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お掃除ロボット・方式&性能比較

自動で室内を走り回って掃除をする「ロボット掃除機」には、様々な種類がありますが、第一には移動経路の違いにより、

  1. ランダムナビゲーション型(自由走行型)
    例:ルンバ(800系まで)、シャープ・ココロボ、東芝・トルネオロボ、パナソニック・ルーロ
  2. システムナビゲーション型(マッピング型)
    例:ルンバ980、ダイソン360 eye、BotVac85/80/75、東芝・スマーボ

の2種類に大別されます。


▼ランダムナビゲーション型(自由走行型)

このタイプは、一見ランダムに見える動きで部屋中を動き回りますが、実際は大抵幾つかの行動パターンを組み合わせることで移動しています。

そういった内蔵プログラムのレベルにより、このタイプは更に3種類に分類することが可能です。

  • 高知能型
  • 低知能型
    • 通常型
    • 充電基地省略型
    • 吸引口回転ブラシ非装備型
  • 単純ランダム型[原則充電基地なし]

高知能型は、安くても3万円程度はする製品のことです。原則的に国内外を問わずの有名メーカー製ということになります。

低知能型は、主に1万円〜2万円程度で買うことが出来る製品のことです。

これはほぼ全てが中国企業のOEM品で、機体の一部のデザインや仕様、そして名前を変えることで、中身が殆ど同じ物を複数の輸入・販売業者が販売していることまであります。そしてその為、それらの表向きのメーカー名は、普通の人は聞いたことがない会社ばかり、ということになっています。

単純ランダム型とは、本当にランダムに動く、もしくは壁に衝突した際に方向を変えることでランダムに動きます。


このランダムナビゲーション型の長所は、掃除中に同じ場所を複数回角度を変えて通ることで、ゴミを取り残しにくいことです。

逆にその短所としては、例え高知能タイプであっても、未掃除のままで終える場所が生じてしまったり、また、同じ場所を何度も通過する方式である為に、広範囲の掃除には向かないと言えることです。



比較システムナビゲーション型(マッピング型)

こちらのタイプは、室内で平行移動を繰り返しながら、内臓コンピュータが室内をマッピング(地図化)、及び現在位置の記録をし、同じ場所を出来るだけ2度通らないように掃除をします。

このタイプの場合には、そもそも高度な内臓コンピューターが必要とされる為、高知能型のみが存在しています。


このシステムナビゲーション型の長所は、重複して通る場所が少ないので、掃除を早く終えることが出来ると共に、広い面積(1度に40畳程度以上)の掃除が可能です。

ただし、特殊事情として、ダイソンの「360 eye」のみ強吸引力を維持する上で長時間稼働が不可能なため、この方式を採用しています。なので、広い場所は得意ではありません。

逆にこのタイプの短所としては、普通の掃除機を使う場合にもヘッドを1度は前後させる、つまり大抵少なくとも2度同じ場所を掃除することになります。

しかし、ロボット掃除機は充電式なのでそもそも吸引力が弱い上に、このタイプは同じ場所を原則1度通過するだけですので、どう考えても清掃力が低すぎます。

ただし、ダイソンとネイト、そしてコーボルトでは、掃除を早く終えられる分で吸引力を高めに設定されており(ルンバ980にも "カーペットブースト" 機能有)、その分で運転音がうるさいとも言われていますが、それでも吸引力が高いとまでは言えません。

また、平行移動を基本とするだけに、狭い場所には入って行きにくいという話もあるようです。



比較フローリング専用機も有

あとは、両タイプのそれぞれに、フローリング専用の拭き掃除専門型も一部存在しています。

このタイプは、ゴミの吸引や回転ブラシによる掻き込みは行わず、フローリングシートを本体裏に取り付けて、部屋中を走り回ることでゴミをシートに付着させます。

ブラーバ380j/370j

その代表的機種は、ルンバと同じアイロボット社のBraava(ブラーバ)[システムナビゲーション型&充電基地無]ですが、それ以外は掃除機とは言っても、大抵おもちゃのようなものに過ぎません。


