費者に内緒で韓国・サムスン電子製のOEM品「Smarbo(スマーボ)」シリーズを販売していましたが、今度こそ自社開発品との話です。

これは開発に約2年半かけた自信作だそうですが、初代スマーボ「VC-RB100」の発売が2011年10月で、2代目「VC-RB8000,VC-RB7000」が2012年9月の発売なので、ちょうどその中間で開発に取り掛かったことになります。

時間を掛けて開発したのは素晴らしいと思いますが、東芝を信頼してまんまと間に合わせのサムスン製(しかも、本名はルンバをパクった "タンゴ")を掴まされた方は、果たして浮かばれるのでしょうか・・・。

▼トルネオロボの特色

特徴としては、基本的にはよくある普通のロボット掃除機です。極論すれば "東芝製ルンバ" であるに過ぎません。

ただし、、、


◆ ダストステーション(ゴミ収納機能付ホームベース)

この上位2機種「VC-RCX1,VC-RVD1」には、ホームベース(充電基地)に本体のダストボックスに溜まったゴミを吸い出す機能が付いています。そしてそのおかげで、人の手によるゴミ捨ては、ホームベースに吸いだされたゴミを約1ヶ月に1度捨てるだけで良いとされています。

ただし、それらのホームベースにおける集塵容積は0.7Lで、そこにトルネオロボ本体の集塵容積0.2Lを加えると計0.9Lです。ルンバ800シリーズのそれは(勿論本体のみで)約0.4Lですので、こちらはダストステーション付トルネオロボの約44%の集塵容積ということになります。

0.9Lで約1ヶ月間(≒30日)持つとすれば、0.4Lでは約13日間持つということになります。

約2週間持つということになれば、ルンバで十分じゃないかと考える方も、それなりにいらっしゃるのではないでしょうか。


また、この機能は東芝独自の物ではなく、旧スマーボVのサムスン電子版には上位機種として設定がありましたし、やはり日本未発売のドイツ・ケルヒャーのロボット掃除機にもその機能は以前から付いています。

同機能はロボット掃除機未発売の日立製試作機(2003年頃)にも設定がありましたが、これは計画が立ち消えとなっています。

なので、実のところ単に日本が遅れていると言えばそういうことになり、東芝を賞賛する程の話ではありません。

尚、下位機種の「VC-RV1」には、この機能のない一般的なホームベースが付属します。


◆ サイドアームブラシ

今回の「TORNEO ROBO(トルネオ ロボ)」シリーズでは、左右に1本づつあるサイドブラシ(ルンバ名:"エッジクリーニングブラシ")の取り付け位置が、円形のボディから両腕のように飛び出した形となっています。更にブラシの長さを従来より24mm長くしたことで、円形ロボの懸案であった部屋の角のゴミの99%を捕集可能となりました。…ということになっていますが、YouTubeでの動画やこの画像を見る限り、やはり角にまでは届かないように見えますが・・・。

これはバネ仕掛けで障害物に当ると引っ込むそうなので、どこでも方向転換をしやすいという、円形ボディの長所を消さない上手い形となっています。

これでボディを四角くした韓国・LG電子の「ホームボット・スクエア」の立場がなくなってしまいましたが、それはともかくこれも東芝独自のアイデアという訳ではありません。

実は、形は少々違いますが、スマーボのオリジナルシリーズの1つ・サムスン電子製「VR10F71UCAN SMART TANGO」で、既に同等のアイデアが実用化されています(所詮東芝では、「師匠」には敵わないようです)

東芝 ロボット掃除機 スマートロボットクリーナー スマーボ SmarboV VC-RB7000(K)

こちらの画像は、東芝スマーボV「VC-RB7000」です。

しかも、上の白いトルネオロボの静止画を見ると、サイドアームは短く見えますが、実はそれが限界の長さで、1cm程度しかありません。その程度であれば、単にサイドブラシを長くすれば済む話です。なので、これは実用上の要請というより、デザイン上の特徴・アクセントを生むことが、事実上の主な目的となっていると思えます。


なので、結局これらのウリとなっているアイデアは、サムソンがスマーボのオリジナルシリーズで実用化している物ばかりということになります。

ただし、前述の日立製開発中断機種が、円形ボディから吸引口そのものを腕として伸ばし、部屋の隅や角のゴミを吸い取る方式でしたので、これは日本に以前からあったアイデアということにはなります。

