アテックスという(多分とても小さな)株式会社がオリジナルブランド製品として販売している「クリーンスター」というロボット掃除機のシリーズです。
恐らく、台湾かどこかにこういうのを受注・生産するメーカーがあり、そこに発注しているのだと思います。
公式サイトによると、充電基地が付属する「クリーンスターDNA」が2006年5月に、そして充電基地が付属しない単なる「クリーンスター」が同年8月に、それぞれ発売となっています。
その「DNA」の方は、どうも2011年末〜2012年初頭頃に、「DNA2」、2013年5月には「DNA3」としてバージョンアップされており、単なる「DNA」と「DNA2」は現在販売を終了しています。
また、2012年の末頃には、「クリーンスターDX(※多分「デラックス」の意)」が発売となっています。なので、2013年現在、単なる「クリーンスター」、「DNA3」、そして「DX」の3機種が同時に販売されています。
これらの性能的な特徴としては、ルンバのように、吸引口に回転ブラシを2本装備していることが挙げられます。また、最新の「DX」には、やはり600シリーズまでのルンバにあるような、ゴムベラ状の吸引口が確認できますが、それ以外の機種のでも、交換用フィルターが付属することからみて、吸引口はあるものと思われます。
また、これらのような比較的安い機種にしては珍しいことに、 "ストップラインユニット" と呼ばれる、ルンバでのバーチャルウォール発生装置に相当する物が、1つ付属しています。
時刻予約機能は、充電基地のあるタイプには、皆付いています。なので、単なる「クリーンスター」以外では予約運転が可能です。
最新の「DX」と「DNA3」の場合には、拭き掃除用の洗える小さなモップを付けることが出来、また、それが付属しています。それら以外でも、モップ拭き機能はあるのですが、何とシート取付キットが別売(2,480円)となっています。ただし、そちらでのみ市販のモップシートがそのまま使えるようなので、わざわざ買う気があるのであれば、そちらの方が便利かもしれず、また、これは「DNA3」にも取り付けが可能という話です。
これらには、何と人工知能もあるという話です。しかし、他で販売されている似た機種では殆ど聞かないので、どの程度真に受けて良いのかは少々判断に困ります(しかも、機種が新しくなる程少し進化しているよう)。一応販売ページには "掃除したところは掃除しない電子頭脳" と書かれていますが・・・。
また、「DNA2」からは、何と何とゴミセンサーもあるという話で、「DX」ではそれが新型に移行しているという話です。しかし、やはり他では一切聞かないので謎の機能です。
勿論、アテックスという会社で製造している訳ではない、これらの製品だけが優れているという事は基本的にないですし、販売価格にも、そのような高性能さは反映されていません(…高性能な物を安く売っているのであれば、勿論凄いと思います)。
尚、「DX」には、 "吸いこみスピード効率50%アップ" という記述がありますが、発売の古い単なる「クリーンスター」と「DNA2＆3」にも、 "従来品を50%スピードアップしS字ブラシ" とありますので、同じ内容を書いている可能性があり、あまり当てになりません・・・。
これらクリーンスターは、実のところ「DNA2」までの型だと、確認できる所では、「ファシルM-H298(ニトリ)」「HouseBeat」「ROB-788/ROB-700/ROB-588」「SIS M-477」と同系列の製品です。クリーンスターは、新しい物ではありませんので、人工知能やゴミセンサーの件は、こうやって見ると、やはりちょっと信じられません。
そして最新の「DX」は、ガイズの「FALTIMA031」と同系列のはずです。
「FALTIMA031」は2010年1月の発売で、もう古いですが、新しい「DX」で追加されているのは、目立つ所では、本体裏の(小さな)UV除菌ランプと、そのゴミセンサー位です。細かな違いとしては、可動時間が15分程延びて90分となったのと、それらのせいか200g重くなり、また、何故か運転音も50dB⇒55dBに悪化しています(「スピード2段階」と「光学非接触センサー」というのは、「FALTIMA031」にも付いています)。
ただ、バーチャルウォール発生装置は、多分価格抑制のため、FALTIMA031には付属していませんでした。
人工知能に関しては、FALTIMA031にも "効率的なルートで清掃し" という記述はあるので、それはその程度の物のことなのかもしれません。しかし、「DX」では "当たったことのある障害物と作業したところを記憶してルートパターンも自動で変えます" とまで書かれていますので、進化している可能性も一応あるでしょう。
