CV-SW20

CV-SW20は日立から2012年8月25日に発売となった、新型(マイナーチェンジ)のサイクロン掃除機です。シリーズ名として "ごみダッシュサイクロン" とも呼ばれます。
特徴としては、吸込仕事率がサイクロン掃除機としては2012年現在最高となる640Wで、日立製最高性能ヘッドの "ワイドごみハンターヘッド(軽量版)" (公式サイトによるヘッド機能の解説)を装備し、これまたやはり高性能なHEPAフィルター相当のフィルターが付いているので、排気が綺麗なことも挙げられますが・・・これのサイクロン部は、ティッシュをフィルターとして使い、遠心分離はほぼないと見られる偽りのサイクロンです(⇒「日立製サイクロン掃除機の構造」)。吸込仕事率がやたらと高いのは、そのせいでもあります。

これには前年度型として「CV-SU20」がありますが、違いとしては、
  • 吸込仕事率が最大630W〜最小80W⇒最大640W〜最小100Wにアップ
  • それに伴い、消費電力が最大1,000W〜最小200W⇒最大1,150W〜最小240Wにアップ
  • 本体重量が100g軽くなり、その分で総重量も100g減
  • 本体にホースをグルりと巻き付けるコンパクト収納を可能とするホースリング(留め金の一種)の省略
…ということになるはずです。
要するにほぼ、消費電力が高いものの、今までより少しパワーがあって、少し軽いモーターに載せ替えただけでしょう。日立の紙パック式のこれと同等の機種(「CV-PW20」)でも同じようにモーターが変更されましたが、重量は昨年度型と変わりません。なので、多分四捨五入すると100g違う程度の差なのでしょう。
ちなみに、日本メーカー製掃除機の最大消費電力は、昨年まではほぼ1,000Wで横並びでした。なので、これらの機種は、一応日本メーカー製の掃除機の中では、消費電力が高いということになるはずです(エコモード使用時には制御プログラム次第でどうなるか分かりませんが)
また、ホースリングという物は、昨年から付属し始めたのですが、多分使う人は少ないという判断でしょう。大抵の方は、箱の中の隅っこにコロンと入れたままなのかもしれません(笑)。

この「CV-SW20」は、ヘッドと排気性能は良いのですが、サイクロン部だけは何とも言いようのない物ですので(笑)、まあ価格次第で、買ってみても良いかな?というような方には良いかもしれません。…と言っても、価格が幾ら下がっても、2万円程度はするはずですので・・・まあ人それぞれでしょうか。。。

 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


CV-SW20 ごみダッシュサイクロン
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口コミ・評価:感想(_件)を参照
ヘッド形状:ワイドごみハンターヘッド(自走式パワーブラシ)
目詰まり対策:コード連動式フィルター振動機構&ティッシュ装着
吸込仕事率:640W[エコ自動モード有]
本体重量:4.0kg/ 全体重量:5.7kg
運転音:65〜約59dB
排気方法:分散上方排気
持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1
色:シャンパン(N)、フレッシュピンク(P)
HEPAフィルター(相当品)仕様
ワイド曲が〜るロング吸口(高所用ノズル)


前年度型
CV-SU20 ごみダッシュサイクロン
日立 サイクロン式 パワーブラシクリーナー (シャンパン)【掃除機】HITACHI CV-SU20-N / 日立楽天
amazon [レビュー有]
口コミ・評価:感想(_件)を参照
ヘッド形状:ワイドごみハンターヘッド(自走式パワーブラシ)
目詰まり対策:コード連動式フィルター振動機構&ティッシュ装着
吸込仕事率:630W[エコ自動モード有]
本体重量:4.1kg /全体重量:5.8kg
運転音:65〜約59dB
排気方法:分散上方排気
持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1
色:シャンパン(N)、ラベンダー(P)
HEPAフィルター(相当品)仕様
ワイド曲が〜るロング吸口(高所用ノズル)


関連ページ:
CV-SY20(2014年度型後継機種) 最新製品
CV-SU20(前年度型)
CV-SW10(下位機種)
日立掃除機

関連サイト:
CV-SW20|日立公式サイト


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