自動基本はランダムナビゲーション

日本では、このタイプの標準的な清掃可能面積・25〜30畳を超えるような広い面積を掃除する必要はあまりありません。また、ロボット掃除機による掃除時間の短縮を望む需要も特にないはずです。

このタイプには、家庭用ロボット掃除機で圧倒的なシェアを誇る米・アイロボット社の「ルンバ(800系まで)」があります。

また、国内有名メーカーで、ロボット掃除機を製造しているシャープと東芝もこちらの方式を採用していますので、システムナビゲーションを望む固有の事情がない限りは、こちらを選べば問題ないと思います。

特に東芝は、2013年度までの旧スマーボシリーズでは、システムナビゲーションを採用していましたが、2014年度からのトルネオロボシリーズでは、ランダムナビゲーションに変更となっています。

もっとも、旧スマーボは韓国・サムソン電子製OEM品で、マッピング技術も同社製であったので、それを持たない東芝としては、とりあえず開発が(一見)簡単なランダム型を選択したという可能性もあるにはあるのですが。


尚、2015年10月発売のルンバの900シリーズは、システムナビゲーション型となりました。しかし、これはルンバでは従来(主に外国の)広い家が一度に掃除できなかったことと、超大型新人・ダイソン "360 Eye" に対抗する必要があったものと思われます。

このタイプでは、室内マッピング用のカメラとコンピューターを積む分で高価となりますので、従来のランダムナビゲーション型もずっと併売されるはずです。


【分類表】

ランダムナビゲーションシステムナビゲーション
高知能型ルンバ(800系まで)
トルネオロボ
ココロボ(※RX-V50以外)
[以下グレーゾーン]
ルーロ
MR6850M クレモン
MR6680J クレモン
DEEBOT D79
マミロボットポロ
ルンバ980
ダイソン360 Eye
Botvac
Scout RX1
コーボルト
ホームボット
MR7780J クレモン
スマーボ&同V
ブラーバ(※拭き掃除型)
低知能型
(充電基地省略型
や、吸引口回転ブ
ラシ省略型等有)
[以下メーカー・シリーズ名]
ANABAS
ニトリ
YAMAZEN
クリーンスター
ラクリート
ツカモトエイム
AQUA
SIS
アピックス
FALTIMA
AGAiT
HouseBeat
トータルアイ
(その他不明なものはほぼす
べてここです)
― ― ―
単純ランダム型RX-V50 ココロボ
ペルソス
モーファ(※拭き掃除型)
モッピー(※拭き掃除型)
ロボモップ(※拭き掃除型)
ロボクリーン(※拭き掃除型)
モコロ(※拭き掃除型)
― ― ―

▼段差乗り越え能力

お掃除ロボットの性能を判断する最重要な目安として、"段差乗り越え能力" が挙げられます。

これが主に問題となるのは、ロボットが絨毯に這い上がる必要がある場合です。

下の表を見ても分かるように、高性能機種の多くが2cmまでの乗り越え能力を有しています。

つまり、どのような環境でも使用できる性能を持たせようとすると、やはり2cmは必要であるということであるはずです。

1.5cmまでであれば、まだ段差を乗り越えさせようという意図が感じられますが、1.0cmまでとなると、段差については特に考慮されていないはずです。

ただし、勿論ですが、室内に段差がなければ、これに関しては気にする必要がありません。

また、ドア前マットのようなものは、掃除前に片づけるのが無難です。なので、そうするつもりがあれば、それ(敷物)に関しては考慮する必要はありません。

尚、高額機種に関しては、この数値は全ての機種で公表されていますが、公開されていない機種に関しては、それ自体既に好ましくない証となります。

ちなみに、2015年2月発売のソフトバンクのペッパー君は、1.5cmです。重量が28kgと危険なこともありますが、やはり少し足りないのではないかと思います。


【段差乗り越え能力】

2cmまで1.5cmまで1.0cmまで0.75cmまで
機種ルンバ900
  〃 800
  〃 700
  〃 600
(iRobot)
トルネオロボ
(東芝)
MC-RS1 ルーロ
(パナソニック)
RX-V95A
RX-V70A

