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ダイソンDC62 モーターヘッド〔&エントリー,コンプリート〕

DC62は、2013年9月13日(オフィシャルサイトでは9月1日より先行販売)にダイソン社から発売となった、ハンディ・スティック兼用型のコードレス掃除機です。これは ダイソン・デジタルスリム と呼ばれるシリーズの最新機種ということになります(後継製品!?)


▼吸引性能&新設計サイクロン

その特徴としては、強モードの吸込仕事率が100Wもあり、他社製で充電式ハンディ+スティック掃除機として2番目に強力なボッシュ社「GAS18V-LI」の32Wの、実に3倍以上の吸引力ということになります。

実は、2008年に日本導入となり、既に販売を終了しているアップライトタイプ(縦型の本格機)の「DC24」も、コード式にもかかわらず吸込仕事率は100Wでしたので、これはそれとも肩を並べたことになります。

その上、床用ヘッドには、主にフローリング用の静電気を抑制するカーボンファイバーブラシと、主に絨毯用の比較的硬いナイロンブラシが付いたモーター式の回転ブラシが内蔵されており(=モーターヘッド(MH))、これは同社製のヨコ型掃除機に付いているのと同系列です。なので、ヘッドもスティックタイプとしては、破格の高性能さです。

また、サイクロン部に関しても、ダイソンが原点となる大きなサイクロン1つと、ゴミを空気から分離する遠心力を高める為の複数の小さなサイクロン(15個)からなる2段式(=2Tier Radial Cyclone[2ティアー・ラジアルサイクロン])で、強力にゴミを遠心分離することが出来ます。

▼前作「DC45」との違い、及びその他の特徴

「DC62」をこの前年度型「DC45」と比べると、モーターパワーの強化で、吸込仕事率の最大値が65W⇒100W、つまり約1.5倍になっています。

また、本体重量で80g、ヘッドと延伸管部では、ヘッドが高性能な最新型に変更された上で190gも減らし、全体では270g減となっています。

その結果、この「DC62」は全部で2.03kgとなっていますので、従来比約1割の重量減となっています。

サイクロン部でも、以前は2段目の小サイクロンが6個しかなかったものが、2.5倍の15個に増えています。更に、1段目の大サイクロンの中央にある簡易フィルターの目が細かい物に変更されたことで、ゴミを遠心分離する力も相当上がったはずです。

ただし、メインフィルターの掃除の必要頻度は、「DC31」以来1ヶ月に1度程度だったものが、期間が長くなったかと思いきや、これは1ヶ月に1度程度のままでした。2ヶ月に1度程度とまでは言えないので、1ヶ月に1度程度のままになったのでしょうか。

今回、サイクロン部が強化された上で、吸込仕事率も約1.5倍に上がっていますので、4極磁石採用の新開発品・ダイソン・デジタルモーターV6と、再設計されたニッケルマンガンコバルトバッテリーの組み合わせは、従来比1.5倍では済まない高性能さのはずです。

充電時間としては、約5.5時間必要だったものが、約3.5時間へと短縮されていますが、運転時間は、強で約8分、通常モードで約20分だったものが、強モード時で約6分、通常モードで約17(モーター式回転ブラシOFF時約20分)へと短くなっています。

また、この系列の製品は電源スイッチはトリガー式なのですが、前作まではを引いていると疲れるとの話がありました。今回、それを受けてトリガーが微妙に引きやすく改良されており、と同時に、やはり押しにくかったMAX(強モード)ボタンも、押しやすい低い位置で大きなボタンに変更されています。

そしてまた、洗浄が必要なフィルターの位置が、ダストボックス後部⇒ダストボックスの中心に移され、その形状も、少し歪曲した平面状の物から、円柱形の物に変更されています。

なので、本体の形状こそ、前年度までの型とよく似ているものの、フルモデルチェンジということになっています。

そして定価も、標準モデルで1万円高い、69,800円ということになりました。


▼バリエーション展開

この商品バリエーションとしては、

  1. DC62 モーターヘッド[MH] [定価:71,794円]

  2.        〃       コンプリート[MC] [定価:82,080円]

  3.        〃       プロ[PRO] [定価:82,080円]

  4.   〃  エントリー[ENTRY] [定価:55,944円]

の4種類となります。

性能はすべて同一ですが、付属品とボディカラー(=延伸管部)が異なり、また、この内「プロ」のみ公式サイトのみでの販売・・・のはずなのですが、何故かamazon等にもあったりします(汗)。


