EC-WX310 EC-VX310

シャープから2012年9月13日に発売となる、同社製サイクロン掃除機の最上位シリーズの最新製品、EC-WX310/EC-VX310です。それらは殆ど同じものですが、WXの方が、少しだけ豪華仕様となっています。

その特徴としては、とりあえず、
  • シャープ製の最高性能ヘッド "ハイグリップ自走ヘッド" (裏面に "こまわりローラー" という全方向キャスターを装備して、横の動きにも強いという珍しい物)
  • 最大値で52dBという業界最小の運転音
  • 超高性能なULPAフィルターを採用
  • ゴミ捨て時にゴミが舞わないようにと、ダストカップ内にゴミを押し固める為の大きなスクリューを装備
  • 除菌・消臭イオンのプラズマクラスターイオン(濃度7000)の発生機能
が挙げられます。
上位機種の「EC-WX310」には、それらに加え、静電気除去が目的のプラズマクラスターイオンのダストカップ内放出と、"空間洗浄ユニット" なる、本体上・後部で空中のチリを吸う機能まで備えています。

前年度型「EC-WX300」 by アスキー
しかし、これらはフィルターの目詰まりを防ぐための電動のフィルター振動機構を備えた機種でもありますので、2011年度モデルまでは、電源をOFFにする度に、カタカタというその作動音が気になる機種でした。
その為、2012年度型では、その点の改善が図られています。

まず、今年度からは吸込のパワー=吸込仕事率が450W400Wにダウンしていますが、それはサイクロンの渦を強化した "新形状サイクロン" の為のようで、以前より遠心分離力が増しているようです(ほぼ確定)
また、以前は、本体が停止時にダストカップ内のゴミ圧縮スクリューが回転していたのに対し、今年度からは掃除中にも回転することで、一度遠心分離したゴミを逃さないよう、ダストカップの底に導きます。また、センサーによりゴミが多いと判断される場合には、連続回転で下に押し固め、約15分の1にまで圧縮します(=「NEWスクリュープレスシステム」)
これらにより、ゴミと空気との分離性能が、以前より向上しています。

また、ダストカップ部の上にあるメインフィルターをセンサーで監視することで、フィルターにホコリが付いた時だけ電動振動機能を作動させ(「センサー自動クリーンメカ」)、その余計な作動音を軽減しています。サイクロン部のゴミの分離効率自体も上がっているので、フィルター振動のカタカタ音の発生率も、その分低くなっています。

ただ、 "ごみ捨ての頻度を従来比約1/3に低減。約40日間ごみ捨て・お手入れをしなくても、強力パワーを持続" とされていますが、これは2009年度の安めの機種「EC-CP11」を14日間ゴミ捨て不要とするという、極めて不可解(まさかゴミ捨てラインまでではなく、本当にダストカップを満タンにしたのでは・・・?)な基準の元に導かれた数値です(⇒公式サイトの注5)
EC-CP11はパワーブラシこそ付いているものの、単なる安めのサイクロン掃除機ですので、一軒家であれば、平均して1日に1回程度のゴミ捨ては必要とされるはずです(下手をすると掃除中のゴミ捨ても必要で、サッと済ませれば次の日も大丈夫という感じだと思います。タービン式ながら基本同型の「ECT1E5」が我が家にあるので、そうのはずですが ^^;)
なので、「EC-WX310/EC-VX310」だと、その3倍の3日程度ゴミを捨てなくても大丈夫、ということになるのではないでしょうか。
また、センサーでダストカップ上部のメインフィルターに細かいゴミが付着したかどうかを見分ける等という芸当は、簡単ではないはずです。
その為、本体の電源がOFFになる度に振動させる場合より、フィルターを綺麗に保つ事は難しいはずです。
それでもサイクロン部の遠心分離の効率は上がっているので、そちらでその分をカバーできているか、いないか、という所ではないかと普通なら思える所ですが、「運転頻度が最大約1/40まで抑えられる」(家電Watch)とされているので、かなり無理をしてフィルター振動の起動を抑えているように思えます。
手元グリップに何と「フィルターお手入れ」ボタンが新設されましたので、心配な場合には、いつでも好きなだけフィルター振動をさせることが出来るようです。なので、時々自分でボタンを押すつもりがあれば、心配は必要ないでしょう(汗)。
尚、吸込仕事率は50W下がっていますが、ヘッドは、内蔵の回転ブラシの毛を高密度化し、清掃力と自走力のアップを図った新型ヘッド "ハイグリップ自走ヘッド" に変更されていますので、その点はカバーされているはずです。