(シャープ ココロボ)
Scout RX1
(ミーレ)
Botvac85/80/75
(ネイトロボティクス)
コーボルトVR200
(コーボルトジャパン)
ホームボットスクエア
(LG)

〜生産終了品〜
ルンバ500
(iRobot)
コーボルトVR100
(コーボルトジャパン)
360 Eye
(ダイソン)
RX-V200
RX-V90
(シャープ ココロボ)
DEEBOT D79
(ECOVACS)
CZ-907
(CCP ラクリート)
ルノンXR210
(ニトリ)

〜生産終了品〜
RX-V100
RX-V80
RX-V60

(シャープ ココロボ)
VC-RB8000
VC-RB7000

(東芝 スマーボV)
VC-RB6000
VC-RB100
(東芝 スマーボ)
マミロボットポロ
(マミロボット)
FALTIMA031
(GAIZ)
CZ-903
(CCP SO-ZI)
RX-V50
(シャープ ココロボ)
MR7780J
MR6680J

MR6850M
(クレモン)
ホームボット2.0
(LG)
AQC-RB100C
(AQUA)
ZC-R3000
ZC-R2000

(YAMAZEN)
CZ-905
CZ-860

CZ-S01
CZ-C02
CZ-C04

(CCP ラクリート)

〜1cm未満〜
SZ-350
(ANABAS)
〜生産終了品〜
SZ-300
(ANABAS)

▼おすすめは「ルンバ」、もしくは「トルネオロボ」

やはり第一の選択肢は、アメリカでは80%以上、日本でも70%以上のシェアを持つルンバです。

その対抗馬は、2014年9月発売の東芝・トルネオロボです。これはルンバに近い性能を持つと共に、ルンバより(フローリング上で)部屋の角に強く、上位2機種であれば、ダストボックスのゴミを充電ステーションに吸い出して貯める機能も持っています。

また、バッテリーの寿命がルンバの2倍弱で、そちらでは1年に3度程度交換が必要なフィルターも、水洗いで破損するまで繰り返し使用することが可能です。

しかし、ルンバと比べるとまだ雑で、掃除途中で止まりやすいとも言われていますし、フィルターが洗えるのは良いにしてもその性能は低いので、長年改良を続けているルンバにまだ一日の長があると言えるでしょう(トルネオロボは、現在人柱募集中ということで・・・)。

ルンバの製造メーカーである米・アイロボット社は、そもそもオタッキーな家電ベンチャーではなく、軍事・産業用ロボットを製造するメーカーで、アメリカ軍に地雷探知ロボットを納入していました。

ルンバの行動プログラムにはそのノウハウが応用されているという話なので・・・そう聞くと空間を漏れなく回る能力にせよ、走破性にせよ、他社が簡単に敵う気がしません。

また、ルンバにのみ吸引口の回転ブラシが何かを巻き込んだ際に、ブラシが逆回転して吐き出す特許機能がありますので、その点もルンバが止まりにくい要因となっているかもしれません。

なので、「おすすめ」であると同時に、圧倒的に「無難」であるのが、ルンバだということになると思います。


シャープのココロボは、やはり掃除とは無関係の会話・発声機能が一番のウリとなっているところに無理が感じられます。

パナソニックのルーロは、集塵容積が異常に少ないので、ペットを飼っておらず、ゴミは必ず毎回捨てるつもりがある、といった条件に当てはまる方向けです。また、時刻予約運転機能も、まともなものは付いていません。


システムナビゲーション機が良いであれば、アメリカでシェア83%のルンバに次ぐ、12%のシェア(83+12=95%)を持つ、ネイトロボティクス社のBotVac(ボットバック)が良いと思います。