付属ノズル類の違いとしては、

普通のDC62ハンディ時用モーターヘッドコンビネーションノズル(先端ブラシ付ノズル)、すき間ノズル
コンプリートハンディ時用モーターヘッドコンビネーションノズル(先端ブラシ付ノズル)、すき間ノズルフレキシブルすき間ノズル(軟質2段階伸縮ノズル)ソフトブラシツール(テーブル等用)フトンツール
プロハンディ時用モーターヘッドコンビネーションノズル(先端ブラシ付ノズル)、すき間ノズルフレキシブルすき間ノズル(軟質2段階伸縮ノズル)アップトップツール(高所用ノズル)ハードブラシ(車内床用等ノズル)延長ホース
エントリーコンビネーションノズル(先端ブラシ付ノズル)、すき間ノズル

ということになります。

それらに加えて、壁に取り付ける収納器具の "壁掛けブラケット" (定価:4,320円)が「エントリー」以外に付属します。

壁掛け用ブラケット
  • フレキシブルすき間ノズル 5,250円 (コンプリート&プロ)
    フレキシブルすき間ノズル・ブラシ部脱状態 フレキシブル隙間ノズル
  • ソフトブラシツール 5,250円 (コンプリート)
    ソフトブラシツール ソフトブラシツール裏
  • フトンツール 4,200円 (コンプリート)
    フトンツール表 フトンツール裏
  • アップトップツール 5,250円 (プロ)
    【並行輸入品】Dyson(ダイソン) Multi-angle brush アップトップツール ※マルチ機種適合タイプ
  • ハードブラシツール 5,250円 (プロ)
    Dyson (ダイソン) ハードブラシツール Stiff bristle brush (並行輸入品)
  • 延長ホース 2,625円 (プロ)
    【並行輸入品】Dyson Extension hose ダイソン純正 延長ホース ※取付可能機種:DC16 DC31 DC34 DC35 DC44 DC45等
  • ハンディ時用モーターヘッド 8,640円 (エントリー以外)
    ミニモーターヘッド
定価価格差付属品合計額お得度
プロ82,080円10,286円18,375円8,089円
コンプリート82,080円10,286円14,700円4,414円
普通のDC6271,794円±0(基準)±0(基準) ― ― ―
エントリー55,944円-15,820円−12,960円2,860円

「コンプリート」と「プロ」では、定価は同じでありながら付属品が違いますが、そこはそもそも、普通の「DC62」を買って、必要なノズルのみ買い足すことも可能です。

なので、欲しいオプションが2つ以上あるわけでなく、また、ピンク色やグレー色が好きな訳でもなければ、普通の「DC62」にしておけば良いでしょう。

ハンディ時用のモーターヘッド(モーター式回転ブラシ)は、主にソファからペットの毛を取り除くのに使用しますが、これが必要ない場合には、「エントリー」を選ぶことも出来ます(2014年10月に新型「DC74」と共に追加発売)

尚、単にハンディクリーナーが欲しいのであって、床用ヘッドと延伸管は必要ないのであれば、単にそれらが省略されただけの同一性能機種DC61という選択肢もあります。

そちらではその分安いですが、ただ、何故か "フトンツール" が標準付属品となり(ハンディ時用モーターヘッド、とコンビネーションノズルすき間ノズルも付属)、その分の価格は上乗せされています(フトンツールは別売もあります)


【デジタルスリム比較表】
DC62DC45DC35
吸込仕事率
[「強」/「通常」]
100/28W65/28W65/28W
「強」稼動時間6分8分6分
「通常」稼動時間20分20分15分
回転ブラシON時
「通常}稼動時間
17分20分13分
ヘッド新型・軽量旧型旧型
回転ブラシパワー〇〇〇〇
トリガースイッチ軽い重い重い
本体/全体重量1.22/2.03kg1.30/2.30kg1.30/2.22kg
充電時間3.5時間5.5時間3.5時間
バッテリー価格8,640円8,640円6,480円
バッテリー交換ネジ式前期:ボタン式
(〜2013年5月)
後期:ネジ式
前期:ボタン式
(〜2013年5月)
後期:ネジ式
小サイクロン数15個(2層)6個6個
フィルター清掃目安1ヶ月に1度1ヶ月に1度1ヶ月に1度

