その特徴としては、三菱としては最高性能の自走式のモーター式回転ブラシを備え、左右に分かれたサイクロンBOXで、大ゴミ⇒中ゴミ⇒小ゴミ、と3段階に徐々に遠心分離することにより、微細なゴミまでフィルターに頼らず除去することが出来る、とされています。
三菱の説明としては、"サイクロンBOX部フィルターレスサイクロン式掃除機" とも言われますが、、、単にサイクロンBOXにフィルターがないだけで、本体側に普通にフィルターは付いています。…相変わらず "カートリッジセット" という、フィルターであることを誤魔化した名称となっているようですが。
吸込仕事率は日本製としてはかなり低い250Wですが、その分サイクロンの渦にパワーを割いているはずですので、確かにサイクロン部の性能はマシな物であるはずです。
また、ヘッドの回転ブラシを横からサッと引き抜くだけで絡んだ毛を取ることが出来る、"毛絡み除去機能" もペットのいる家庭等ではとても便利だとされています。
この前年度型として、一応「TC-ZXA20P」がありますが、実のところこの機種は、何とやはり前年度型である、ヘッドにタービン式回転ブラシを装備した「TC-ZXA15S」との中間タイプの廉価版です。その為、型番も、20P⇒17Pにダウンしています。何故そうなのかと言えば、単にコストダウンの為だと思われますが。
2011年度型「TC-ZXA20P」との違いとしては、こちらでは、
- ダストボックス部で、微細なホコリ同士をくっ付けるとされた、マイナスイオン発生機能の省略
- ふとんブラシの省略
- ソファやクッション等用の2WAYキャッチローラー(吸込口の前後にワイドなエチケットブラシのようなものが付いており、掃除機につながなくても使用可)の省略
- (ボディカラーのプラチナシルバーが消滅)
新型からは、ヘッドの機能説明に "フローリング拭き機能" という項目が追加されていますが、ヘッドの型番はJB-720XAMで全くの同一ですし、「在庫僅少」として掲載されている2011年度型の下位機種「TC-ZXA15S」にも "フローリング拭き機能" と追加で書かれていますので、もしかしたら、書く余地の少しでもあることを、書いただけなのかもしれません。
また、その2011年度型の下位機種「TC-ZXA15S」との違いとしては、
- ヘッドがタービン式⇒モーター式に変更
なので、この「TC-ZXB17P」は、一応余分を削ってコストダウンがなされた買いやすい機種となるはずですが、発売後しばらくは高いままでしょう(汗)。
あと、気になる点としては、これの回転ブラシには若干硬めのブラシが付いていますので(回転ブラシ自体も前年度と同型)、ピカピカのフローリングや繊細な絨毯には、若干強過ぎかもしれません。…もっとも、硬い方が、床からゴミをはぎ取る性能が高いのですが・・・。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
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・楽天 ・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・ヘッド形状:自走式パワーブラシ ・目詰まり対策:― ― ―(左右2段サイクロン) ・吸込仕事率:250W[節電モード有] ・本体重量:4.9kg /全体重量:6.7kg ・運転音:68dB〜約63dB ・排気方法:側面斜め上方排気 ・持ち手(本体):固定式 ・色:ルビーレッド(R) ・ヘッド上空のホコリも吸引 ・2WAYロングノズル(長めのブラシ付ノズル)付 | |
前年度型
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![]() | ・楽天 ・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・ヘッド形状:自走式パワーブラシ ・目詰まり対策:― ― ―(左右2段サイクロン) ・吸込仕事率:250W[節電モード有] ・本体重量:4.9kg /全体重量:6.7kg ・運転音:68dB〜約63dB ・排気方法:側面斜め上方排気 ・持ち手(本体):固定式 ・色:ルビーレッド(R)、プラチナシルバー(S) ・ヘッド上空のホコリも吸引 ・ダストボックス内マイナスイオン発生 ・2WAYロングノズル(長めのブラシ付ノズル)付 ・ふとんブラシ&2WAYキャッチローラー付属 |
関連ページ:
・TC-ZXC30P TC-ZXC20P 風神(2012〜13年度型後継機種)

・TC-ZXA20P TC-ZXA15S 風神(前年度型)
・三菱掃除機
・トルネオW(東芝製の一応本格サイクロン)
関連サイト:
・TC-ZXB17P 風神|三菱公式サイト
・全英アレルギー協会(何故か宣伝もなく、認証品となっています)