勿論、ダイソンとルンバ980でも構いませんが、双方10万円以上を覚悟する必要があります。


ところで、5〜6万円の製品はとても購入できず、かといって安物はゴメンという場合で、3〜4万円程度であれば出しても良いという場合には、ほぼルンバ600シリーズの一択となります。

これは現在は廉価機扱いですが、2007〜2010年の普通のルンバ・500シリーズよりも基本性能が少し高いので(時刻予約機能は基本無し)、大変お買い得です。

それでもやはり国内メーカー製が・・・という場合には、シャープのココロボ「RX-V60」辺りが手の打ち所であるはずです。


あと、ペットの抜け毛対策として使いたいという方も、ロボット掃除機を検討中の方には割と多くいらっしゃるようですが、そうなると基本的にルンバ900&800シリーズのみとなります。

吸引口に回転ブラシがないと、毛はなかなか取れないですが、そのブラシには毛が絡みやすいです。

しかし、ルンバ900&800は回転ブラシの代わりにゴム質のローラーを採用しているので、毛が絡みにくく、また、絡んでも他より取りやすいです。


参考⇒

ロボットのプロに聞く! 性能が良いロボット掃除機ってどこのですか?[家電Watch]

ロボット掃除機頂上対決! リビングダイニングで実力を比較[BCNランキング]


▼でも最強は「ブラーバ」

おすすめはルンバでも、最強ロボットは実は、フローリング専用・システムナビゲーション型のブラーバだと思います。

青いシートは水拭き用

理由としては、

  1. とにかく静か。ルンバに慣れているとまるで魔法
  2. 静かなので、いつでも使える
  3. フローリングであれば、吸引よりフローリングシートが向いており、また、1度通れば十分
  4. ゴミ捨ては、シートを交換するだけなので、簡単かつ清潔
  5. ゴミを吸わないので、本体があまり汚れない
  6. 水拭きも可なので、なかなかのプレミア感
  7. 本体が小さく、色も白でお洒落
  8. 立てて置けるので、場所を取らない

といったところです。

短所としては、ブラーバには自動充電機能がありませんが、これは水拭き時に、濡れたシートを取り付けたまま放置されないようにする為だそうです。

そのままにすると、シートで雑菌が猛増殖したり、床が傷みかねないのです。

また、1度満充電すれば何度か使えますので、そもそも毎回充電する必要はありません。

この機種には、自動充電機能=掃除完了時に自動で充電基地に戻る機能こそありませんが、必ずスタートした地点に戻って掃除を終了する設定となっています。

なので、掃除後にブラーバを探し、持ち運ぶ必要もありません。


このブラーバは、どういう方がご購入になるかというと、勿論フローリング用ロボで十分な方が大前提ですが、実はルンバで満足した方が多いように思います。

つまり、ルンバが便利に使えているので、"同じように便利な物がまだあるなら、もう一つ買っても良いかな" と思えるようなケースです。

勿論、そういった方であれ、掃除ロボット初心者の方であれ、こういう特性の機種が欲しいのであれば、大抵便利に使えるものと思います。


▼低価格品について

2万円前後以下で買えるような低価格品に関しては、全てランダムナビゲーション型の "低知能" 及び "単純ランダム型" の製品となります。

これらに関しては、実のところ一般的な市販品、つまり、(大まかに言って) "誰もが安心して使えるまともな商品" のレベルには達してはいません。


自走式クリーナー市場、16年には70万台市場に、ルンバが8割を占める(日刊工業新聞社)[2012.02.22]

500名のユーザーを対象にした調査結果も公開し、うち74.6%がRoombaを購入。5.4%が東芝ホームアプライアンスの「Smarbo(スマーボ)」を、5%中国・太知ホールディングスのロボクリーナーを購入した。
《中略》購入後の満足度は、Roombaが72.1%、Smarboが81.5%と高かったのに対し、ロボクリーナーは36%にとどまった。

低価格品の代表機種の1つであるANABASのロボクリーナーは結構売れていたようですが、満足度はルンバのちょうど半分です。約2万円の商品を買い、満足率が36%とは、商品として完成されていないのではないか、としか言いようがありません。