実は、前年度型のDC45だけではなく、その前のDC35もまだ販売されています。旧機種でもコードレスクリーナーとしては十分強力ですので、価格次第では悪くないでしょう。

実は、今回の「DC62」、及び「DC45」と「DC35」の2013年5月以降の製造分では、バッテリーの取り外しが従来のボタン式ではなくネジ式となっています。

そのため、予備バッテリーを用意して、電力が切れたら交換するという使い方は不可能ではないものの、基本困難となりました。

また、バッテリーだけ取り外してコンセントの傍らで充電するという方法もやはり基本困難となり、本体も一緒にコンセントの傍らに置かなければならなくなっています(バッテリー交換について)


▼稼動時間問題

今回DC62を開発するに当たって、日本の住宅でどのように掃除が行われているか徹底して調査を行った。その結果、75%の家庭で掃除機の駆動時間が20分以下だという結果を得た。さらに、オンオフを小まめにできるトリガー(引き金)式スイッチの掃除機であれば、95.5%の家庭で掃除機駆動時間は20分以下だった。DC62の連続駆動時間は26分。吸引力で妥協せず、ある意味、駆動時間を犠牲にはしているが、日本の住環境で必要とされている駆動時間は十分に満たしている。(EE Times Japan)

一応ダイソン社の調査によれば、日本の95.5%の家庭で「DC62」の稼動時間で十分ということになっています。しかし、この製品は、ヘッドのモーター式回転ブラシがOFFであれば20分間動くものの、床用ヘッドが付いている限り回転ブラシはONのままですので、17分間しか動きません。なので、少なくとも95.5%の家庭をカバーすることは出来ません。

しかも、17分間というのは標準(弱)のみで使った場合の話であり、絨毯等で強を使ってしまうと、稼動時間はもっと短くなります。

つまり、ダイソンでは稼動時間は少し短すぎるということになりますが、そもそも広い住居、特には一軒家で家全体を掃除をするのに、充電式で済ませてしまおうという人はあまりいないでしょうから、これはあくまでそういった人向けということになります(家全体をコードレス掃除機で掃除したい方は、パナソニックのコード式・充電式両用機「MC-HS700G MC-HS500G」という選択肢があります)

尚、引用文には、"DC62の連続駆動時間は26分" とありますが、それはトリガースイッチで小まめにON/OFFして電力を節約する場合、「DC62」の20分間は、普通のON/OFFスイッチ式の26分間の使用に相当すると言っているはずです。しかし、これは恐らく文章がおかしくなっていると思われます。


▼コード付き掃除機よりも多くのゴミを吸い取る?

ダイソン社は、この「DC62」に、"コード付き掃除機よりも多くのゴミを吸い取ります" とのキャッチコピーを掲げていますが、同社のヨコ型の掃除機(「DC63」)の吸込仕事率は170Wですので、こちらはその約60%でしかありません(ただし、ヘッドにタービン[風力]式の回転ブラシを装備している機種では、ヘッド後方斜め下からそれ専用に吸気していますので、差はもっと縮まるはずです)。

ダイソン社は、使用機種・メーカー不明の日本製のコード式4機種(ただし、1機種は東芝製で吸込仕事率200WのトルネオVのようです。ダイソンによる使用機種非公表の実験なので、他も多分吸込仕事率200〜300W級の掃除機との比較だと思われます)&コードレス式1機種と比較実験して(家電Watch)、集塵性能が上だとしていますが、日本製のヘッドは、普通ヘッドの前の固形物も吸い取れるよう、広めにすき間を開けてある分で、床を吸う力は従来より欧米製より弱いです。

それに実験は、幅5mm、深さ9mmの溝に重曹を入れて行われていますが、そのような大きな溝は近年の日本の住宅にはなかなかないのではないでしょうか。我が家にもフローリングは4種類ありますが、3種類はそもそも溝がなく、残りの1種類は幅も深さも1mm程度でしかありません。その実験に現れる性能は、絨毯上の清掃性能にも関わるはずなので、絨毯でやれば良かったのにと思いますが、見た目として分かりやすい差は出なかったのでしょうか。

また、日本製だと普通壁際ギリギリまで回転ブラシが届くよう設計されていますが、ダイソンはそうではないので、壁際掃除では日本製の方が強いです。

更に、これは根本的な問題ですが、この「DC62」は、吸込仕事率100Wの強モード時には約6分間(28Wの標準モードでヘッドの回転ブラシ稼働時には17分間)しか動きませんので、掃除機を6分間以上使う場合が多い方は、コード式にしておいた方が良いでしょう。


