私は今まで "アクセル" というのは英語かと思っていましたが、英語の "accelerator" を略した和製英語だったようで、"加速装置" を意味しています。
この「YC-T211W」は、サイクロンボックス容器内部の外から視認出来る円筒の内側に、もう一つ円筒を設置し、外から見える空気の回転(=1)と、円筒とその内側の円筒のすき間での空気の回転(=2)、そして外からは見えない内側の、もう一つの円筒内部での空気の回転(=3)をゴミの遠心分離に使っています。
そして、その3つの空気の回転=サイクロンのそれぞれで吸気が加速する、ということで、「トリプルアクセルサイクロン」ということのようです。
それでそれが凄いのかと言えば・・・特に凄くないでしょう。価格を見て頂ければ、その通りだと思います(笑)。
ただ、複数のサイクロン部を設置することで、たまたま最初のサイクロンを通り抜けてしまったゴミが、次のサイクロンで引っかかって止まることもあるのかもしれません。
また、外からゴミが回っているのが見えるサイクロンは、そのゴミが空気抵抗になってサイクロンの速度が落ちることが考えられるので、そことは別で強いサイクロンを作った方が、サイクロンの速度が上がるかもしれないとも考えられます。
ツインバードの言う「渦伸張抑制原理」というのはよく分かりませんが、微細塵が遠心分離できるかどうかは、単に一番強い渦となるサイクロン次第です。…どうせ安いモーターでしょうから、高いモーターを載せれば、それでもっと性能は上がるのではないでしょうか(汗)。
あと、この「YC-T211W」は、見た目はお洒落ですが、本体重量は4.6kgなので結構重いです。大きさも、写真の雰囲気の通りですが、まあまあ大きいです。
ただ、運転音は最大59dBだとされていますので、妙〜に静かです。良いことですが。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・YC-T211W | |
・楽天 ・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・ヘッド形状:タービンブラシ ・目詰まり対策:(トリプルアクセルサイクロン) ・吸込仕事率:250W ・本体重量:4.6kg/ 全体重量:不明 ・運転音:59〜約?dB ・排気方法:― ― ― ・持ち手(本体):固定式 ・色:ホワイト×フレッシュグリーン ・丸ブラシ付(すき間ノズルも有) | |
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