ANABAS UV殺菌灯付き自動充電式ロボクリーナー SZ-300

現在既に販売を終えている東芝・初代スマーボの満足度が高いのは、買った方がルンバを使ったことがなく、また、発売後間もない調査なので、サムスン製ではなく日本・東芝製だと信じていた可能性があります(日本製だからと信じて買って、韓国製だと知らされれば、怒る人もいるでしょう)。

森本毅郎という有名フリーアナのブログや、こちらに貼った動画の忌憚のない意見を見る限り、ルンバより満足度の高い理由は、やっと日本製ロボが発売されてそれを買うことが出来た、という部分から来ているように思えます。


▼吸引口部の回転ブラシ未装備型はフローリング向き

低価格機種には、吸引口部に回転ブラシを装備していない製品も存在しています。

掃除機が、絨毯を掃除するには吸引口部の回転ブラシが有効ですが、吸引力に問題のあるロボット掃除機には、特にそれが必要とされています。

なので、それがない機種は、事実上フローリング用ということになります。

もっとも、フローリングシートで掃除をする本当のフローリング専用機とは違い、一応絨毯上でも低吸引力で吸えるゴミは、掃除が可能なのですが。

このタイプの代表的なシリーズは、CCPのラクリートと、ツカモトエイムのAIMロボ・シリーズです。そしてそれらは、1万円以下の製品(充電基地もなし)の圧倒的な2大勢力ということになっています(⇒「ツカモトエイム製とCCP製について」)

CCP 【LAQULITO】 自動ロボット掃除機(エントリーモデル) レッドブラック CZ-860-RB ツカモトエイム ロボットクリーナー ミニ ネオ AIM-RC03

▼低価格機種の問題点

実のところ、ロボットに掃除をさせる部屋全体がフローリングで、越えるべき段差もなく、ドア前マットも一切なければ、大抵どれを買っても問題はあまりないはずです

しかし、まず第一に、部屋の一部に絨毯があると問題が生じます。

なぜなら、その場合にはやはり「段差乗り越え能力」が問題となるからです。殆どの部屋で通用するためには、段差乗り越え能力はやはり2cmは必要ですが、低価格機種にはその性能を持つものはありません。

ならばせめて1.5cmで、という考え方もありますが、そうなると今度はあちこちに乗り上げて動けなくなってしまうから、いっその事段差乗り越え能力は低い方が良い、などと言われてしまうことにもつながっています。


また、実はその絨毯の角やドア前マットは、ロボット掃除機の吸引口の回転ブラシが巻き込みやすいです。

低価格機種では、それを防ぐためのガード用の針金も未装備ですので、それが原因で掃除の途中で止まってしまうことが多くなります。

CCPのラクリートのシリーズは、比較的評判が良いですが、先程も述べたように吸引口に回転ブラシを持たず、絨毯掃除が苦手な代わりに、その弱点を持たずに済んでいることがその要因であるはずです。

ただ、メーカーは、そういう製品は絨毯用としては難があるときちんと説明していないので、買った人はそういう弱点があることに気が付いていない可能性もあります


▼シード・プランニング社の市場調査による所有シェア


発表日2012/12013/72015/3
1位ルンバ 74.6%ルンバ 76.5%ルンバ 76%
2位スマーボ(東芝) 5.4%ツカモトイム 4.3%ココロボ 8.8%
3位SZ350(ANABAS) 5%ココロボ 3.5%ツカモトエイム 6.3%
4位その他 15%その他 15.7%ブラーバ 4.0%
5位 ― ― ― ― ― ―ファシル(ニトリ) 3.0%
6位 ― ― ― ― ― ―ラクリート 3.0%

こうなってしまうと完全にルンバの宣伝となってしまいますが(笑)、東芝製やシャープ製の売上は少なくとも従来はその程度で、ツカモトイムはCCP・ラクリートの2倍程度売れているようです。見た目の印象とは逆でしたので、意外でしたが。

