日立製ではサイクロン/紙パック式を問わず、中級機以上には「ワイド曲が〜るロング吸口」というオプションノズルが付属することになります。
このワイド曲がるロング吸口は、延伸管部を外して、その代りに取り付けるものです。このブラシ部分は意外と硬く、積ったホコリを根こそぎ掻き取るのに最適化された硬さです(笑)。
これは、右上の写真の黄色いボタンを押すことで、約17cmまで伸ばすことが出来ます。また、下の写真のように、ブラシ部だけ回して横にすることもできます。
複雑なことに、ブラシ部を外してロングすき間ノズルとしても使うことも出来ます(この状態からまだ17cm伸ばせます)。
この黄色いボタンを押すことで、根元部分の角度を調節することも出来ますし、リング状になっている部品を回すことで、微妙に吸引力を調節することまで出来ます。
使用例としては、このような形となります。特には左の写真のような部分や、冷蔵庫の上、上からつり下がった照明の上等を掃除するのに適しています。
ちなみに、この「ワイド曲が〜るロング吸口」を別売で買うとなると、何と5,000円程します(※⇒でん吉)。
やたらと可動部が多い複雑なノズルなので、定価であれば、その価格が不当だとまでは思いません。しかし、それならこれは付けなくて良いので、その分掃除機を安く売ってくれと言う人も多いのではないでしょうか(笑)。
これは主には高所用ノズルのはずですが、日立には、パナソニックの "親子ノズル" や、東芝の "ワンタッチどこでもブラシ"(ピカッとどこでもブラシ) ように、ヘッドを簡単操作で外してブラシを出す機能がありませんので、手軽さでは多少劣っても、無理にでもこういう便利さで勝るロングタイプのブラシノズルを付けることになっているのだと思えます。
※一応 "クルッとブラシ" という手元ブラシと使える物を、延伸管の先とヘッドの間に取り付けることもできますが・・・床用にしてしまうと手元用がなくなってしまします・・・。
付属機種:
2013年度:CV-PY300(紙パック式)/CV-SY7000/CV-SY5000/CV-SY500/CV-SY300(サイクロン式)
2012年度:CV-PW300/CV-PW20(紙パック式)/CV-SW7000,CV-SW5000(サイクロン式)
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