掃除機の運転音は、「dB(デシベル)」という単位で表されます。
2014年現在、家庭用のヨコ型機としては、42dB(ウルトラワン「弱モード」時)〜82dB(サイクロニックマックスD)、スティック・ハンディタイプでは85dB(ツカモトエイム「AIM-SC11」「AIM-HC02」、セラヴィ「CLV-126」)、そして布団用掃除機では「アトケア」の、何と90dB(本当なのだろうか??)程度まであります。
※ハンディタイプ等も含め、安い機種だと非公開の場合もあります。…ダイソンは全面的に非公開ですが(汗)[※最新機種では65〜70dB程度だと思っておけば良いと思います]。
82dBや85dBだと公表している、ペルソスのサイクロニックマックスDや、ツカモトエイム、セラヴィは偉いと思います。
音の大きさの目安としては、以下のように表されます(東芝公式サイト)。
90dB:大声による独唱・騒々しい工場の中
80dB:地下鉄の車内・電車の中
70dB:電話のベル
60dB:騒がしい事務所の中・普通の会話
50dB:普通の事務所
40dB:図書館の中
キャニスタータイプ(一般的なヨコ型)だと、4万以上程度の高価で静かさをウリとする製品で、強モード時に55dB弱程度(国内有名メーカー製では、日立のサイクロン式上位機種「CV-SY7000」が52dBで最小)。
1万円前後程度の安価な製品では、強モード時に65dB前後程度となります (国内有名メーカー製だと、東芝の紙パック式・下位シリーズの68dBが最大)。
運転音の程度としては、上の例を見ての通りですが、静音タイプだと、普通の事務所と騒がしい事務所の中間程度。そして、安めの製品だと、騒がしい事務所と、電話のベルの中間程度ということになります(笑)。
ちなみに、それらの中間の60dB程度だと、どちらかと言うと静かな部類で、価格的にも高めということになります。
また、残念なことに当然ながら、音が静かな類の掃除機には、パワーの高い掃除機はありません。音が静かな掃除機は、クッション材を用いるなどした静音構造に加え、多かれ少なかれ、パワーを抑えることで音を静かにしています。
ただ、敢えて言えば、掃除機の吸引力の目安となる日本での単位「吸込仕事率」は低いものの、欧米での吸引力を示す単位である「ダストピックアップ率」が高いスウェーデン・エレクトロラックス社の紙パック式「エルゴスリー」であれば、一応ある程度両立出来ていると言うことが出来ます。
…その代りに、紙パック式としては、日本で手に入る家庭用機種の中では、総重量で一番重いかもしれませんが(本体だけなら2番目で、総重量は何と未公表なのです)。
関連ページ:
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