ファシルは、ニトリが販売していた安価な中国製で、CMで知名度を上げたのが効いたのかもしれません。

現在は、2015年3月発売のパナソニック・ルーロも比較的売れているはずですが、下載のランキング等を見る限り、ルンバではなくココロボのシェアを侵食していると思えます。


▼ロボットクリーナー売れ筋人気ランキング


やはりルンバ、特には最高性能の800シリーズと、廉価版600シリーズが殆どで、そこにブラーバ、シャープ・ココロボ、東芝・トルネオロボ、CCP・ラクリート、ツカモトエイム(AIM)・ロボが主に絡む展開となっています(自動更新の為、状況は随時変化します)

これは30位までのデイリーランキングですが、もう少し落ち着いた順位で、200位以上まで掲載されている週間ランキング(楽天)、及びamazonによるランキングも存在しています。


▼大手メーカーの販売終了品と開発中止品:

「ECL-TR1(R) トリロバイト」 Electrolux by TOSHIBA(with 美女)

エレクトロラックス社の第2世代お掃除ロボット「トリロバイト2.0」

松下(パナソニック)、自律走行する家庭用掃除ロボットを開発

帝人とパナソニック、尺取り虫型拭き掃除ロボ公開(日刊工業新聞)

日立、自律移動型の家庭用掃除ロボット(試作機)を開発

タカラの家庭用ロボット「TERA LIFE」(発売中止)

【業務用】ミノルタ「ロボサニタン」/フィグラ「フィグラ・アイ」(現「エフロボクリーン」/定価:190万円)


Q. 技術力で世界の家電業界をリードしてきた日本メーカーが、どうしてルンバ発売から10年以上が経過しても同様の製品を製造しないのか

A.

「技術はある」。パナソニックの担当者はこう強い口調で話しながらも、商品化しない理由について「100%の安全性を確保できない」と説明する。
 例えば、掃除ロボットが仏壇にぶつかり、ろうそくが倒れ、火事になる▽階段から落下し、下にいる人にあたる▽よちよち歩きの赤ちゃんの歩行を邪魔し転倒させる――などだという。

MSN産経WEST:日本の家電各社が「ルンバ」を作れない理由

ロボット掃除機を発売していない日立アプライアンスは、何年も前からロボット掃除機の開発を試みているが、「すべてのお客様に満足のいくものを、と考えると先回りができずいまだ商品化に至れていない」(日立アプライアンスの家電事業部家電事業企画本部の三好庸一本部長)という。

日経ビジネスオンライン:日の丸掃除機、敗戦の日

パナソニックも一時中断していた開発を再開。日立も研究中だ。

日本経済新聞:ダイソン、ロボ掃除機に参入 日本市場で機能競う

東芝とシャープは既に発売をし、パナソニック(2015年3月にとうとう発売)と日立がまだ発売出来ていないところを見ると、やはりステータスのある企業程、上記のような懸念には弱いのかもしれません。

ちなみに、三菱はと言うと、

三菱電機では、ロボット掃除機についても「しっかり検討している」(秋山氏)とするが、発売時期は明らかにしていない。横並びでなく、三菱電機らしいものを考えたい、とのスタンスだ。

三菱:ロボット掃除機も「しっかり検討」|東洋経済オンライン

自分のやり方で、自分のペースで、といった微妙な話となっているようです。実際発売出来る頃には、他は次世代になっている気が・・・。

三菱は大企業ですが、少なくとも掃除機では予算が少ないのか少し微妙な存在なので・・・多額の開発費がかかる高性能・高価格品ではなく、他の有名メーカーが手掛けない低価格品にした方が良いかもしれません。


比較お掃除ロボットが向く人、向かない人

50〜60代が欲しい家電1位はロボットクリーナー(家電Watch)

ロボット掃除機を利用したことによる家庭内の変化については、「掃除機を持って掃除しなくても良い」「腰痛持ちだったので苦痛から開放された」「ストレスが減った」など
《中略》このほかにも、「夫婦の時間が増えた」「ペット感覚で可愛がり、夫婦の会話が増えた」「妻が掃除に関して不満を言わなくなった」といった、夫婦関係が良くなったという回答も見られた。

