アイリスオーヤマから2012年の6月に発売となったペット用サイクロンクリーナー「PCC-100CTK」です。
何がペット用なのかと言うと、ヘッド(名前は「超吸引毛取りヘッド」)に往復有効な前後2方向のエチケットブラシが付いており、それで絨毯に付いた毛等を掻き取ることが出来ます。
しかも、そのエチケットブラシは、人間がヘッドの往復運動を行う際に、使わない側(滑ってしまう側)が少し可動してヘッドの内側に入り、掻き取った毛を吸引力で吸い込みます。
また、"ハンディ毛取りノズル" という、4方向のエチケットブラシが付いた小型の丸いオプションノズルが付属しており、ペットを飼っているご家庭のソファ等の掃除に使用することが出来ます。
この「PCC-100CTK」をサイクロン掃除機として見た場合には、一応外から見えるダストカップ部と、その奥で小サイクロンを5つ程度作る2段方式の、マルチシリンダーサイクロンとでも呼ばれる何故かダイソンとよく似た構造です。
それで、遠心分離力が強いのかと言えば、単にダストカップでゴミが回るだけの物に比べればマシだと思われますが、、、性能が高いということはないはずです。
単純に違いを言えば、ダイソンは2段目で10箇所程度の小サイクロンを作り、また、そもそもモーターのパワーも違うはずです。
ところで、これは「ペット用サイクロンクリーナー」等という、ある意味非常にダイレクトな名前で売り始めましたが、実は「ECC-100CTK」というほぼ同じ機種機種が、先に販売されています。これは本体が同じで、ヘッドも「超吸引毛取りヘッド」で同じ。違いとしては、新型「PCC-100CTK」には「ハンディ毛取りノズル」が付き、「ECC-100CTK」にはやはりソファ等用ですが、接地面がブラシ状になった小型ヘッドが付いている、というだけのようです。
せっかく工夫したヘッドを作ったので、改めて「ペット用」として売り出したかったのでしょう(笑)。
ちなみに、本体が同じと思われる機種は他にも販売されていますので、実際見たことがありますが、サイクロンの奥のフィルター部には、スポンジフィルター(スポンジをフィルターにしている)が採用されていました。なので、排気はあまり綺麗ではないかもしれません。もっとも安物であれば、結局どれも似たようなものかもしれませんが。。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・PCC-100CTK ペット用サイクロンクリーナー | |
・楽天 ・amazon [レビュー有] ・楽天レビュー:レビュー(_件)を参照 ・ヘッド形状:超吸引毛取りヘッド(往復効くエチケットブラシ付ヘッド) ・目詰まり対策:― ― ― ・吸込仕事率:170W ・本体重量:4.9kg/ 全体重量:不明 ・運転音:未公表 ・排気方法: ― ― ― ・持ち手(本体):固定式 ・色:オレンジ(D) ・電源コード長:4.5m(若干短い) ・ハンディ毛取りノズル付 | |
先行販売品
・ECC-100CTK | |
・楽天 ・amazon [レビュー有] ・楽天レビュー:レビュー(_件)を参照 ・ヘッド形状:超吸引毛取りヘッド(往復効くエチケットブラシ付ヘッド) ・目詰まり対策:― ― ― ・吸込仕事率:170W ・本体重量:4.9kg/ 全体重量:?kg ・運転音:未公表 ・排気方法: ― ― ― ・持ち手(本体):固定式 ・色:シルバー ・コード長:約4.5m(若干短い) ・ソファ等用小型ヘッド付 | |
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関連サイト:
・アイリスオーヤマ PC支給せずアイデア捻出時間増やしヒット(NEWSポストセブン)