MC-SS330G

MC-SS330Gは、2013年8月25日にパナソニックから発売となった、新型(マイナーチェンジ)のサイクロン掃除機です。

これは "パワープレスサイクロン" とのシリーズ名で呼ばれる、一応ゴミの遠心分離をするサイクロン式の最上位シリーズの、1機種ということになります。ただ、この最上位シリーズは、前年度まではほぼ性能差のない3機種あったのが、今年度は整理されて唯一この機種のみとなっています。


この機種の性能的な特徴としては、一応遠心分離でホコリと空気を分ける "パワープレスサイクロン" 機構や、パナソニック製の最高性能ヘッドで、足踏みペダルでヘッド部が外れて子ノズルとなり、また、そのそれぞれに前方を照らす白色LEDライトが付く、"パワフル自走(親子)ノズル" 、ゴミセンサーの "ハウスダスト発見センサー" 、超高性能フィルターの "ULPAフィルター" を装備していること等が挙げられます。

また、運転音も最大値として約55dBですので、掃除機として比較的静かな部類ということになります。しかし、本体重量は5.0kgで、ヘッド+延伸管+ホース部では1.9kgありますので、比較的重い掃除機ということにもなっています。


ただ、これはサイクロン式とは言っても、細かなホコリまでは遠心分離できず、フィルターにまで達したホコリを、電動でのフィルター振動により下に落とす仕組みを持つ機種です。

とは言え、昨年度からは、 "ダブル反転気流" と言って、ダストボックス内の筒型フィルターの内と外で気流の回転を逆にするという荒業で、内に入り込もうとするゴミをブロックし、遠心分離の効率を上げたという話となっています。

そんなことをしたら、外側のサイクロンの速度が落ちそうなものですが、一昨年までも筒型フィルター部の "メタルメッシュシリンダー" には、サイクロンの回転とは(ゴミを弾く為に)逆斜め気味に穴を開けていましたので、あまり変化はなく、却って効率が良いのかもしれません。

しかも、昨年度からは、斜め下気味に穴を開けることで、筒型フィルターの内側でホコリが舞い上がるのを、幾らか抑制しているという話です。

そして、それらにより、一昨年までは電源コードをコンセントにつないだ際と、電源をオフにする度に自動での電動フィルター振動の異音がしていたのを、昨年度からは、コードをコンセントにつないだ際にのみ、フィルター振動がブーンと1度だけ作動する方式に変えてしまっています。

電源をオフにする度に、ブーン、ブーン、という大きめの余計な音がしなくなったのは、良い話です。しかし、それだとさすがにフィルターが詰まりやすくならないのでしょうか。確かに掃除の際には、普通何回かコンセントを変えますので、一度の掃除で何回かは、フィルター振動が作動するはずですが・・・。


どちらにせよ、フィルター振動では、全てのホコリを落とせるわけではなく、落ちないホコリが段々溜まって行きますので、時々の人の手によるお手入れが必要となります。一昨年度からは、例え少しばかり遠心分離の効率が増したにしても、フィルター振動が減った分で、お手入れは以前より必要かもしれません。


また、 "パワープレスサイクロン" は、ダストボックス中央下のくびれ部の形状による気圧差で、ゴミを約1/5に圧縮すると言われていますが、ゴミは横方向に逃れますので、そう言う程の効果はないと思われます。もっとも、これはゴミを溜めこんだ場合には有効かもしれませんが、そのくびれ部より低い位置にあるゴミ捨てラインに達する前のゴミ捨てが奨励されていますので、ゴミは早めに捨てた方が良いでしょう。


この「MC-SS330G」には、前年度型として「MC-SS220G」がありますが、違いとしては、

  • ヘッド前を照らすLEDライトが、ヘッドを足踏みペダルで外した際に現れる子ノズルにも追加された
  • (ボディカラーの変更)

…と単にこれだけとなるようです(前年度には上位機種にしかなかった、延伸管部のサイレンサー構造があるという記載もありますが、運転音には反映されておらず、また、商品詳細ページにも書かれていないので、それはないと判断しています。例えば前年度の「MC-SS520GX」だと商品詳細の下から2番目に、延伸管のサイレンサー構造の記載があります)。なので、殆ど同一です。

ちなみに、昨年は、「MC-SS520GX」「MC-SS320GX」という、パナソニック版イオンの "ナノイー" の発生装置が付き、吸込仕事率や運転音に若干の差がある上位機種が存在していましたが、今年度は何故かそれらの系統はなくなってしまい、この機種だけが残りました。この機種の運転音の最大値は55dBですが、昨年の最上位「MC-SS520GX」では53dBで、業界最小レベルでしたので、効果が不鮮明な "ナノイー" はともかく、運転音のハイレベルさを継承しなかったのは残念です。

また、パナソニックでは、"ダブル反転気流" 及び "メタルメッシュシリンダー" が搭載されず、電動でのフィルター振動機構も手動式に変更された、小型の "プチサイクロン" シリーズもありますが、それも一応 "パワープレスサイクロン" シリーズに含まれます。なので、そのシリーズが、この「MC-SS330G」の1機種だけになってしまった訳でありません。


この「MC-SS330G」は、やはりダイソンのようにサイクロンだけで殆どのホコリを遠心分離出来る機種ではなく、細かいホコリはフィルターで濾し取り、電動のフィルター振動で、そのホコリを落としながら使う、少し中途半端なサイクロン掃除機ということになります。

とは言え、ダイソンは高価で、ヘッドで日本製より使い勝手で劣ります(ただし、そのダイソンを含め、欧米メーカー製のヘッドは、絨毯の奥まで吸う性能は、基本的に日本メーカー製より高いです)。また、他の日本メーカー製も、現在特にこれという物はありません。

なので、今回はこのパナソニック製で、ということで手を打つというのも、悪くはないのかもしれません。


 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


MC-SS330G パワープレスサイクロン
パナソニック 【自走式ブラシ搭載】サイクロン式掃除機 MC-SS330G-R プレミアムレッド楽天
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楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:パワフル自走(親子)ノズル
目詰まり対策:リニア振動フィルター自動クリーニング
吸込仕事率:430〜約90W
エコモード:ハウスダスト発見センサー+床面検知+ブラシ回転数制御+アイドリングオフ
本体重量:5.0kg/ 全体重量:6.9kg
運転音:55〜約48dB
排気方法:まい上げブロック構造
持ち手(本体):固定式
手元ブラシ:〇/すき間ノズル収納:延伸管裏
色:プレミアムレッド(R)
ULPAフィルター仕様
ハウスダスト発見センサー
エアダストキャッチャー


前年度型

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楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:パワフル自走(親子)ノズル
目詰まり対策:リニア振動フィルター自動クリーニング
吸込仕事率:430〜約90W
エコモード:ハウスダスト発見センサー+床面検知+ブラシ回転数制御+アイドリングオフ
本体重量:5.0kg/ 全体重量:6.9kg
運転音:55〜約48dB
排気方法:まい上げブロック構造
持ち手(本体):固定式
手元ブラシ:〇/すき間ノズル収納:延伸管裏
色:メタリックブルー(A)、シャイニーシルバー(S)
ULPAフィルター仕様
ハウスダスト発見センサー
エアダストキャッチャー


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MC-SS330G(R)|パナソニック公式サイト





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