しかも、その日立製は、ゴミを弾きホコリを立てるサイドブラシは使わず、吸引だけで掃除をしようとしていましたので、そちらの方がアイデアとしては一応上位になると思います。

日立は、未だロボット掃除機を発売する気配がありませんが、一体何をしているのでしょうか。


◆ カメラ機能(スマートフォン連携)

あとは、最上位機種の「VC-RCX1」にのみ、ココロボの最上位機種のように、屋外からスマートフォンを使い、室内の特定の位置の写真を撮影する機能を搭載しています(VGA30万画素+歪補正処理型広角レンズ)

これには "フォトポインター" というマーカー的な小機器が必要で、それを撮影地点に置くことで、「VC-RCX1」が該当箇所を認識し、移動します。これは3つまで同時使用が可能ですが、本体とセットなのは1つのみなので、複数必要な場合には買い足す必要があります(税別価格:4,700円)

この機能は必要ない方が多いと思いますが、在宅の子供やペットの様子が気になる方には、あっても良いのかもしれません。

ただし、この機能には、別売のホームゲートウェイ「HEM-GW13A(32,400円)」と東芝・フェミニティ倶楽部への入会(入会金:1,000円/月額サービス料:500円)が必要です。そしてそれらと通信する為のパソコンと、常時接続のブロードバンド・インターネット環境も必須とされています。

この通信機能に関しては、さすがにカメラの操作だけというものではなく、本体のタイマー設定も可能だとされています。

なので、既存の無線LAN環境と(それがなければ機器の新規購入が必要ですが、「HEM-GW13A」程高くないです)、無料の専用アプリをスマートフォンにDLすれば良いココロボの上位機種(現行型:「RX-V200」)と比べて、余計な手間と費用がかかります。

この機能には、さすがにシャープ・ココロボ対策としてわざわざ追加した気配もありますが、結局ウリとなる新機能は、全部他社が既にリリースしているものということになります。

▼基本機能について

TORNEO ROBO(トルネオロボ)「VC-RCX1,VC-RVD1,VC-RV1」は、最新・高額な商品だけあって、ロボット掃除機の基本機能においても基本的に高度です。


◆ 段差乗り越え2.0cm

従来のスマーボは、段差乗り越え能力は1.5cmまででした。

ルンバやコーボルトVR100Botvac85/75ホームボットスクエアScout RX1といった機種は2.0cmまでで、それらでも段差乗り越えは完璧という訳ではありません。なので、掃除途中で停止しない為には、やはり2.0cmは最低限なのだと思います。


◆ ゴミセンサーの採用

これは前作・スマーボVにも採用されており、反応の仕方こそ違うものの、ルンバとココロボにも採用されていますが、それ以外では殆ど見かけないものです。

トルネオロボにおけるこの機能は、ゴミを吸った際にセンサーがそれを察知し、そこには他にもゴミがあるかもしれないと判断します。そして、その場で左回りでグルリと2回円を描くように掃除をします。

また、特にゴミが多いと判断される場合には、四角形を描くように掃除をするようです。


◆ 超音波センサーの採用

ロボット掃除機は普通赤外線センサーで障害物を探知しますが、赤外線は透明ガラスや黒い物体を探知出来ません。なので、その欠点がない(とされる)超音波センサーは、上位装備となっています(ココロボや、LG・ホームボットスクエアが超音波型)。


◆ 床面に沿って上下可能な、本体裏・回転ブラシユニット

これは段差で引っ掛かりにくくする為であるとの話ですが、ルンバの場合は絨毯とフローリング(硬質床)で回転ブラシを使い分ける為にブラシユニットを上下させています。


◆ ファンモーター・毎分最大約12,500回転

モーターの回転数を公表しているメーカーは、この他はシャープだけですが、例えばココロボの現行型標準機「RX-V90」では、通常毎分約11,000回転で吸引し、ゴミを察知すると毎分約16,000回転にまで回転数をアップしています。

なので、強力だと書いてあるのでそうなのかもしれませんが、シャープと比べると「?」といった感じではあります。


◆ 毎日使っても約3年間使用できる、長寿命リチウムイオンバッテリー

現在、ルンバ以外の高額機種では、


 1.小型・軽量

 2.継ぎ足し充電に強い

 3.長期保存にも強い


という特性の、高価・高性能なリチウムイオンバッテリーの採用が普通となっています。

しかし、この「TORNEO ROBO(トルネオ ロボ)」では、それに加えて充電可能回数が通常の約2倍の1,100回もある、その長寿命版を採用しています。

バッテリー交換費用も、13,000円(税別)ですので、同じ充電回数を誇るココロボの15,000円よりも安く、充電回数が約半分のルンバの "XLifeバッテリー" の10,000円(税別)と比べると格段に安いです。

