ヘッドには、この価格で買える機種としては豪華なことに、風力式回転ブラシのタービンブラシが装備されています。…もっとも、見てみると "安そう!!" という感想を持つ程度の物でしかありませんが。
吸込仕事率は250Wと安めの紙パック式掃除機にも劣りますが、安物のサイクロン掃除機は大抵こんな物です。
このYC-T008GRのメーカー的なウリとしては、"Dual Drum Cyclone(デュアルドラムサイクロン)" で "HICYCS(Hi-speed Cyclone Core System)" なので、ゴミの分離率が98%以上! 3年経っても75%の吸引力!・・・というよく分からないことになっています。
サイクロンは、ゴミが溜まって来ると、ゴミが大きな空気抵抗を生み出し、遠心分離の速度・効率を下げますので、サイクロンが2段(Dual)になっているのは、一応この機種の長所と考えて良いと思います。
また、"HICYCS" というのは、サイクロンが内外の2段になっている分内側のサイクロンの直径が他(の安物)と比べて小さく、その分サイクロンの速度が少し上とか、その程度の話のはずです。
ちなみに、ツインバードでの "当社従来品" としては、何と半年程度で吸引力が初期の50%を割るという話なので、他の特にメーカー名不明の安物サイクロンと比べるとやはり差があると考えて良いのかもしれません。
ただ、当「YC-T008GR」にせよ、従来品にせよ、フィルターを掃除しながら使った場合なのかが不明なのですが・・・甘い考えは捨てて、現実的には時々フィルターの状態を確認しながら使うしかないはずです。
amazonのレビューを見てみると、やはりすぐフィルターが詰まるようになるという話が散見されますが、この手の安いサイクロンは高性能ではあり得ないので、それはもう仕方がないでしょう。
ただ、一人でアパート暮らしだったりすると、紙パック式ではいつまで経っても紙パックを交換できずに不潔ですし(笑)、そもそもゴミをあまり吸わなければ、フィルター掃除・交換の必要もあまり生じません。
なので、結局これはツインバード製な訳ですし、そういう "一人暮らし用" 的な使い方が正しいのではないでしょうか。
もしも、この「YC-T008GR」を一軒家で・・・とのお考えであれば、それはやめてやはりツインバード製の後継・上位機種(っぽい)「YC-T211W」でもなく(笑)、どこか普通の有名メーカーの製品を探せないものでしょうか?
結局のところ、私としてはそれが唯一の選択肢であるように思いますが・・・。
※ただし、これのフィルターは凄く安く、送料込で1,000円程度で買えるようなので・・・というなら、最初から紙パック式にした方が良いかも。(汗)
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
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![]() | ・楽天 ・amazon [レビュー有] ・楽天レビュー:レビュー(_件)を参照 ・ヘッド形状:タービンブラシ ・目詰まり対策:― ― ―(デュアルサイクロン) ・吸込仕事率:250W ・本体重量:3.9kg ・運転音:65〜約??dB ・持ち手(本体):折り畳み式 ・色:ホワイト×フレッシュグリーン |
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![]() | ・楽天 ― ― ― ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・楽天レビュー:レビュー(_件)を参照 ・ヘッド形状:タービンブラシ ・目詰まり対策:― ― ―(デュアルサイクロン) ・吸込仕事率:250W ・本体重量:3.9kg ・運転音:65〜約??dB ・持ち手(本体):折り畳み式 ・色:メタリックグレー×クリアパープル ・YC-T008GRの色違い品。WEBとギフトルートでの限定品だそうです |
関連ページ:
・ツインバード掃除機
・YC-T211W トリプルアクセルサイクロン
関連サイト:
・デュアルドラムサイクロン YC-T008GR|ツインバード公式サイト
・YC-T008GR用アフターパーツ(送料は代引き手数料を含んで一律630円)|ツインバード公式サイト
・家電製品ミニレビュー ツインバード「デュアルドラムサイクロン」(家電Watch)