パナソニック製の最高性能ヘッド "(新)パワフル自走ノズル" や "ゴミ発見センサー" を装備し、上位機種とボディを共通とする、比較的高価な機種です。
パナソニックの他の高額機種、特に直上位の「MC-PA22G」と違うのは、
- ゴミがあるとランプで知らせる "ハウスダスト発見センサー" ⇒旧式の "ゴミ発見センサー" にダウングレード
- エコナビの省略(5%効率の悪い通常のパワー自動調節有)
- 吸込仕事率が600W⇒580Wにダウン
- パイプ部と持ち手部分が安い物にダウングレード
- (それに伴い)コンパクト収納の省略
ハウスダスト発見センサーは、20μ(マイクロ)メートル以上の大きさホコリを検知するのに対し、ゴミ発見センサーは70μメートル以上の大きさのホコリしか探知できません。ただ、それでも他社では東芝製にのみある機能ですので、あるだけマシのはずですが。
なので、安ければお得なんですが、出回る数自体が少ないからか、あまり安くならないのが毎年の実情です。
この前年度型の「MC-PA11G」との違いとしては、
- 吸込仕事率が610W⇒580Wにダウン
- 運転音の最大値が3dB改善(新設の静音構造有)
- ヘッド前方に "LEDナビライト" なる照明機能(ヘッドライト)の追加
- アイドリングオフ機能の追加で、ヘッドを浮かせると吸引モーターが停止
- 紙パックをセットする部分が新形状に
- キャスター車輪が低騒音型へ変更
- 電源コード連動式の紙パックの振動機構 "ブル紙パック" の省略
- 上位機種には従来からある "(運転音)ひかえめモード" の追加(…微妙)
パナソニックは、今年度からハイパワー競争に加わるのを止め、パワーと静粛性との可能な範囲での両立を始めています。ただ、この「MC-PA12G」の場合には、静音機構も少し安いのか、上位機種よりパワーが下で、運転音は少し大きめです。
…この「MC-PA12G」は、価格面で結局は上位機種の「MC-PA22G」とほぼ変わらないはずですので、少なくともネット販売では、あまり意味のない機種です(※あまり変わらない場合が多いですが、下位機種だけにやはり下がる場合もあるようです)。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・MC-PA12G | |
・楽天 ・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・ヘッド形状:新パワフル自走ノズル ・目詰まり対策:パワー持続センサー ・吸込仕事率:580W ・本体重量:4.0kg /全体重量:5.8kg ・運転音:60〜約57dB ・排気方法:まいあげブロック構造 ・持ち手(本体):固定式 ・色:クリスタルシルバー(S)、クリスタルブルー(A) ・エアダストキャッチャー ・ゴミ発見センサー ・標準紙パック:AMC-HC11(1枚付属) | |
前年度型
・MC-PA11G | |
・楽天 ・amazon ・口コミ・評価: ・ヘッド形状:新パワフル自走ノズル ・目詰まり対策:コード連動式紙パック振動機構&パワー持続センサー ・吸込仕事率:610W ・本体重量:4.0kg /全体重量:5.8kg ・運転音:63〜約57dB ・排気方法:まいあげブロック構造 ・持ち手(本体):固定式 ・色:クリスタルシルバー(S) ・エアダストキャッチャー ・ゴミ発見センサー | |
※MC-PA11Gの特集 |
関連ページ:
・パナソニック掃除機
・パナソニック掃除機/紙パック
・MC-PA22G
関連サイト:
・MC-PA12G|パナソニック公式サイト