初心者の掃除機選び.com TOP > 日立 2段ブーストサイクロン > CV-SY7000 2段ブーストサイクロン

CV-SY7000 2段ブーストサイクロン

CV-SY7000は日立から2013年7月20日に発売となった、日立製としては最高級の新型サイクロン掃除機です。実質的な意味はほぼなく "2段ブーストサイクロン" とのシリーズ名でも呼ばれます。
ただ、これはサイクロンとは言っても、ゴミが吸気の力で渦を巻くサイクロンではなく、空気の流路に沿ってクルッと1回転するだけの遠心分離部(1段目のサイクロン)と、使い捨てのティッシュを被せるフィルターで、ゴミを濾し取る方式の部分(2段目のサイクロンとされる物)を組み合わせた製品で、普通に言うところのサイクロンではありません(日立公式サイトによる図解)
2段目のサイクロン部では、ゴミを分離するのではなく、何と圧縮するのだとされていますが、そこはフィルターで塞いでありますので、実質的に紙パック式の紙パック内と殆ど変わらない構造になっています。
日立製サイクロン掃除機の構造
そして、1段目で遠心分離できなかったゴミと、2段目の(ティッシュを被せた)比較的粗いフィルター部を通り抜けたゴミは、"クリーンフィルター" と呼ばれる、電源コードの出し入れでギアを回す、目詰まり防止用の振動装置を付けられた事実上のメインフィルターにおいて、主に集塵されることになります。

この機種の他の大きな特徴としては、運転音の最大値が52dBですので、静粛性は業界トップタイです。
また、この「CV-SY7000」は高価なだけあり、"スマートヘッド" という、フローリングの菌までその内蔵の回転ブラシで拭き取るという、日立製の最高性能ヘッドが付いています。これは、ヘッド幅は30cmと、一度に広い面積を掃除できるよう幅広に作ってありますが、カーボン素材を用いると共に、余分なスペースをなくすことでの軽量設計となっています。
従来型では、ヘッドを手前に引く際には、内蔵の回転ブラシの後部にほぼ必ず付いている起毛ブラシ部分(※これは、吸い逃したホコリを捉えると共に、回転ブラシが後方に弾いたゴミを逃さないようにする為の物であるはず)が邪魔をし、ゴミを吸い込めないことがあるそうですが、今年度からは、それを解決する為に、起毛ブラシ部分を引く際にのみ回転するローラー式としたことが、このヘッドのウリともなっています(公式サイトによるヘッド機能の解説)
ただ、このヘッドは、下位の機種にも同じ物が付きますので(紙パック式でも同価格帯の機種には付きます。⇒「かるパック」)、この機種が特別という訳ではありません。
(※新搭載の吸込口後方のローラーは、ヘッドの中央部には付いていませんが、中央部でもゴミは吸い込まれています。なので、わざわざローラーを付ける必要まではなかったようにも見えます)
この機種には、ホースにも、表面が滑りやすい上に細めの "スマートホース" を使用することで、ヘッド+延伸管+ホース部で約1.5kgとなっています。これは各メーカーの最上位ヘッドとしては、東芝のトルネオVの1.4kgに次ぎ、三菱の風神サイクロンの上位機種と並ぶ、かなりの軽さということになります。

あと、この「CV-SW7000」は、排気性能も国内外でのトップレベルで、0.3〜10μmのホコリの捕集率は、99.999%(超高性能なULPAフィルター相当品を使用)ですが、、、サイクロン式は頻繁なゴミ捨てと時々のフィルターの手入れが必要ですので、アレルギーがある等、ホコリが本当に苦手な方には、結局問題かもしれません。日立製紙パック式の最上位機種「CV-PY300」であれば、ヘッドは勿論として、排気性能もこちらと全くの同等で、本体重量もこちらの4.8kよりかなり軽い3.7kgしかなく、ホコリに触れなければならないゴミ捨ての必要もありません。その代わりに、高価な紙パックを買う必要はありますが、本体はそちらの方が安いですし、清潔さを買うと思って、諦めるしかないでしょう。