お掃除ロボットと言えば、いかにもハイテクで使いにくい印象ですが、実は基本的にボタン一つで使えるという、普通のハイテクを既に超越した製品です。その為、老人にも意外と使いやすいはずです。

ただし、"下の世話" として、ゴミ捨てやフィルターのお手入れを行わなければなりませんが、それはまあペット感覚で可能ではないかと思います。

ペットの世話が向かない方であれば、もしかしたら不向きかもしれませんが。

それ必要?買ってムダだと思った家電ランキング(女子SPA!)

いま欲しい家電でいつも上位にランクされる、“ロボット掃除機”も買って後悔したという人も。「ロボット掃除機は部屋が片付いていないと使えない。散らかっている家では全く役に立たなかった」。
 なんと、掃除機のために掃除が必要というありさま。そういえば私の知り合いには「あなたが綺麗にしないとルンバが掃除できないでしょ」と奥さんから訳の分からない怒りをいつもぶつけられているというかわいそうな旦那もいます……。

…このルンバは、悪い家に貰われて(買われて)しまいました・・・。実際、幸福なルンバと不幸なルンバとが、この世の中には存在するのかもしれません・・・。

2012年 第9回ジョンソンおそうじ川柳・最優秀賞(ジョンソン株式会社)

 掃除ロボ
 動かすために
 掃除する

ロボット掃除機って本当に便利?(日本経済新聞)

お掃除ロボットの直径は35cm未満程度ですが、何とその通り道がない!というご家庭があまりにも多いのです(笑)。

椅子に関しては、テーブルの上に上げた方が確かにより良いですが、面倒であればテーブルの下に腰掛け部分が収まるように普通にくっつけておけば、それで何の問題もありません。ロボットは、その下に入ることもあれば入らずに掃除を終えることもある、といった感じです。

とにかく少しでも多く使ってやれば、ゴミの取り残しは少なくなるはずです。

それでも気になる部分に関しては、休日に自分で普通の掃除機を掛けるのが良いでしょう(それが普通の使用法です)

お掃除ロボットに関するアンケート(マーシュのミニリサーチ)

掃除が「好き」という人の方が、「ふつう」または「嫌い」という人よりも検討している人の割合が高い。

…要するに、ロボット掃除機にしたところで、相性が良いのは元々綺麗好きな方のようです。掃除が苦手な方は、ルンバの購入金額以上のお金を稼いで、業者に頼むのが良いのではないでしょうか。まだまだ夢のロボットには程遠いということで・・・。(笑)

もっとも、仮にドラえもんや鉄腕アトムのようなロボットが実用化されたとしても、それこそ少なくとも高級車が買えるようなご家庭でないと、導入するのは無理でしょう。

引っ越し業者の家事支援サービス 共働きや高齢者世帯に人気(産経ニュース)

アマゾンが掃除婦、家庭教師、修理、配線、配管工などを斡旋するサービス開始 in US(Market Hack)

ロボット掃除機が人を襲うことがある!(日経テクノロジーオンライン)

ついついロボット掃除機のスタートボタンを押してしまってロボット掃除機に襲われ(るかのように動かれ)た1歳の時から、極度にロボットを怖がっていた娘です。

お気の毒に。人生いろいろありますよ・・・。ココロボなら万が一ぶつかっても "イテッ!" と愛嬌たっぷりに言うでしょうから、犯人はきっとゴキゴキしたルンバさんでしょう。小さなお子さんと相性が良いのは、子供の声(を模した "大きなお姉さん" の声)を発するココロボの方かもしれません。

ロボット掃除機に襲われて消防隊を呼んだ女性がいた!(秒間SUNDAY)

