ルンバ790

ルンバ790は、米・アイロボット社から発売されているロボット掃除機・ルンバ700シリーズの一機種です。
…とは言え、この型番は、日本国内で正規に販売されているものではありません。日本では、最新の700シリーズは、780までしか販売されていません。
しかし、アメリカでは「790」が発売されており、一部のショップにより並行(非正規)輸入販売されています。

その特徴としては、実のところ主には、780に "ワイヤレス・コマンドセンター(米・公式サイト)" というプレステーション・ポータブル風の、横長のタッチパネル内蔵リモコンを付属し、通常のリモコンを省略したただけ、ということになります。これは時刻予約機能もリモコン操作出来る、優れ物ではありますが。
あとは、消耗品等付属品が多数おまけに付き、それらを収納出来るブリーフケース風のツールボックスが付いています。
そのツールボックスの正式名称は、一応 "iRobot Looj Rugged Storage Case" と言い、交換用のエッジクリーニングブラシ×1、メイン&フレキシブルブラシ各×2、フィルター×6(3回分)、お部屋ナビ×2、お掃除ツール(カッター&リング)を綺麗に収納することが出来ます。
また、アメリカ版の700シリーズには、ルンバの使用法を解説したDVDが付いていますので、それも付いてきます。
消耗品等の総数としては、
  • お部屋ナビ×3(定価:1個 8,925円)
  • 交換用フィルター×3セット(定価:2セットで3,150円。3セット換算で4,725円)
  • 交換用サイドブラシ×3(定価:1本 2,100円)
  • 交換用メイン&フレキシブルブラシ×各2(定価:1本 2,100円)
  • ドライバー×1
  • (お手入れツール=カッター&回転ブラシの毛取り用リング)
となっています。
お部屋ナビ、もしくはバーチャルウォールは、2つ付属することが多いですので、1つ多いです。勿論、本当に3つも必要かは疑問です。中には、1つも必要ない方もいらっしゃると思いますので。
また、下位の780では、交換用フィルターやブラシは、1度の交換分しか付きませんので、2、もしくは3回分の交換部品はかなり多いです(ややこしいことに日本版の780には、交換用フィルターだけは1回分の多い、2回分が付いています)。
これらの追加分の付属品の価格は、フィルター・ブラシ類は11,550円、お部屋ナビは8,925円なので、合計して20,475円となります。
"ワイヤレスコマンドセンター" という特殊なリモコンは、米ドルで199ドルとしか分かりませんが、日本で売るとなると、倍の価格となる可能性がありますので、3万円程度する可能性があります(…無茶苦茶ですが)。
また、ツールボックスも日本では売られていませんが、アメリカでは定価で24.99ドルですので、控えめに見ても3,500円程度はするはずです。
全機種中、この790にのみ付属する、ドライバー(ネジ巻き)については価格・詳細共に不明です。
なので、この「790」には、一応5万円半ば程度の付属品が、780に付いていることになります。…もう無茶苦茶ですが。
アメリカでの本体の定価としては、790は699ドル、780は599ドルと100ドルしか違いません。なので、790は、199ドルの特殊リモコンが付くだけでも、一応相当お得な価格となっています。

また、驚いたことに、アメリカのamazonで見ると、ルンバは定価に近い価格で売られています。
日本の780の正規輸入品は、定価で79,800円で、ネット最安値は5万円半ば程度ですので、何と本体の実売価格は、アメリカ(599.99ドル=約48,000円/1ドル=80円で計算)と日本ではそれ程変わりません。並行輸入品だと、5万円程度ですので、アメリカ国内価格ともかなり近くなります。日本のルンバは、高い高いと言われてきましたが、ここまで来ています(ただし、下位機種になる程、価格差が開いて行きます ^^;)
その分、日本の正規輸入代理店のセールスオンデマンド社は、ルンバの消耗品・付属品で稼ぐ仕組みとなっているのか、それらの価格は、実はアメリカ版と倍程度以上違います。
この790や、やはり並行輸入の595で、おまけで付く付属品の価格が異常な値となるのも、その部分が一枚噛んでいます( ⇒「ルンバの国内正規品とアメリカ版の価格比較表」)
ただし、消耗品については、やはり並行輸入品や、「互換品」とも言われる安い海賊版も、現在数多く出回っています。特に、高価なバッテリーに関しては、買う際には安い物で済ませてしまおうか、という誘惑にも駆られます。

並行輸入品に関する注意点
海外版、つまり並行輸入(非正規輸入)品特有の事情としては、日本のルンバの正規輸入代理店・セールスオンデマンド社による保証・修理・メンテナンスを受けることが出来ません。なので、ショップ単位での保証・修理を受けることになります(※保証期間は、正規輸入品は普通に1年間ですが、販売店が独自に付けるものの方が長いケースもあります)。
また、ACアダプターが外国仕様で、日本のPSE法(電気用品安全法)に違反するようで、ショップ単位で日本向けアダプターと交換していることが多いです。これは、説明書に関しても(基本的に)同様で、日本語版をショップ単位で付属していることが多いです。
ただし、並行輸入品は海外仕様品であるにしても、エラーメッセージ(音声)は16ヶ国語に対応しており、日本語にも対応しています。

この「ルンバ790」は、お買い得なのには違いありませんが・・・ポータブルゲーム機より高価な妙なリモコンと、3つ目のお部屋ナビ、そしてツールボックス本当に必要なのか?ということがまずあります(笑)。お部屋ナビは、万が一で3つ欲しい方にはちょうど良いのですが。
また、輸入しているショップが少ないこともあって、並行輸入品としてこれは他より少し割高となっています。
なので、一つ下の「780」でも良いだろうと思いますが、価格はあまり気にしなくて、しかも勿論並行輸入品でも気にならないという方には、良いでしょう。ボディカラーも、他より少しお洒落な淡いメタリックブルー系ですので、何となく欲しくなるプレミアム感は、確かにあると思います。

 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


ルンバ790
iRobot Roomba アイロボット ルンバ790 【並行輸入】楽天
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楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:パワーブラシ
目詰まり対策:― ― ―
重量:約3.7kg
色:メタリックブルー系
3時間充電・60分可動/最大可動時間90〜120分
自動充電機構
スケジューラー(時刻予約)機能付
お部屋ナビ×3付
交換用[フィルター×3セット、サイドブラシ×3、メイン&フレキシブルブラシ×各2]付


関連ページ:
自動掃除機ルンバ[入門編]
お部屋ナビの必要性と電波障害
880/870/871(2014年度型)
780/770/760(2011年度型)
630/620(2012年度型)
622/621(2014年度型)
537J/527J(2011年度型)
660,650/595/560/550/530(並行輸入品)
ルンバ比較/専用バッテリー/交換用ブラシ
ロボット掃除機比較(ルンバの類似品の数々&違いについて)
シャープ ココロボ/東芝 スマーボV

関連サイト:
お掃除ロボ使い罰金?「ルンバ」並行輸入品、電波法違反の恐れ(MSN産経ニュース)(790と、560の旧型は該当します。550は該当しないはずですが・・・)
お掃除ロボット「ルンバ」で電波法違反? 並行輸入品は「技適マーク」に要注意(弁護士ドットコム)




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