「MC-PA22G」は、2012年4月25日にパナソニックから発売となる新型の紙パック式掃除機です。
パナソニック製の最高性能ヘッド "(新)パワフル自走ノズル" や、600Wという必要十分なハイパワー(吸込仕事率)、最大58dBという比較的静かな運転音、ゴミを吸うとランプで知らせる "ハウスダスト発見センサー" 等を特徴とする比較的高級機で、かつパナソニックの一番の売れ筋でもあります。代々、この直系の機種の売れ方は凄いです。
この前年度型として、「MC-PA21G」があるのですが、違いとしては、
- 吸込仕事率が640W⇒600Wにダウン
- 運転音の最大値が5dB改善(新設の静音構造有)
- ヘッド前方に "LEDナビライト" なる照明機能(ヘッドライト)の追加
- アイドリングオフ機能の追加で、ヘッドを浮かせると吸引モーターが停止
- 紙パックをセットする部分が新形状に
- キャスター車輪が低騒音型へ変更
- 電源コード連動式の紙パックの振動機構 "ブル紙パック" の省略
ということになっています。
パナソニックは、今年度からハイパワー競争に加わるのを止め、パワーと静粛性との可能な範囲での両立を始めています。実際吸込仕事率は、600Wあれば十分吸引力が強いですので、そのパワーの上で出来るだけ静かな掃除機が欲しい方には、この「MC-PA22G」は、良い選択肢だと思われます。
尚、紙パック振動機構の "ブル紙パック" の省略ですが、これは別にあっても良いと思いますが、紙パックが詰まって来ると内部でゴミが下に落ちなくなるので、そうなると意味がなくなります。
この「MC-PA22G」には、上位機種として「MC-PA220GX」があるのですが、それとの違いは、
- ナノイー発生機能の有無
の一点となります。
ナノイーは、はっきり言ってほぼ飾りです。イオンは掃除機でサッと出す程度では、効果はほぼないからです。
そんなことは分かっているのだけれども、シャープがプラズマクラスターを付けて売るので、見劣りしないようにしているのだろうと思います。
ちなみに、シャープでは、サイクロンのダストカップ内部に放出する分のイオンがあるので、そこでは静電気を抑えて、ゴミがダストカップ内に付着するのを防いでいます。なので、一応その分では意味はあります(…というかダストカップ内に出す分には、あった方が良いです)。
そう言った余分な要素がないのに加え、この「MC-PA22G」は、出荷数が多いはずの分で、価格もお買い得になるはずです。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・ | |
![]() | ・楽天 ・amazon [レビュー有] ・楽天レビュー:レビュー(_件)を参照 ・ヘッド形状:新パワフル自走ノズル ・目詰まり対策:パワー持続センサー ・吸込仕事率:600W ・本体重量:4.0kg /全体重量:6.0kg ・運転音:58〜約53dB ・排気方法:まいあげブロック構造 ・持ち手(本体):固定式 ・色:クリスタルシルバー(S)、クリスタルピンク(P) ・エアダストキャッチャー ・ハウスダスト発見センサー ・標準紙パック:AMC-HC11(1枚付属) |
前年度型
・ | |
![]() | ・楽天 ・amazon [レビュー有] ・楽天レビュー:レビュー(_件)を参照 ・ヘッド形状:新パワフル自走ノズル ・目詰まり対策:コード連動式紙パック振動機構&パワー持続センサー ・吸込仕事率:640W ・本体重量:4.0kg /全体重量:6.0kg ・運転音:63〜約57dB ・排気方法:まいあげブロック構造 ・持ち手(本体):固定式 ・色:クリスタルシルバー(S)、クリスタルブルー(A)、クリスタルピンク(P) ・エアダストキャッチャー ・ハウスダスト発見センサー |
※MC-PA21Gの特集 |
関連ページ:
・MC-PA33G(2013年度型後継機種)
関連サイト: