メーカー純正の家庭用掃除機用紙パックの価格(定価)ランキングです。
12位程度までが一級品ですが、海外製の価格が意外と安いのも目に付きます。
尚、これらは定価ですので、amazon等だと若干の値引きがあります。
順位 | 定価(1枚) | 型番 | メーカー名 | タイプ |
1 | 約667円 | GP-2000FS | 日立 | 超集塵力 |
2 | 約433円 | GP-130FS | 日立 | 高集塵力 |
3 | 400円 | AMC-HC12 (逃さんパック) | パナソニック | 高集塵力& 吸引力持続 |
3 | 400円 | AMC-ZC5 | パナソニック | 脱臭力強化 |
3 | 400円 | SC-PX17 | サンヨー | 吸引力持続 |
6 | 375円 | F/J/M[S4000,S6000用] [フィルター費込](3.5L) | ミーレ | 標準品 (高集塵力) |
7 | 約367円 | E210[ウルトラワン専用] (5L) | エレクトロラックス | 標準品 (高集塵力) |
8 | 350円 | VPF-7 | 東芝 | 高集塵力& 吸引力持続 |
9 | 約333円 | AMC-HC11 (逃さんパック) | パナソニック | 高集塵力& 吸引力持続 |
10 | 300円 | G/N[S5000系用] [フィルター費込](4.5L) | ミーレ | 標準品 (高集塵力) |
11 | 260円 | MP-9 | 三菱 | 脱臭力強化 |
12 | 250円 | E201[オキシジェン等用] (3L) | エレクトロラックス | 標準品 (高集塵力) |
13 | 約233円 | EES96 e-bag [エルゴスリー専用](1.6L) | エレクトロラックス | 標準品 (高集塵力) |
14 | 240円 | AMC-NC6 | パナソニック | 防臭・抗菌加工 |
15 | 220円 | GP-110F | 日立 | 集塵力(中) |
15 | 220円 | SC-P16 | サンヨー | 集塵力(中) |
17 | 200円 | AMC-NC5 | パナソニック | 防臭加工 |
17 | 200円 | MP-7 | 三菱 | 抗菌・消臭 ・抗アレル |
17 | 200円 | SC-P15 | サンヨー | 吸引持続(中) |
20 | 180円 | VPF-5 | 東芝 | 集塵力(中) |
21 | 150円 | EC-16PN | シャープ | 抗菌加工 |
22 | 140円 | VPF-6 | 東芝 | 防臭 |
22 | 140円 | GP-75F | 日立 | 防臭・抗菌 |
22 | 140円 | AMC-S5 | パナソニック | 標準品 |
22 | 140円 | SC-P14 | サンヨー | 標準品 |
26 | 130円 | MP-3 | 三菱 | 抗菌・消臭 |
27 | 110円 | EC-06PN | シャープ | 標準品 |
28 | 100円 | MP-2 | 三菱 | 標準品 |
"防臭" と "消臭" 、"脱臭" の違いとしては、意味としてはニオイが出るのを防ぐのと、ニオイが出てから消すという違いがあるでしょうが、あまり気にしなくても良いのではないでしょうか。ただ、日立では、"消臭" が "防臭" の上になるようです。
また、"抗アレル" というのは、アレルギー性物質を不活性化する効果があるという意味です。三菱製の "MP-9" にも同様の効果が記載されていますが、実は本来 "アレルパンチ" の名でよばれています。アレルギー性物質にパンチしてやっつけるという、意味が通じない程にストレートな意味のようですが(笑)。
尚、国内メーカー製の紙パック式掃除機の紙パックの容量が1.5L前後であるのに対し、ドイツのミーレ社の製品と、スウェーデン・エレクトロラックス社の旧機種では、その2倍以上のゴミの収容が可能です。なので、それらの場合、コストは実質的に半額以下ということになっています。
排気性能ランキング
※1μmとは1000分の1mmを表します。
- 日立 GP-2000FS + 日立紙パック式最上位機種内蔵のULPA級フィルター = 0.3μmの99.999%(実測値)
- [本体廃番] エレクトロラックス E210 + ウルトラワン専用HEPA13フィルター = 0.3μmの99.9997%
- [本体廃番] エレクトロラックス E201 + オキシジェン等用HEPA13フィルター = 0.3μmの99.9997%
- エレクトロラックス EES96 + エルゴスリー内蔵HEPA12フィルター = 0.3μmの・・・未記載[99.97%(理論値)]
- ミーレ F/J/M + S4000,S6000用フィルター = 0.3μmの99.55% (※別売HEPA12フィルター有)
- [本体廃番] ミーレ G/N + S5000用フィルター = 0.3μmの99.55% (※別売HEPA12フィルター有)
- 日立 GP-130FS + 日立紙パック式上位2番目機種内蔵のHEPA12級フィルター = 0.3μmの約99%
- パナソニック AMC-HC12&11 + パナソニック紙パック式掃除機全機種 = 0.5μmの約99.9%
- 三菱 MP-9 + 紙パック式Be-K(ビケイ)(※2013年度型〜)内蔵フィルター = 0.5μmの約99%以上
- 東芝 VPF-7 + 東芝紙パック式掃除機全機種 = 0.5μmの約99%
一応10位までの記述となっていますが、これは10位で区切った訳ではなく、これら以外の紙パック式掃除機では、具体的な排気性能が未公表となっているからです。勿論、不明な訳ではなく、性能が低くてウリとならないだけに、単に伏せてあるはずです。
排気のきれいさを求めるのであれば、HEPA以上となる7位までが、一応望ましいということになります。それ以下でも普通よりは綺麗ですので、排気を幾らかでも意識するのであれば、それら辺りが好ましいと言えるでしょう。
ただ、三菱の "MP-9" に関しては、2012年度までの紙パック式Be-K(ビケイ)では、1.0μm以上の約99%以上の集塵性能だとされていたので、細かなチリは紙パックではなく、本体内蔵のフィルターで主に集塵しているはずです。本体内蔵のフィルターは洗浄・交換不能ですので、8位と10位のパナソニック製と東芝製と比べると、価格の通りにやはり見劣りします。それに関しては、集塵力というよりも、あくまで脱臭力強化型だと言うことで・・・。
また、それらにおいても紙パックはそこそこ高価ですので、掃除機の使用者本人にアレルギー等がある訳でなければ、サイクロン式でHEPAフィルターを使用している機種を選ぶのも良いでしょう。
関連ページ:
関連サイト:
・1枚700円する日立掃除機用紙パックの実力(家電Watch)