▼エレクトロラックス製エルゴラピードとの比較

今回の製品発表会では、ダイソンのコードレス式スティック&ハンディシリーズのライバルとなるスウェーデン・エレクトロラックス社の「エルゴラピード」シリーズの機種(日本では見かけない色で、しかもヘッド前を照らすLEDライトが改造されて消灯させられている)との集じん比較も行われていますが(家電Watch)、ほぼ単なるフィルター式で、回転ブラシの性能と吸込仕事率もずっと下であるはず(エルゴラピードは吸込仕事率は未公表)のエルゴラピードとでは、やはり比較にならない高性能さのようです。エルゴラピードは、コードレスクリーナーとしては、価格の高さもあって良い方のはずなのですが。


▼他のコードレスクリーナーの10倍の吸引力?

⇒「ダイソンの吸引力の真相」。色々と裏があったりします・・・。


この「DC62」はコードレス式としては破格の吸込仕事率で、高性能な回転ブラシのせいもあって、集塵性能も高いですし、充電時間や稼働時間もコードレス式としてはマシですので、高性能なコードレス式が欲しい方には、良いでしょう。

ただ、価格は定価で71,794円〜で、下がっても5万円程度はするはずですので、ダイソンが比較したコード式の機種の、2倍近くはするはずです。高性能さの種明かしは、結局そこにあったりします(笑)。

(…とは言え、インターネットの家電情報サイト・家電Watchによるコードレス掃除機の性能検証実験の結果を見ると、本当に高いのはダイソンではなく、シャープ製東芝製と言っても良いでしょう ^^;;)


▼メンテナンス



フィルターはこうやって洗浄し、24時間乾かします。

フィルターが乾き切らない内に使用すると、雑巾のような悪臭が排気と共に勢い良く噴き出す恐れがありますので(笑)、十分な注意が必要です。

ダイソンの洗浄が必要なフィルターは、スポンジタイプなので乾きにくいですが、そうではない他社製でも、一応要24時間乾燥と指定してある場合が多いはずです。


▼ハンディユニットで布団掃除

フトンツール

ダイソンハンディクリーナーで布団掃除

コンプリートにはメーカー純正の布団用ノズル "フトンツール" が付属しますので分かりやすいですが、通常品とプロにも "ミニモーターヘッド" が付属しますので、布団掃除が問題なく可能です。

ただし、エントリーの場合には、それらのどちらかを買い足す必要があります。




▼国内外での価格差

この「DC62」は、イギリスでもアメリカでも「DC59 Animal」として販売されています(「DC59」は外国用の型番で、非日本向けです)。両者は全く同じではなく、ヘッドのサイズが数センチ大きいようですが、それ以外のスペックや付属品は共通です(「Animal」というのは、ハンディ時用モーターヘッドが付属することを意味していますが、日本ではそれは付属するのが普通で、「Animal」というバージョンは存在しません)。

定価は、日本は標準品で71,794円ですが、アメリカでは何と499.99ドル、つまり約5万円です。amazon.comでの最安値は399.00ドルですので、約4万円です。

定価の差が2万というのは大問題ですが、イギリス本国ではどうなっているかと調べたところ、定価は349.99ポンドで、約6万500円(計算時:1ポンド=約173円)でした。やはり日本よりは安いですが、amazon.co.ukでの最安値を調べてみると、何と329ポンドで約5万7千円でした。

え〜!?本国が日本より高いじゃないの!、などと思うとすればきっと早計で(笑)、これから値が下がる可能性だってあるのでしょう。

しかし、日本でもamazonで4万円で買えるようになれば、もっと日本に根差した企業になれると思いますし(でも国内メーカーは商売あがったりかな? ^^;)、少なくとも日本の消費者への礼儀として、定価をもう少し何とかすべきでしょう。


▼新製品(上位バージョン)

[この日本版「DC74 モーターヘッド 〜ダイソンフラフィ」が発表されています。]

アメリカでは日本版「DC62(モーターヘッド)」の同等機種としては「DC59 Animal」があると書きましたが、実はアメリカにもDC59 モーターヘッド(motorhead)が存在します。そしてそれらは何と別物です。

それらの違いはヘッドで、後者においてはモーター式回転ブラシの強化版が採用されており、モーターは何と回転ブラシの中心棒に内蔵されています。そしてそれにより、75%ものパワー増を果たしています。