ただし、ユーザーによるバッテリー交換はココロボと共に不可能で、メーカー送付の必要があります。

▼従来機種・スマーボとの掃除方式の違い

「TORNEO ROBO(トルネオ ロボ)」では、従来のスマーボのように光学カメラを駆使して部屋をマッピング(地図化)し、雑巾がけのように順序立てて掃除をするのは止めて、ルンバココロボのようにランダムを基本とする移動パターンに変更されているようです。

これらには、70通り以上の行動パターンがあるとされていますが、これはその数が40以上だとされるルンバを一応大きく上回ります。

その為のセンサーは27個だとされていますが、スマーボVでは45個だとされていました。マッピング用の光学カメラがなくなったことが主となりますが、なので実はその数はかなり減っています。

また、部屋中を平均4回、あらゆる角度から掃除 <平均4回、もれなく走行>等と書かれていますが・・・これはルンバの中核的な宣伝文句そのものです。なのに、平然どころか、妙に強調しながらそれを使うとは、以前の方式にはそれだけ懲りたという事なのでしょうか?(笑)

▼「VC-RCX1,VC-RVD1,VC-RV1」の欠点

トルネオロボは、東芝の企画部長が、

開発費は通常の10倍以上。将来のロボット技術の蓄積も考えた判断です(ダイヤモンドオンライン)

と述べるだけあって、パッと見では欠点は見当たりませんが、使ってみるとそれなりにあるようです。

"ルンバみたい" としか言いようがないのも、欠点の一つと言って良いと思いますが・・・。


◆ フィルター性能に問題があるよう

実は、トルネオロボ本体の専用フィルターは、ルンバとは違って水洗いが可能で、痛むまで繰り返し使えます(交換用フィルター:1,080円)。

ルンバには定価:1,620円(800,700シリーズ。600は1,080円)のフィルターが年に3,4枚必要(週に4度使う場合)、つまり4,860〜6,480円の費用がかかりますので、これは大きなメリットとなります。

しかし、その代わりに性能は低いようで、家電Watchで実験したこの画像を見ると、0.3μmの非常に細かい粉末とは言え、相当量が通り抜けてしまっています。なので、使いたくない方もいらっしゃるかもしれません。

実はルンバでは、4〜5回使う度に、フィルターを他の掃除機で吸う等して、清掃することが必要とされている、つまり、およそ週に1回のフィルター掃除が必要だとされています。

そしてその場合、1ヶ月に約4回のフィルター掃除が必要とされていることになります。

しかし、日立は「VC-RCX1,VC-RVD1」の2機種において、1ヶ月間ゴミ捨て不要を謳っています。

ゴミ捨ては1ヶ月不要でも、フィルター掃除は月に4度程度必要だとはまさか言えませんので、フィルターも少なくとも1ヶ月は掃除されないのが前提となっているはずです。

なので、もしかしたら、それでも目詰まりすることがないフィルターにする為に、目が粗いのかもしれません。

ちなみに、トルネオロボにフィルター清掃の目安はなく、"よごれが気になるときや、ゴミを吸い込まなくなったとき" にお手入れが必要だとされています。


◆ 排気口が本体裏?

画像(1,2)を見る限り、本体の上面・側面や後方には排気口が見えません。・・・どうやらのようです。

さすがに感心出来ませんが、排気口に見える部分が吸引口の前、かつ左右のタイヤの間ということもあって、不可という程ではありません。

実はこの動画に稼働時の本体裏が映っていますが、よく見ると紙屑が吸引口の中央に向かって吹き込まれています。

また、店頭の実演機で確認しましたが、稼動中に本体と床とのすき間から排気が噴き出しているということは、ありませんでした。

ロボット掃除機の排気は、後方に出す場合は勿論として、上方に出す場合でも、ベッドの下等ではやはりどこかのホコリを舞わせることになります。

なので、本体裏に排出していても、上手く処理出来ているのであれば、上出来と言って良いのかもしれません。

ただし、この機種は吸引口を丸ごとぶら下げて引きずっているので、それが絨毯に半ば埋もれるような場合には、排気が上手く吸引口に届かず、本体と床とのすき間から側面に拭き出すことがあるかもしれません。


