その特徴としては、まず、シャープやパナソニックのパワープレスサイクロンと同じサイクロン部を持つことが挙げられます。
つまり、大きいゴミは遠心分離で取り除いて、細かなゴミはフィルターで受けて取り除き、スイッチをオフにする度に、フィルターを振動させてホコリを下に落とす方式です。
この方式は、基本的にフィルターにたどり着くホコリの量がそれなりに多いので、フィルターが詰まりやすく、手作業でのフィルター掃除が時々必要となるはずです。
また、ヘッドには新開発の "Agパワーイオンヘッド" を装備しています。
これは、前年度の東芝製最高性能ヘッド "フロアフリーイオンヘッド" での静電気除去目的でのイオン発生量を増やすと共に、静電気を発生させにくい銀繊維を回転ブラシに織り込むことで、床に張り付くホコリを取りやすくしています。
ただ、パナソニックと日立がフローリングの菌を99%除去すると謳っており、また、前年度の "フロアフリーイオンヘッド" も99%であったのに対し、このヘッドは97%という発表になっています。…不思議な話ですが。
そしてまた、この機種はHEPAフィルターを採用していますので、排気はかなり綺麗です。0.3μmの微細塵を99.99%以上捕塵可能だとされています。
更に、この「VC-CG511X」は、運転音の最大値が55dBですので、静音掃除機の部類に入ります。
この機種には前年度型として「VC-CG510X」がありますが、違いとしては、
- "フロアフリーイオンヘッド" ⇒ "Agパワーイオンヘッド" への変更
- 運転音の最大値が53dB⇒55dBへ悪化
- ピコイオン発生機能の省略
東芝が掃除機に載せていたピコイオン発生装置は、14℃未満ではイオン発生しないというお粗末なものでした。なので、これがなくなったのは良いことですが、運転音が悪化したのは理由が全く分かりません。安く作ることにしたのか、それとも実は55dBだったのか・・・。
当「VC-CG511X」を含む、東芝トルネオの "デュアルトルネードシステム" という方式(名前)に関してですが、あまり意味はないはずです。サイクロンの底のゴミがたまるところは、どのメーカーでも基本的に同じで、ゴミが沢山溜まると一箇所で引っかかって、そこで自然と圧縮されます。シャープだけはスクリュー状の部品で底に押し付けて圧縮しますが。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
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![]() | ・楽天 ・amazon ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・ヘッド形状:Agパワーイオンヘッド ・目詰まり対策:モーター式フィルター振動機構 ・吸込仕事率:450W ・本体重量:4.9kg /全体重量6.8kg ・運転音:55〜約51dB ・排気方法: ― ― ― ・持ち手(本体):固定式 ・色:グランレッド(R)、ピンクゴールド(N) ・HEPAフィルター仕様 ・ゴミ残しまセンサー(ゴミセンサー) ・「床上ダストゲッター」(ヘッド上空のホコリを吸引) |
前年度モデル
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![]() | ・楽天![]() ・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ![]() ・ヘッド形状:フロアフリーイオンヘッド(自走式?パワーブラシ) ・目詰まり対策:モーター式フィルター振動機構 ・吸込仕事率:450W ・本体重量:4.9kg ・運転音:53dB〜約49dB ・排気方法: ― ― ― ・持ち手(本体):固定式 ・色:レディッシュゴールド、ベルベットレッド ・ゴミ残しまセンサー(ゴミセンサー) ・HEPAフィルター仕様 ・エコモード&床上ダストゲッター(ヘッド上空の塵の吸引)有 ・ピコイオン発生機能 |
関連ページ:
・東芝掃除機/サイクロン&紙パック式
・VC-CG510X
・VC-CG311
・VC-C211
関連サイト:
・VC-CG511X|東芝公式サイト
・プレスリリース|東芝公式サイト