しかし、その代償として稼動時間が2分弱減っています。また、ヘッドの重量が約136g重くなり、全長も約5mm長くなっています。

一時、発売したばかりの「DC62」が生産終了するという噂が出たようですが、これを後継機種と誤解してのことだったのでしょうか。もしもこれが日本で発売されたとしても、現在「DC45」がまだ公式に販売されているように、並売ということになるはずです。

しかし、これを日本で上位バージョンとして販売してしまうと、どちらを買ったら良いかあまりに分かりづらいです。

それに、稼動時間的に家中を掃除可能なコードレスクリーナーという宣伝が出来なくなってしまいますので、それもネックとなるのかもしれません。

価格は、「Animal」から50ドル増の549.99ドルですので、それでもまだ日本版「DC62(モーターヘッド)」より安いのには腹が立ちますが(笑)、これはイギリスでも販売されていないものですので、日本だけが冷遇されている訳でもありません。

これが日本でも発売されるかは現在不明ですが、これに限らず1〜2年の間に後継製品が出るのはほぼ間違いのない話ですし、発売後数カ月はちょっと買えないような価格となるのも、また間違いなく繰り返される話です(「DC62」が「DC45」のように、旧製品として安くなるのを待つというのはありでしょう・・・)。



再生開始ポイントで、向かって左にあるのが新型ヘッドで、右にあるのが日本の「DC62」とも基本同型のヘッドです。


 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


DC62 モーターヘッド[MH]
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amazon [レビュー有]
楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:パワーブラシ
目詰まり対策:(2段サイクロン)
吸込仕事率:100〜28W
本体重量:1.22kg /全体重量:約2.03kg
運転音:未公表
色:パープル×ニッケル
3.5時間充電・「強」約6分/「弱」約20分(モーターヘッド稼働時約17分)可動
床用モーターヘッドに加え、ハンディ用ミニモーターヘッド、コンビネーションノズル(ブラシ付ノズル)、すき間ノズルが付属

DC62 モーターヘッド コンプリート[MC]
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amazon [レビュー有]
楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:パワーブラシ
目詰まり対策:(2段サイクロン)
吸込仕事率:100〜28W
本体重量:1.22kg /全体重量:約2.03kg
運転音:未公表
色:フューシャ×ニッケル
3.5時間充電・「強」約6分/「弱」約20分(モーターヘッド稼働時約17分)可動
床用モーターヘッドに加え、ハンディ用ミニモーターヘッド、コンビネーションノズル(ブラシ付ノズル)、すき間ノズル、フレキシブルすき間ノズル(軟質2段階伸縮ノズル)、ソフトブラシツール(テーブル等用)、フトンツールが付属

DC62 モーターヘッド プロ
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amazon [レビュー有]
口コミ・評価:― ― ―
ヘッド形状:パワーブラシ
目詰まり対策:(2段サイクロン)
吸込仕事率:100〜28W
本体重量:1.22kg /全体重量:約2.03kg
運転音:未公表
色:アイアン×ニッケル
3.5時間充電・「強」約6分/「弱」約20分(モーターヘッド稼働時約17分)可動
床用モーターヘッドに加え、ハンディ用ミニモーターヘッド、コンビネーションノズル(ブラシ付ノズル)、すき間ノズル、フレキシブル隙間ノズル、アップトップツール、ハードブラシ、延長ホースが付属

DC62(DC62 エントリー)
ダイソン サイクロン式 スティック&ハンディクリーナー【掃除機】dyson DC62 エントリー DC62楽天
amazon [レビュー有]
楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:パワーブラシ
目詰まり対策:(2段サイクロン)
吸込仕事率:100〜28W
本体重量:1.22kg /全体重量:約2.04kg
運転音:未公表
色:パープル×ニッケル白色延伸管
3.5時間充電・「強」約6分/「弱」約20分(モーターヘッド稼働時約17分)可動
床用モーターヘッドに加え、コンビネーションノズル(ブラシ付ノズル)、すき間ノズルが付属

▼エントリーとは?

