CV-PW8

CV-PW8は日立から2013年4月に発売となった、新型・安めの紙パック式掃除機です。
その特徴としては、まず吸込仕事率が業界トップレベルの640W(トップは660W)もあることが挙げられます。
また、ヘッドに "パワフルヘッド" とシンプルに呼ばれるモーター式の回転ブラシを装備していることも挙げられますが、これは日立製のモーター式回転ブラシ付きヘッドとしては、最安の、あまり性能の高くない製品ということになります。
そういった製品だけに、特徴もあまりないのですが、あとは、紙パックの後部だけでなく、上からも吸う為、吸引力を比較的保ちやすい、"パワー長持ち流路" も付いています。
メーカーによる他のウリとしては、
  • クルッとヘッド⇒ヘッドが左右に90℃曲がる
  • ペタリンコ機構⇒ヘッドと延伸管部がかなり水平になる
  • からまん機構⇒回転ブラシに毛が絡みにくい
  • きわぴたスイングシャッター⇒ヘッドの前を壁際まで吸い取りやすい
  • ワンタッチ着脱⇒回転ブラシをワンタッチで取り外し可
  • 本体・手もとねじれんホース⇒ホースが両端で回転するので捻じれにくい
といった所があります(他は公式サイトにて)

この前年度型は「CV-PU8」となりますが、そちらとの違いとしては、
  • 電源コードの出し入れで紙パックを振動させ、パック内のチリを落とすことで吸引力を長持ちさせるという "パックチリ落とし機構" の省略
  • 吸込仕事率の最大値は640Wで同じながら、消費電力の最大値が1,150⇒1,170Wに微妙にアップ
ということになります。
"パックチリ落とし機構" は、紙パック内にゴミのあまりない最初の内は良いとしても、ゴミがかなり溜まって来ると、意味がなくなって来るはずです。なので、比較的安価な機種として、省略ということになってのでしょう。
これに関しては、パナソニック製にも同様の仕組みがあったのですが、2012年に発売された型から、やはり省略されてしまっています。なので、日立でもなくしても構わないだろう、という話になってしまったのかもしれません。

この「CV-PW8」は、吸込仕事率はとても高いですし、ヘッドも一応モーター式回転ブラシなので、お安く買えるのであればよろしいのではないでしょうか。
ただし、運転音は最大約66dBですので、これは掃除機として普通にうるさい数値です。パワーが高い、もしくは安い掃除機は、残念ながら、皆こんな感じなのですが・・・。

 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


CV-PW8
日立 紙パック式 パワーブラシクリーナー(ブルー)【掃除機】HITACHI CV-PW8-A楽天
amazon [レビュー有]
楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:パワフルヘッド(日立製最下位モーター式回転ブラシ)
目詰まり対策:パワー長持ち流路
吸込仕事率:640〜100W
エコモード:×
本体重量:3.5kg/ 全体重量:5.1kg
運転音:66〜約60dB
排気方法: ― ― ―
持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1
手元ブラシ:×/すき間ブラシ(先端ブラシ付)収納:延伸管横
色:ブルー(A)
標準紙パック:GP-110F(1枚付属)


前年度型
CV-PU8 ― ― ―
日立 紙パック式 パワーブラシクリーナー (ブルー)【掃除機】HITACHI CV-PU8-A / 日立楽天 ― ― ―
amazon [レビュー有]
楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:パワフルヘッド(日立製最下位モーター式回転ブラシ)
目詰まり対策:コード連動式紙パック振動機構&パワー長持ち流路
吸込仕事率:640〜100W
本体重量:3.5kg /全体重量:5.1kg
運転音:66〜約60dB
排気方法: ― ― ―
持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1
色:ブルー(A)


関連ページ:
CV-PY8(2014年度型後継機種) 最新製品
CV-PW9(上位機種)
CV-VW7(タービン式の下位機種)
CV-PU8(前年度型)
日立掃除機

関連サイト:
CV-PW8|日立公式サイト