空間洗浄ユニットの強化(EC-WX310)
最上位機種「EC-WX310」には、前年度から "空間洗浄ユニット" なる本体後部に専用のモーターとフィルター・吸引口を設けて、掃除中に空中のチリを集める機能が搭載されています。これにより、窓を開けなくても、快適に掃除機がけが出来るとされています。
それがこの2012年度からは、従来比5倍のパワーで吸い込みを行います。その為、空間洗浄力も高まったという話です。
勿論、そういう余計な物はいらない方は、下位機種の「EC-VX310」にしておけば良いでしょう。プラズマクラスターイオンのダストカップ内放出機能が省略されているのは少し残念ですが・・・。

 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


EC-WX310
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口コミ・評価:感想(_件)を参照
ヘッド形状:ハイグリップ自走ヘッド(パワーブラシ)
目詰まり対策:センサー&モーター式フィルター振動機構
吸込仕事率:400W[エコ自動モード有]
本体重量:5.3kg/ 全体重量:7.2kg
運転音:52〜約48dB(空間洗浄時:53〜約51dB)
排気方法:― ― ―
持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1
色:グリーン系(G)、オレンジ系(D)
HEPA/ULPAフィルター各1枚装着
高濃度プラズマクラスター(ダストカップ内放出付)
3Dクリーンシステム
2WAYベンリヘッド(エチケットブラシ&ゴムブレード)付

EC-VX310
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口コミ・評価:感想(_件)を参照
ヘッド形状:ハイグリップ自走ヘッド(パワーブラシ)
目詰まり対策:センサー&モーター式フィルター振動機構
吸込仕事率:400W[エコ自動モード有]
本体重量:4.9kg/ 全体重量:6.7kg
運転音:52〜約48dB
排気方法:― ― ―
持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1
色:ゴールド系(N)、レッド系(R)
HEPA/ULPAフィルター各1枚装着
高濃度プラズマクラスター


前年度型
EC-WX300
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口コミ・評価:感想(_件)を参照
ヘッド形状:こまわり・すみジョーズ自走パワーアシスト(パワーブラシ)
目詰まり対策:モーター式フィルター振動機構
吸込仕事率:450W
本体重量:5.0kg/ 全体重量:7.0kg
運転音:52〜約48dB
排気方法:― ― ―
持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1
色:メタリックブラック(B)、シャンパンゴールド(N)
HEPA/ULPAフィルター各1枚装着
高濃度プラズマクラスター(ダストカップ内放出付)
ダニアウトダクト=空中の塵も吸引
3Dクリーンシステム
2WAYベンリヘッド(エチケットブラシ&ゴムブレード)付

EC-VX300
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口コミ・評価:感想(_件)を参照
ヘッド形状:こまわり・すみジョーズ自走パワーアシスト(パワーブラシ)
目詰まり対策:モーター式フィルター振動機構
吸込仕事率:450W
本体重量:4.8kg/ 全体重量:6.8kg
運転音:53〜約48dB
排気方法:― ― ―
持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1
色:メタリックピンク(P)、ライトシルバー(S)
HEPA/ULPAフィルター各1枚装着
高濃度プラズマクラスター
ダニアウトダクト=空中の塵も吸引
2WAYベンリヘッド(エチケットブラシ&ゴムブレード)付


関連ページ:
EC-VX500 EC-NX500(2013年度型後継機種) 最新製品
シャープ掃除機
EC-WX300 EC-VX300(前年度型)
EC-NX310(下位・廉価版機種)
HEPAフィルター/ULPAフィルター(採用機種一覧)
各社最高性能機一覧

関連サイト:
EC-WX310|シャープ公式サイト
EC-VX310|シャープ公式サイト
プラズマクラスターサイクロン掃除機 2機種を発売|シャーププレスリリース