この「エントリー」は、2014年10月に新型「DC74」と共に新発売となった「DC62」の廉価バージョンです。

「DC62」の標準機との違いは、こちらにはハンディ時用の "ミニモーターヘッド" と、壁掛け収納用の "壁掛けブラケット" が付かないこと、そして、延伸管が他と違うのか、10g重いです。

ミニモーターヘッド 壁掛け用ブラケット

また、実はこのエントリーのみ質感が著しく劣っており、例えば他がセレブ向けだとすれば、これは業務用といった印象です。

当然ダイソン社製の本物であることには間違いないものの、類似品的な雰囲気すら漂っています。

AQC-HX3C(W) ホワイト

中国・AQUA製の類似品

これは安めとは言え4万円オーバーの商品ですので、可能であれば避けた方が良いと思えます。


定価を基準に考えれば、これを買って、省略された前述の2つの部品を買った方が安いですが、これは後発で、しかも出回る数があまり多くないと思われます。なので、今後値引きが進むと思われる通常の「DC62」よりお得になることはないかもしれません。

もっとも、さすがに販売価格はこれが一番安くなると思われますので、"ミニモーターヘッド" と、壁掛け収納用の "壁掛けブラケット" が必要なければ、一応候補に入れても良いかもしれません。

"ミニモーターヘッド" がなくても、ノズルには "コンビネーションノズル" がありますので、ソファー・布団等布製品の掃除しようとしなければ、問題ありません。

尚、これは、シャープの「EC-SX200」と東芝の「VC-CL100」が、従来のこれらより少し下の価格帯になるようなので、対抗処置として発売されたのかもしれません。


また、2015年の最新型デジタルスリム「V6」シリーズ発売後に、DC62が1機種のみラインナップに残されていますが、それはこのエントリーです。

実際、店舗で見れば "自分が欲しいのはこれじゃない" と思われる可能性が高いと思われますので、注意された方が良いでしょう。


先代モデル

DC45 モーターヘッド
dyson digital slim DC45MH楽天
amazon [レビュー有]
楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:パワーブラシ
目詰まり対策:1ヶ月間フィルター掃除不要
吸込仕事率:65W〜28W(標準モード)
本体重量:1.3kg /全体重量:約2.3kg
運転音:未公表
色:サテンブルー(DC45MH)サテンフューシャ(DC45MHSF)
5.5時間充電・「強」約8分/「弱」約20分(モーターヘッド稼働時も約20分)可動
床用モーターヘッドに加え、ハンディ用ミニモーターヘッド、コンビネーションノズル(ブラシ付ノズル)、すき間ノズルが標準付属


オプション品

ダイソン フトンツール
【並行輸入品】Dyson(ダイソン) フトンツール Mattress tool ※マルチ機種適合楽天
amazon [レビュー有]
楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
マルチ機種適合(DC05,DC08,DC12,DC17を除く、ダイソン製の全ての掃除機に接続可能のよう)
ダイソン掃除機専用ノズル
※布団用掃除機ノズル


関連ページ:

V6 Fluffy〔SV09MH/SV09MHCOM〕(2015年度型) 最新製品

V6 Motorhead〔SV07MH/SV07MHCOM〕(2015年度型) 最新製品

DC74 モーターヘッド(ダイソンFluffy)(2014年度型)

DC45 モーターヘッド(先代モデル)

DC35 モーターヘッド(先々代モデル)

DC44(Animal)(並行輸入品)

DC61 モーターヘッド(床用ヘッドと延伸管なしのハンディタイプ)

ダイソン純正ツールキット(DC62にも接続可能な、オプションノズル等です)

EC-SX200 FREED(フリード)(シャープ製)

VC-CL100 トルネオVコードレス(東芝製)

エルゴラピード・リチウム/エルゴパワープラス(エレクトロラックス社製)

MC-HS700G MC-HS500G(パナソニック製AC電源・コードレス両用ヨコ型)

MC-BR30G プチサイクロン(パナソニック製ヨコ型コードレス機)

DC63 ダイソンボール(AC電源/ヨコ型)

ダイソン掃除機比較

コードレス掃除機比較


関連サイト:

Dyson Digital Slim™ DC62 モーターヘッド

Dyson DC62 - 英国アレルギー協会推薦証明

家電製品ミニレビュー コードレス掃除機派の俺が乗り換えたダイソンの最新モデル「DC62」(家電Watch)

コードレスなのにパワフル ― ダイソン「DC62」がやってきた(ITmedia)

Dyson Digital Slim DC62 モーターヘッド プロ 機能美がもたらすこだわりのライフスタイル(Web Magazine OPENERS)

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2台目需要? 掃除機はダイソンDC62などハンディータイプが人気(日経トレンディネット)

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