これは韓国の話ですが、ロボに掃除をさせつつ寝ていたら、髪の毛をゴミと間違われて毟り取られそうになり、双方動けなくなって消防隊を呼んだそうです。

ただし、画像を見る限りでは、2本あるサイドブラシの片方に髪の毛が絡まっただけのようにも見えます。

話の顛末としても、怪我をすることはおろか髪の毛を切ることもなく、無事救助されています。

これは、フローリングシートを使うフローリング専用機以外では、どれでもありうる話ですが、犯人(犯ロボ?)はルンバではなく韓国・LG製で、テレビ局の実験映像を見る限りでは、このROBOKINGという機種であるようです(※これを報じたニュースサイトに、iRobot社が "ルンバじゃない" とメールを送ってきたという話もあります)

車椅子で有名なS.ホーキング博士が「人工知能の進化は人類の終焉を意味する」と2014年に語ったそうですが、もしかしたら早速始まってしまったのかもしれません・・・。


比較購入者による意外過ぎるクレーム

先日、あるメーカーの方にお聞きしたんですけど、「タンスと壁のあいだのゴミをとってくれないんだけど」っていうクレームが、よくあるらしいんです。届かない場所には、ウィーンと別の手が出てきてゴミを取り除くって思ってる人は意外といるんです。
《中略》「タンスのあいだのゴミ」まではいかなくても、人間レベルで掃除機をかけてくれるって思ってる人は多いですね。
ロボットのプロに聞く! 性能が良いロボット掃除機ってどこのですか?|家電Watch

タンスの裏の掃除まで求めるとなると、超高度な人型ロボットと人間での共同作業、あるいは、人型ロボット2体での連携が必要なのではないでしょうか。

ロボット掃除機に出来るのは、あくまで車輪で部屋中を走り回り、本体裏に付いた回転ブラシと吸引機能(あるいはフローリングシート)で床のゴミを集めることだけです。

同居人等いない場合に、どうしてもタンスの裏をどうにかしたいのであれば、便利屋さんに頼めば、多分何とかしていただけるものと思います。


関連ページ:

低価格ロボット掃除機について

ロボット掃除機比較/拭き掃除用モップ型

自動掃除機ルンバ[入門編]

自動掃除機ルンバ[応用編]

マキタ業務用ロボット掃除機「RC200DZ ロボプロ」(通称:サイコ・ルンバ)

掃除機選びの基礎知識(一般的なヨコ型機)

自動掃除機ルンバ ルンバ機種比較 iRobot Braava(ブラーバ)380j

関連サイト:

ロボット掃除機戦争激化!「ルンバ」はライバル社がたたくほどダメなのか?(日経トレンディネット)

ロボット掃除機対決第1話 一般的なLDKで吸引力を競う![Scout RX1×トルネオロボ×ルンバ880]/第2話 壁際の掃除力や運転音を検証(家電Watch)

ロボット掃除機はどこまで使えるか? 3機種を比較 記者が見た残念な結果[ルンバ880&BotVac85](WSJ.com)

吸引力? 使い勝手? 新機能? ロボット掃除機の選び方ガイド(家電Watch)

ペットNGなマンションでもOK!ロボット掃除機の飼い方10か条(デジモノステーション)

未知空間で地図作成、「自動運転車の目」掃除ロボットに(日本経済新聞)

ルンバのさきがけ?70年代に任天堂が出した「チリトリー」とは(ハフィントンポスト)

メイドロボも間近!? ロボット掃除機の実力を見よ!第3回[スマーボV&ラクリート]/第1回[ルンバ780&ホームボット]/第2回[ココロボ&AIM-ROBO2](ASCII.jp)

2台持ちがトレンド!? 王者ルンバ並みに人気の激安お掃除ロボ(日経トレンディネット)[ツカモトエイム「AIM-ROBO2」/後継機種「AIM-RC03」]

「お掃除ロボット」対決 本当に隅々まで手が届くか [ルンバ780vsスマーボvsラクリートCZ-907](日本経済新聞)

ロボット掃除機の選び方を『BCNランキング』マガジン編集長が徹底指南![ルンバ780vsココロボRX-V100vsHOM-BOTスクエア](BCN)





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