◆ 掃除時間が長過ぎる

しかし、GetNavi12月号によれば、同じランダム移動型のルンバ880とココロボ RX-V200が、20分程度で試験部屋の掃除を終えたのに対し、トルネオロボ VC-RCX1は69分17秒かかっています。トルネオロボの最大稼動時間は70分ですので、ほぼ充電池を使いきったことになります。

ルンバにおいては、掃除中に走行しながら室内の広さを把握し、ゴミセンサーからの情報と合わせて掃除時間を決めています。

これがココロボ(RX-V200&RX-V90)の場合には、起動時に超音波を使って室内の広さを把握し、やはり掃除時間を決めています。

このトルネオロボの場合には、とにかく走れば室内はより綺麗になるとばかりに、どうやらそういった機能が実装されていないようです。

しかし、それら3機種においては、ゴミの取れ方はほぼ同じだったそうですので、これの場合は少々効率が悪過ぎです。外出時に使う場合は良いとしても、在宅時には鬱陶しいかもしれません。

また、掃除時間が長くかかれば、ロボが座礁・停止するリスクも少しは増すと考えられます。

しかも、おまけ話として、"ダストステーションを探すのにやや手間取った" とありますので、実のところ、もうほんの少しで充電基地に辿りつけずに停止するところでした。

ルンバの120分(通常時は60分での帰還が目安)、ココロボの100分+20分(帰還用)に比べると、これは最大稼動時間が短いですので、ダストステーションには効率的に帰還可能な仕組みが必要であるはずです(恐らく、後継機種では改善されるものと思います)。

ちなみに、GetNaviの紙面にはROBOT CLEANER WARSと称して、「"ルンバ帝国"に国内外の有力メーカーが挑む!」とありますが、どうやら下のが面白かったようです。ルンバ880のブラック色は、スターウォーズのダースベーダーのブラックと何となく似ています。

STAR WARS  アダルト ダース・ベーダー マスク    Adult Darth Vader Mask 3446

◆ 小回りが利かないよう

一応、「家具の脚まわりも回ってお掃除」とタイトルが付いていますが、どう見ても上手く行っていません。

また、ゴミセンサーが反応して左回りをする動画も上にありましたが、そちらでも確かに円の描き方が大きすぎます(それだけ大きく回ってしまうと、回れない場所が多く出てくるものと思います)。

しかし、ルンバをよく見ていても、細い棒(テーブルや椅子の脚)の周りをグルりと一周することはありませんし、多分ルンバが同じように回っても、同程度にしか出来ないものと思われます。

自動掃除機ルンバ

やはり、同じ場所を何度か違う角度からチャレンジする内に、全体を綺麗にするというのが、このようなロボットの掃除の仕方なのではないかと思います。


◆ 吸込口が後方すぎる

本体裏の吸込口は、出来るだけ前方にあった方が、前方から障害物・壁際に突っ込んだ際に、回転ブラシがそれらの近くにまで届くので、ゴミを吸い込みやすいです。

しかし、「TORNEO ROBO(トルネオ ロボ)」は、吸込口が少々後ろ過ぎます。

もっとも、ルンバでも似たようなものですので、その点ココロボはマシで、BotVac85/75コーボルトVR100は素晴らしいと思います。


◆ サイドブラシが2本、かつ長い

サイドブラシは、ゴミを本体側に集めるだけでなく、遠くへ弾きますし、また、それが回ることでホコリも立ちます。なので、ルンバには片側の1本しかないのだと思います。

しかし、これらには長さ自慢の物が2本も付いています。これはそれらの観点から見れば、あまり好ましくありません。

ただし、長さに関しては、勿論部屋の角のゴミに強いこととの、そして2本あることに関しては、硬質床での掃除範囲の広さと、壁際を本体の左右のどちらを使っても掃除できる柔軟さとの、トレードオフ(二律背反)の関係となっています。

また、実のところ、部屋の角に強いと言っても、それは基本的にフローリング限定です。サイドブラシは、横に回るだけですので、絨毯上ではあまり役に立ちません。

やはり、家電Watchの実験画像を見ると、何と床に捲かれた粉末が宙に捲き上げられ、本体上部に積もっています。

これは、本体裏の排気が捲き上げた可能性も捨てきれませんが、サイドブラシが捲き上げた可能性の方が高いはずです。

また、さり気なく "床が粉っぽいのは、巻き上げたゴミのようだ" 等と書いてあります。

それは当然掃除後の話ですので、それなりに深刻な話だと思います。


◆ バーチャルガードは別売

これはルンバで言うところの "バーチャルウォール" 、つまり、ロボット用の赤外線による侵入防止フェンスを張る為の小機器ですが、これが本体に1つも付属せず、別売となっています。