これは前年度型「CV-SW7000」からのマイナーチェンジ品となっていますが、そちらとの違いとしては、
  • ヘッドが "ワイドごみハンターヘッド" ⇒コンパクトで引く際に後部から吸いやすい "スマートヘッド" に
  • 電源を切る度にガタガタと音がしていた電動のフィルター振動機構⇒コード連動式のフィルター振動機構に
  • 本体重量が4.9kg⇒4.8kgに100g減。全体重量としても200g減の6.3kgに
  • 運転音の最大値が1dB下がった52dBに
  • フィルター部と回転ブラシ部に施されていた "ナノチタン消臭加工" の省略
…となります。
実のところ、この系列の機種は、昨年までも運転音の静かな掃除機でしたが、電源を切る度の電動でのフィルター振動があり、ガタガタと音がしてせっかくの静音構造の意味が半減していました。
しかし、今年度は、元々は下位機種で採用されていた電源コードの出し入れの力を利用してギアを回し、フィルターを振動させる方式に変更されています。
これにより、フィルター振動の回数が減ることになるはずですので、吸引力の持続には不利となるはずですが・・・同様の方式をとっていたシャープやパナソニックの上位シリーズでも、五月蠅い電動でのフィルター振動が起動する回数を減らしていることもあってか、このような形となったようです。
"ナノチタン消臭加工" に関しては、恐らく効果があまりなかったという事でしょうから、気にする必要は多分ないでしょう。

この「CV-SY7000」は、、、サイクロン掃除機としてはまともとは言い難いので、私としては感心出来ません。しかし、他に特に良いものがある訳でもありませんので(※…ダイソンは高過ぎ ^^)、家電量販店の店頭で操作してみて、これの使い勝手が良いと感じれば、まあ良いのではないでしょうか。
ちなみに、実機ではダストケース部にティッシュが挟んであるのがモロに見えまして、妙な生活感がありますので、そこを見てみるのも面白いでしょう(笑)。

また、この下位機種として「CV-SY5000」が存在しますが、運転音の最大値が1dB大きくなっているのと、排気方法が "分散上方排気" ⇒ 単なる "上方排気" に落とされているだけです。なので、価格差がある場合には、そちらの方がお買い得かもしれません。

 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


CV-SY7000 2段ブーストサイクロン
日立 サイクロン式 パワーブラシクリーナー(ルビーレッド)【掃除機】HITACHI 2段ブーストサイクロン CV-SY7000-R
楽天
amazon [レビュー有]
楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:スマートヘッド(自走式パワーブラシ)
目詰まり対策:コード連動式フィルターお手入れ機構&ティッシュ装着
吸込仕事率:470〜約50W
エコモード:床面検知+操作力検知+ブラシ回転数制御+アイドリング&ストップ
本体重量:4.8kg/ 全体重量:6.3kg
運転音:52〜約48dB
排気方法:分散上方排気
持ち手(本体):固定式×2
手元ブラシ:△/すき間ノズル収納:なし
色:ルビーレッド(R)、マグノリア(XV)
超高性能なULPAフィルター(と同等)仕様
ワイド曲が〜るロング吸口付(高所用ノズル)
手元ブラシとして使える "クルッとブラシ" は、手元部か延伸管先端かのどちらかを選択して付ける物です。
すき間ノズルの収納は、別売の "すき間用吸口ホルダー" (定価:315円)を延伸管に付けることで、延伸管横に取り付けることが一応出来ます。

前年度型
CV-SW7000 2段ブーストサイクロン
楽天
amazon [レビュー有]
楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:軽量・ワイドごみハンターヘッド(自走式)
吸込仕事率:470〜約50W
目詰まり対策:(電動式)自動フィルターお手入れ機構&ティッシュ装着
エコモード:床面検知+操作力検知+ブラシ回転数制御+アイドリング&ストップ
本体重量:4.9kg/ 全体重量:6.5kg
運転音:53〜約48dB
排気方法:分散上方排気
持ち手(本体):固定式×2
手元ブラシ:△/すき間ノズル収納:なし
色:ルビーレッド(R)、シャンパン(N)
超高性能なULPAフィルター(と同等)仕様
ワイド曲が〜るロング吸口付(高所用ノズル)


関連ページ:
CV-SA700(2014年度・小型版後継機種) 最新製品
CV-SY5000(下位機種)
CV-SW7000(前年度型)
CV-SW5000(前年度型下位機種)
おすすめの掃除機・サイクロン式
日立掃除機
各社最高性能機一覧
ワイド曲が〜るロング吸口
関連サイト:
CV-SY7000|日立公式サイト




×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。