EC-ST20 POWER CYCLONE

EC-ST20は、シャープから2011年12月15日に発売となった、AC電源タイプの縦型サイクロン掃除機です。
その特徴としては、ヘッドにタービン(風力)式の回転ブラシを装備し、また、すき間ノズル的に使えるホースとノズルが付いているので、ヘッドの入らない場所や机の上等も掃除出来ます(有名メーカー製ではこういうのが多いですが)
吸引力としては、吸込仕事率が330Wありますので、縦型としては比較的優秀です。

また、実は世の中には遠心分離しないサイクロン掃除機もありますが、このシャープ製のシリーズは、一応遠心分離するタイプです。
ただ、ダイソンのように工夫されたサイクロンではなく、また、キャニスタータイプ(ヨコ型)にはシャープ製では必ず付く、振動式のフィルターのチリ落とし機能がありません。なので、これは「吸引力がよく落ちる、面倒なサイクロン掃除機」ということになるはずです。
また、フィルターはスポンジフィルターなので、洗うと乾くのに時間がかかるはずです(ただし、パナソニック製だと洗えないので、洗えるだけマシです)。

これには前年度型として「EC-ST12」がありますが、違いとしては、
  • 「エアチャージ式高トルクタービンヘッド」という少し高価なタービンヘッドが、普通のタービンヘッドにダウングレード
  • 重量が4.1kg⇒3.7kgに改善
  • 運転音が66〜約59dBだったものが、68〜約58dBに(どちらかと言うと)悪化
  • ホースの位置が本体後部に変更
  • ホース部の「ワイドベンリ手元ブラシ」の省略
  • サイズが400g減の分、一回り小型に
…となります。
スティックタイプは常に掃除機全体を動かなさなければならず、重くて扱いにくいのです。そして、そこを何とかしようと重量を減らしたのが、今年度の「EC-ST20」の主な改良点のようです。しかし、ヘッドが安くなってしまいましたし、運転音も少し五月蠅くなりました。
スティックタイプの掃除機は、あまり完成度の高くないタイプなので、キャニスタータイプ(ヨコ型)でも構わなければ、そちらをお求めになるのがよろしいだろうと思います。

 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


EC-ST20 POWER CYCLONE
シャープ 掃除機 スティック式 クリーナー POWER CYCLONE EC-ST20-W シルバーホワイト / シャープ楽天
amazon [レビュー有]
楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:タービンブラシ
目詰まり対策:― ― ―
吸込仕事率:330W
本体重量:3.7kg
運転音:68〜約58dB
色:レッド系(R)、シルバー系(S)、ホワイト系(W)
着脱パイプ(すき間ノズル的になる)
節電アイドリングストップ(傾けるとスイッチON)


前年度型
EC-ST12 POWER CYCLONE
SHARP(シャープ)スティック型サイクロン掃除機 「POWER CYCLONE」 EC-ST12-N シャンパンゴールド / SHARP楽天
amazon [レビュー有]
楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
・ヘッド形状:エアチャージ式高トルクタービンヘッド(タービン式)
・目詰まり対策:― ― ―
・吸込仕事率:330W
・本体重量:4.1kg
・運転音:66〜約59dB
・色:メタリックレッド、シャンパンゴールド、ホワイトシルバー
・着脱パイプ(ヘッドを外した状態に出来る)
・ワイドベンリ手元ブラシ付
・フリーアングル・ベンリすき間ノズル付
・浮遊ハウスダストも吸引
・スタンバイモード(柄を傾けると電源ON)有
※EC-ST12の特集


関連ページ:
スティッククリーナー
MC-SU3100G/MC-SU210J MC-SU110A(パナソニック製)
7,000円前後の掃除機
シャープ掃除機(キャニスタータイプ)

関連サイト:
EC-ST20(R)(S)(W)|シャープ公式サイト