東芝 バーチャルガードTOSHIBA TORNEO ROBO(トルネオ ロボ)専用 VJ-RBG3

価格は1つ3,980円(税別)ですので、ルンバ用やココロボ用よりは安いですが、それだけに1つ位は付属しても良いのではないでしょうか。


◆ トルネオなのに、サイクロン式ではない

東芝ではこの "トルネオ" という名称は、従来自社製サイクロン掃除機のシリーズ名として扱われています。その意味は、"トルネード(渦巻き)" で、つまりはサイクロンそのもの(+ロボ=サイクロンロボ)を表しています。

しかし、この「TORNEO ROBO(トルネオ ロボ)」の集塵方式は、サイクロン式ではなく、単なるフィルター式でしかありません。

2年半も考える時間があって、結局暫定ネームレベル止まりなのかと思うと、製品の完成度は本当に大丈夫なのかと不安になります。


◆ 韓国のマミロボットに似てる

ロボット掃除機 マミロボット ポロK5 (チタン)

韓国には知る人ぞ知る、「マミロボット」というロボット掃除機があり、日本でも中程度価格帯で販売されているのですが(低価格ルンバ「600シリーズ」の展開に伴い、天寿を迎えています)、パッと見、どちらが東芝で、どちらがマミロボットなのか全く区別が付きません(泣)。東芝の開発者は、一体どこで何をしていたのでしょうか。

"韓国面に落ちる" という言葉を聞いたことがありますが、もしかしてこういったことを言うのでしょうか。


◆ 夢の見過ぎ・・・では?

会見した石渡敏郎社長は「東芝グループ全体の技術を結集した。まずは日本で現状5%弱のシェアを早い段階で20―30%まで伸ばしたい」と意気込んだ(日刊工業新聞)

確かに、溜まったゴミを自動で吸い出してくれる仕組みは、日本には今までなかったので、便利だと評判を呼ぶ可能性はあります。しかし、サムスン製OEM機であるのを伏せて "初の国内有名メーカー製" いうことにした旧スマーボの、最低でも4〜5倍の売り上げというのは果たして可能なのでしょうか。

また、この発売月の9月には、ダイソン入魂のロボット掃除機「360 Eye」が発表されています。

これによりトルネオロボは、発売直後にもかかわらず、単にルンバを模した旧世代機となってしまいました。

家庭用ロボット掃除機が発売されてはや13年ですから、今更既存品と似たような物を、自社開発しました、さあどうだ、と出されても、やはり周回遅れなのかもしれません。


◆ 3機揃わないとロボになれない!?

東芝 ロボット掃除機 (グランホワイト)TOSHIBA TORNEO ROBO(トルネオ ロボ) VC-RCX1-W東芝 サイクロン式 コードレスクリーナー(グランホワイト)【掃除機】TOSHIBA TORNEO V cordless(トルネオ ヴイ コードレス) VC-CL100-W東芝 VC-S23-S  サイクロン式クリーナー真トルネオロボ「トルネオ3」

実はトルネオロボは、それのみでは実力を発揮できず、これら東芝トルネオ3機(トル・ファイター+トル・キャノントル・タンク)が合体してこそ、真のトルネオロボ(トルネオ3)になるという噂があります(笑)。

そしてそれなくしては、敵に打ち勝つことは出来ません。

敵というのは・・・勿論アメリカ帝国のダースベーダーです。

iRobot ロボット掃除機アイロボット Roomba880 ルンバ880

さすがにルンバ1台よりは、それら3台の方が価値があるかもしれません(笑)。

ボディカラーも、こうやって揃えて眺めてみれば、意外とお洒落に見える気がします。

【3機種間での違い】

VC-RCX1VC-RVD1VC-RV1
室内撮影カメラ+
スマホ連携機能

(フォトポインター
×1付)
×
ダストステーション
(ゴミ収納充電基地)
×
(普通の充電基地)
グランホワイトグランレッド
メタリックグレー
グランホワイト
メタリックグレー
店頭想定価格12万円前後9万円前後7万5千円前後

スマホ連携機能は、必要ない方が多いでしょうし、せっかくなので最大のウリであるダストステーションは欲しい方が多いでしょうから、中位機種の「VC-RVD1」が押しも押されぬ主力商品となるはずです。

