パナソニックから2011年10月25日に発売となった「MC-SXD410」は、旧サンヨー製高級サイクロン掃除機・エアシスの最新型番です。勿論、三洋電機のパナソニックへの吸収合併に伴っての措置ということになります。
前年度型「SC-XD4000」は、2010年10月21日の発売ですので、モデル(マイナー)チェンジの周期としても、丁度です。
新型は、基本的にはそのサンヨー製の単なる継続販売ですので、違いはほぼありません。
まず、本体を見ても、吸込仕事率が510W⇒530Wに20Wアップしただけです。…ボディカラーが3色あったのが、ホワイト(W)の1色に減ってはいますが。
あとは、付属品としてサンヨー純正ふとん用ノズルの "アトピット2" がありましたが、それがパナソニック純正品の "ふとん清潔ノズル" に変更されています。
それ以外では、勿論家庭用として世界最高レベルの排気性能を誇る "ULPAフィルター(ULPAリングフィルター)" を採用していることや、ティッシュを挟むタイプのダストボックス(実は非サイクロン)、ガバ取り&逆立ち機能の便利な可変ヘッド、"エアブロック" と呼ばれる後ろ斜め上方排気、簡易空気清浄機能、と全てそのままです。
ただ、パナソニックには、さすがにサンヨーの定価設定には耐えられなかったようで、定価(建前はオープン価格)が115,500円⇒74,800円に下がったようではあります。(笑)
来年になれば、パナソニックの設計のエアシスが発売となる可能性がありますので、この今年度型「MC-SXD410」を買うのは微妙な感じがしますが・・・お手持ちの掃除機が壊れてしまったのであれば、仕方がないでしょう。
ただ、どうしてもエアシスが良い訳でなければ、普通に別の掃除機で良いと思いますが。(笑)
※2012年度型、発売されませんでした。パナソニックに元々あるサイクロン掃除機の上位シリーズ・パワープレスサイクロンでも、2012年度型からは超高性能なULPAフィルターを装備し始めましたので、もしかしたらもうエアシスは出ないかもしれません。来年度に、あっさり完全ニューモデルが・・・なんてこともないとも限りませんが。(※何と2013年2月に、単なるマイナーチェンジ版の「MC-SXD420」が発売となります)
これはGIGAGINEの人がUPした、当「MC-SXD410」の自動フィルター振動清掃音です。電源をOFFにする度に作動します。殆ど同じの仕組みはシャープやパナソニックにもありますが、かなり変わった音です。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・MC-SXD410 エアシス | |
・楽天 ・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価: ・ヘッド形状:隅・すき間一発!逆立ちパワーブラシ ・目詰まり対策:フィルター自動クリーニング&ティッシュdeブロック ・吸込仕事率:530W ・本体重量:4.8kg ・運転音:62〜約55dB/ 空気清浄モード時:約51dB ・排気方法:エアブロック構造(斜め後方排気) ・持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1 ・色:ホワイト(W) ・ULPAフィルター仕様 ・純正ふとんブラシの「ふとん清潔ノズル」付 ・簡易空気清浄機機能有 | |
関連ページ:
・MC-SXD420(2012年度型後継機種)
関連サイト:
・掃除機の鬼が作ったに違いないと思えるほどのこだわりとレベルに達している「エアシス MC-SXD410」実機レビュー(GIGAGINE)