フローリング掃除と言えば、やはりフローリングワイパーか雑巾がけを思い浮かべるものと思います。しかし、こびりついた汚れがあるのでなければ、実のところ掃除機のパワーブラシ(モーター式回転ブラシ)が有効です。
特に、フローリングの乾拭き効果を謳う、
は非常に有効で、床がピカピカになり、また、フローリングの目路に入ったホコリも同時に吸いだします。
それらの中でも、パナソニック製と日立製は、床面のホコリを舞上げないように排気が上方に向かう仕組みになっていますので、とりあえずそれらにしておけばベストと思われます。
もちろん、掃除機のパワーブラシは、本来絨毯にこそ有効ですので、高性能な物をお求めになれば、それで家中綺麗になります。手間を惜しんだり、電気代を気にするのでなければ、フローリングワイパーも特に必要ないでしょう。
サイクロン掃除機で有名なダイソンでは、拭き掃除という表現こそ使いませんが、DC46やDC48、DC63(ダイソンボール)では、回転ブラシに絹のようなカーボンファイバー素材を束ねた物を採用しており、それらでも上に上げたパナソニック製等と同等の効果を発揮するはずです。とは言え、それらの機種では、排気は普通に後方に排出されますので、床面のホコリの舞い上げが少し心配です。
また、自動で掃除が可能なお掃除ロボットというものもあります。これにはフローリングシートを本体裏にセットする、拭き掃除用のフローリング専用機もありますが、絨毯も掃除出来る機種の裏に、フローリングシートを装着可能(その状態では絨毯は不可)な場合もあります。
ちなみに、ロボット掃除機で一番有名なルンバだと、シートは付けられませんが、フローリングで使う方も多いはずです(まあ普通でしょう)。
また、近年の流行として、スチームモップという掃除道具もあります。
これは蒸気の水分と高熱と、特殊布のマイクロファイバーパッドで床のしつこい汚れを落とすと共に、薬品なしでの殺菌も可能です。しかし、普段は掃除機やフローリングワイパーで十分でしょう。
また、スチームクリーナーのキャニスタータイプであれば、床も掃除できる、つまり、スチームモップとして使えるのが一般的です。
これらスチーム製品の特殊条件として、何とワックスが剥がれやすいです。水拭きでもある程度剥がれますが、スチームを使う分強力です。ただ、それを利用して、古いワックスを剥がすのに利用できます。なので、本当に綺麗好きな方には一台あると便利かもしれません。
尚、昔のフローリングだと、水拭きは木の板に水分を与えて良くないとされたようですが・・・最近はそういう訳でもないのではないでしょうか。お寺の板の間のような、乾燥で木の板が反り返りそうな場所では、出来ることなら止めた方が良いと思いますが。…つまり、無垢材には、使用しない方が良いでしょう。
あとは、実はそのものズバリのネーミングの、「床(フローリング)ポリッシャー」という電化製品が少数ありましたが、あまり役に立たなかったのか、現在はもう完全に廃れてしまっています。ワックス掛けにも使えたようですが・・・まあ忘れるのが良いでしょう。
関連ページ:
・MC-B80J ダスパ(パナソニック製電動"ほうき")
関連サイト:
・知ってた? フローリング掃除で覚えておくべき順番(ITmedia LifeStyle)
・残ってしまった食材で床掃除!安心!エコな床掃除はじめませんか?(マイナビニュース)
・フローリングの掃除、20代はワイパー、30代は掃除機、40代は雑巾とルンバ(家電Watch)
・ラクしてフローリングをピカピカにする方法〜お掃除大好きライター、スタパ齋藤のオススメアイテムを公開(家電Watch)
・本格ワックスに初挑戦! フローリングがピカピカツルツルに(家電Watch)
・紅茶はフローリングをきれいにしてキズも消せる(ライフハッカー)