ボディカラーも唯一3色ですが、メタリックグレイは10月に、グランホワイトは11月に、それぞれ追加発売となります。

尚、下位機種の「VC-RV1」ですが、充電基地が一般的な物であるだけでなく、本体のダストボックスからダストステーションがゴミを吸い出す為の穴がありません。なので、万が一後でダストステーション(価格:27,000円)だけメーカーから取り寄せて使おうとしても、ダストボックスまで取り替えないと出来ない仕様となっています。

 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


VC-RCX1 TORNEO ROBO(トルネオロボ) 95,941円〜
東芝 ロボット掃除機 (グランホワイト)TOSHIBA TORNEO ROBO(トルネオ ロボ) VC-RCX1-W楽天 93,620円
amazon [レビュー有]
楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:パワーブラシ+サイドブラシ×2
目詰まり対策:(充電時ゴミ自動排出)
吸込仕事率:未公表/対応床面積:約30畳
リチウムイオン充電池採用
本体重量:3.4kg/ 運転音:54〜約52dB
色:グランホワイト(W)
約5時間(自動)充電・最大70分可動
段差乗り越え:2.0cm程度
サイズ:直径35cm×高さ8.7cm
リモコン&時刻予約機能付
充電基地への自動ゴミ移送機能
スマホ連携カメラ機能(フォトポインター×1)
バーチャルガード(仮想障壁)別売

VC-RVD1 TORNEO ROBO(トルネオロボ) 65,640円(送料別)〜
東芝 ロボット掃除機 (グランレッド)TOSHIBA TORNEO ROBO(トルネオ ロボ) VC-RVD1-R楽天 ― ― ―
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楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:パワーブラシ+サイドブラシ×2
目詰まり対策:(充電時ゴミ自動排出)
吸込仕事率:未公表/対応床面積:約30畳
リチウムイオン充電池採用
本体重量:3.4kg/ 運転音:54〜約52dB
色:グランレッド(R)、グランホワイト(W)、メタリックグレイ(H)
約5時間(自動)充電・最大70分可動
段差乗り越え:2.0cm程度
サイズ:直径35cm×高さ8.7cm
リモコン&時刻予約機能付
充電基地への自動ゴミ移送機能
バーチャルガード(仮想障壁)別売

VC-RV1 TORNEO ROBO(トルネオロボ) 58,610円(送料別)〜
東芝 ロボット掃除機 (メタリックグレイ)TOSHIBA TORNEO ROBO(トルネオ ロボ) VC-RV1-H楽天 58,359円(送料別)〜
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楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:パワーブラシ+サイドブラシ×2
目詰まり対策: ― ― ―
吸込仕事率:未公表/対応床面積:約30畳
リチウムイオン充電池採用
本体重量:3.4kg/ 運転音:54〜約52dB
色:メタリックグレイ(H)
約5時間(自動)充電・最大70分可動
段差乗り越え:2.0cm程度
サイズ:直径35cm×高さ8.7cm
リモコン&時刻予約機能付
バーチャルガード(仮想障壁)別売

充電台の大きさにご注目下さい。


VJ-RBG3 バーチャルガード 3,566円〜
楽天 3,566円〜
amazon
楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
赤外線による侵入不能エリア設置装置
個数:1
対応機種:VC-RCX1、VC-RVD1、VC-RV1



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ルンバ980

ルンバ885,875/880,870,871

ブラーバ380j,371j(拭き掃除専用)

シャープ・ココロボ RX-V95A,RX-V70A/RX-V200/RX-V90

パナソニック・ルーロMC-RS1

東芝・スマーボVVC-RB8000,VC-RB7000

東芝の販売するOEM品について

ダイソン360 Eye™ ロボット掃除機(2015年秋発売予定)

ミーレ・Scout RX1

Botvac85,75/コーボルトVR100

HOM-BOT(ホームボット)スクエア VR6260LVM

MR7780J,MR6680J/MR6850M クレモン

ロボット掃除機比較/拭き掃除用モップ型


関連サイト:

トルネオ ロボ(TORNEO ROBO) ロボットクリーナー|東芝公式サイト

VC-RCX1(W)/VC-RVD1(W)(R)(H)/VC-RV1(H)(東芝公式サイト)

東芝ライフスタイル株式会社:集塵力を高めゴミの取り残しが少ないスマートロボットクリーナーの発売について|東芝プレスリリース

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