また、クリーンスターの「DNA3」までは、掃除面積を "L"と "M" (※ "S" もありますが、これはスポット[局所]運転用)から選択する方式ですが、「DX」では広さも人工知能で識別するとされています。しかし、FALTIMA031では、広さの識別の話こそありませんが、やはり掃除面積を選ぶ方式はなく、やはり単にスタートボタンを押す方式となっていました。なので・・・広さも人工知能で識別するかは、何とも言えない所だと思います・・・(汗)。
※アテックスのYahoo!ショッピング店の販売ページにクリーンスター現行3機種の比較表があります。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
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  | ・楽天 ・amazon [レビュー有]  ・口コミ・評価： ・ヘッド形状：大型S字回転ブラシ(＋大型サイドブラシ×1) ・吸込仕事率：未公表/ 時刻予約機能有 ・本体重量：約3.2kg/ 運転音：55dB ・4〜5時間充電・約90分可動 ・段差乗り越え：1.5cm ・移動パターン：渦巻き(逆回転有)、ジグザグ、壁沿い、ランダム、柱回り ・色：ブラック、ホワイト ・サイズ：直径32.0×高さ8.5cm ・ダストカップ容量：0.37L ・(新型)ゴミセンサー＆全方向光学非接触センサー付 ・室内の広さ見分ける人工知能有 ・スピード調節2段階 ・モップ拭き＆UV殺菌機能有 ・(液晶)リモコン＆バーチャルウォール×1付 ・(交換用フィルター・サイドブラシ各×1) |
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 | ・楽天 ・amazon [レビュー有]  ・口コミ・評価： ・ヘッド形状：大型S字回転ブラシ(＋サイドブラシ×1＋平ブラシ×1) ・吸込仕事率：未公表/ 時刻予約機能有 ・本体重量：約2.7kg ・充電時間・可動時間共に不明 ・色：シルバー ・段差乗り越え：1.5cm ・移動パターン：不明 ・サイズ：縦34.5×横35.5×高さ9.0cm ・ダストカップ容量：0.25L ・ゴミセンサー有 ・掃除範囲ボタン(L)(M)(S)選択型 ・「学習ルート種類」という人工知能有 ・モップユニット＆布モップx2付 ・リモコン＆バーチャルウォール×1付 ・(交換用フィルター・サイドブラシ各×1) |
※「DNA3」は、「2」に「モップユニット＆布モップ×2」を付属すると共に、デザインが単なる「クリーンスター」と同じものとなったようです。主要販売サイトとなっているYahoo!ショッピングの「2」のページが、そのまま「3」のページになってしまったのではっきりしませんが、amazonの販売ページを見る限りではそうなっています。
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 | ・楽天 ・amazon [レビュー有]  ・口コミ・評価： ・ヘッド形状：大型S字回転ブラシ(＋サイドブラシ×1＋平ブラシ×1) ・吸込仕事率：未公表/ 時刻予約機能有 ・本体重量：約2.7kg ・充電時間・可動時間共に不明 ・色：シルバー ・段差乗り越え：1.5cm ・移動パターン：不明 ・サイズ：縦34.5×横35.5×高さ9.0cm ・ダストカップ容量：0.25L ・ゴミセンサー有 ・掃除範囲ボタン(L)(M)(S)選択型 ・「学習ルート種類」という人工知能有 ・別売キットでのモップ拭き機能有 ・リモコン・バーチャルウォール×1付 ・(交換用フィルター・サイドブラシ各×1) |
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 | ・楽天 ・amazon [レビュー有]  ・口コミ・評価： ・ヘッド形状：S字ブラシ(サイドブラシもあるよう) ・目詰まり対策：― ― ― ・吸込仕事率：未記載 ・本体重量：2.7kg ・色：シルバー ・段差乗り越え：(多分)1.0cm ・移動パターン：不明 ・約4,5時間充電、45-60分可動 ・幅34.5×奥行き35.5×厚み9cm ・リモコン・バーチャルウォールユニット×1付 ・学習機能有り ・予約タイマーあり |
| ・クリーンスター | |
 | ・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価： ・ヘッド形状：S字ブラシ(サイドブラシもあるよう) ・目詰まり対策：― ― ― ・吸込仕事率：未記載 ・本体重量：2.7kg ・色：シルバー ・段差乗り越え：(多分)1.0cm ・移動パターン：不明 ・約4,5時間充電、45-60分可動(…のはず) ・幅34.5×奥行き35.5×厚み9cm ・リモコン・バーチャルウォールユニット×1付 ・学習機能有り ※クリーンスター★DNAの充電基地が付かないタイプです |
関連ページ：
関連サイト：
・アテックス公式サイト(ロボット掃除機のページは更新されていませんが・・・)
