ただ、サイクロン掃除機とは言っても、"ツインサイクロン" という名の偽サイクロン、"なんちゃってサイクロン" に過ぎません。それらの製品の内部では、ほぼ単にフィルターでゴミを取り除きます。
ゴミが主にたまる部分のフィルター前に、ティッシュを挟むと手入れが楽ですが、それは本来サイクロンとは関係ありません。というより、ゴミを遠心分離するサイクロンがないので、ティッシュの装着が必要だと言えるでしょう。
メインフィルターにはガチャガチャと手で動かす振動式のフィルター清掃機能がありますが、それでホコリが全部落ちる訳ではなく、徐々に溜まって行きます。なので、いずれ手作業でのフィルター掃除が必要とされるはずです。
これらのヘッドは、両方とも "エアロノズル" と呼ばれる吸込の風で回るタービン(風力)式の回転ブラシ装備のヘッドです。価格が安めなので当たり前と言えば当たり前ですが、高性能ではありません。
そして、これらの機種「MC-SK13A」と「MC-SKL13A」との間での違いとしては、吸込仕事率が90W違います。…590Wと500Wということで、結構違いますので、出来れば590Wの「MC-SK13A」が無難のはずです。
違いは単にそれだけですし、この系列の機種には元々吸込仕事率が500W程度の製品はありません。なので、「MC-SKL13A」は「MC-SK13A」の廉価版(安売り用)だと言えるはずです。
その高い方の「MC-SK13A」の側には、前年度型として「MC-SK12A」がありますが、違いとしては、一応の新型では吸込仕事率が10Wアップしています。また、数年前にCMでお馴染みとなった、ヘッド上のチリも吸引するという "エアダストキャッチャー" が追加となっています。…と言っても、実際その吸引口に手を当ててみても、大して役に立っているとは思えない程度にしか吸っていないのですが・・・。
私としては、これらにするなら、普通に紙パック式掃除機にしておけば良いと思うのですが・・・分かっていて、1度使ってみたいからとお買い求めになるなら、それも良いだろうと思います。ただ、いつか訪れるそのまた次の購入機会に、これらの系列の製品をお買い求めになることは、多分ないだろうと思います・・・。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・MC-SK13A ツインサイクロン | |
・楽天 ・amazon [レビュー有] ・楽天レビュー:レビュー(_件)を参照 ・ヘッド形状:エアロノズル(タービンブラシ) ・目詰まり対策:「チリ落とし」手動レバー&パワー持続センサー ・吸込仕事率:590W ・本体重量:3.7kkg/ 全体重量:5.0kg ・運転音:65〜約53dB ・排気方法:― ― ― ・持ち手(本体):固定式 ・色:ピンク(P)、ブルー(A) ・エアダストキャッチャー | |
・MC-SKL13A ツインサイクロン | |
・楽天 ・amazon [レビュー有] ・楽天レビュー:レビュー(_件)を参照 ・ヘッド形状:エアロノズル(タービンブラシ) ・目詰まり対策:「チリ落とし」手動レバー&パワー持続センサー ・吸込仕事率:500W ・本体重量:3.7kkg/ 全体重量:5.0kg ・運転音:65〜約53dB ・排気方法:― ― ― ・持ち手(本体):固定式 ・色:ダークグレー(H) ・エアダストキャッチャー | |
前年度型(MC-SK13Aの)
・MC-SK12A | |
・楽天 ・amazon [レビュー有] ・楽天レビュー:レビュー(_件)を参照 ・ヘッド形状:エアロノズル(タービンブラシ) ・目詰まり対策:「チリ落とし」手動レバー&パワー持続センサー ・吸込仕事率:580W ・本体重量:3.7kg ・運転音:65〜約53dB ・排気方法:― ― ― ・持ち手(本体):固定式 ・色:ホワイトブルー(WA) | |
関連ページ:
・MC-SK13G(上位機種)
・MC-SK12G MC-SK12J MC-SK12A(前年度型)
・パナソニック掃除機
関連サイト:
・MC-SK13A|パナソニック公式サイト
・MC-SKL13A|パナソニック公式サイト