PD1810LI フロアフレキシー2

「PD1810LI」は、2014年3月上旬に発売となった、米・ブラック＆デッカー社のコードレスハンディクリーナーです。

特徴としては、蛇腹ホースが本体に巻き付く形で標準付属品となっており、片手に本体、片手にノズル(＆ホース)を持って使うことで、周囲のホコリを吹き飛ばす心配が少なく、棚掃除等をすることが出来ます。

また、この機種にはその特徴に加えて、ホースの先端に接続する延伸管＆床用ヘッド(回転ブラシなし)も付属していることから、サブネームとして "フロアフレキシー" と呼ばれています。

ホースは最大1.2mまで伸び、ヘッド＋延伸管部分は92㎝ありまして、持ち手の役割を果たすパイプ部分を合わせると、最大2.4mもの長さとなるというのが、ハンディクリーナーとしてはこの機種だけという珍しさとなっています。

これは、床だけではなく、一応高所も掃除できるということになっていますが、ノズルの先端に付くブラシの角度を(吸引できる状態で)変えることが出来ませんので、基本向いていません。あまり期待はしない方が良いでしょう。

バッテリーは18Vのリチウムイオンタイプで、約3時間30分充電して、約17分間稼動します。

吸込仕事率は公表されていませんが、以前の12Vニカドバッテリーを採用した同系統機種が23Wであったことから、少なくともそれ以上の吸引力を誇るはずです。

◆ 当「PD1810LI」と、前年度型「PD1800LI」との比較

当「PD1810LI」では、基本的に性能は上がっていますが、何故か、"フィルタークリーニングダイヤル" がなくなっています。それはダストケースの中心部にあり、ゴミ捨て時に回すことでフィルターを振動させて、幾らかのゴミをフィルター表面から落とすことが出来るというものです。

勿論、効果がないからなくなったのであれば良いのですが、モデルチェンジに伴ってデザインが優先されたのであれば、かなり残念です。

もっとも、ウリに出来るような機能が少しのデザインの為に削られることはないはずですので、あまり影響はないのでしょう。これとは別に、このフィルター掃除用に普通の掃除機を用意できる方であれば、必要ない機能なのかもしれないとは確かに思います。

また、下位機種として、基本的に同ボディながら、延伸管と床用ヘッドを省略し、バッテリーを14.4Vのニカド型にダウングレードした「PD1400LI」も発売されています。勿論、その分価格も安いですので、床掃除をしようと思わない方には良いのではないでしょうか。

　※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。

・PD1810LI フロアフレキシーII
	・楽天・amazon [レビュー有] ・楽天レビュー：レビュー(_件)を参照・ヘッド形状：ノーマルヘッド＆先端ブラシ付ノズル・目詰まり対策：― ― ― ・吸込仕事率：未公表・18Vリチウムイオン充電池採用・充放電回数：約400回・本体重量：1.47kg ・運転音：未公表・色：クローム(系) ・約3.5時間充電・約17分可動・最大1.2mのホース＋約90cmの延伸管・定価：32,000円(税別)

交換用部品

・VF90-XJ
	・楽天・amazon [レビュー有] ・楽天レビュー：レビュー(_件)を参照・個数：1 ・対応機種:PV1210、PV1220、PD1400、PD1810LI ・交換時期：こまめに手入れで9～12ヶ月、あまり手入れなしで6～9ヶ月・定価：1,700円(税別)

前年度型

・PD1800LI フロアフレキシー ― ― ―
	・楽天・amazon [レビュー有] ・楽天レビュー：レビュー(_件)を参照・ヘッド形状：コンビネーションノズル(ノーマル＆ブラシ付の切替型)＆床用ヘッド・目詰まり対策：フィルタークリーニングダイヤル・吸込仕事率：未公表(先代型23W) ・18Vリチウムイオン充電池採用・本体重量：1.65kg ・運転音：未記載・色：クローム・約3時間半充電・約17分可動・床掃除用の普通のヘッド＆延伸管付属タイプ