VC-CG511X

VC-CG511Xは東芝から2011年9月16日に発売となる新型のサイクロン掃除機です。シリーズネームとして「TORNEO(トルネオ)」とも呼ばれます。
その特徴としては、まず、シャープやパナソニックのパワープレスサイクロンと同じサイクロン部を持つことが挙げられます。
つまり、大きいゴミは遠心分離で取り除いて、細かなゴミはフィルターで受けて取り除き、スイッチをオフにする度に、フィルターを振動させてホコリを下に落とす方式です。
この方式は、基本的にフィルターにたどり着くホコリの量がそれなりに多いので、フィルターが詰まりやすく、手作業でのフィルター掃除が時々必要となるはずです。
また、ヘッドには新開発の "Agパワーイオンヘッド" を装備しています。
これは、前年度の東芝製最高性能ヘッド "フロアフリーイオンヘッド" での静電気除去目的でのイオン発生量を増やすと共に、静電気を発生させにくい銀繊維を回転ブラシに織り込むことで、床に張り付くホコリを取りやすくしています。
ただ、パナソニックと日立がフローリングの菌を99%除去すると謳っており、また、前年度の "フロアフリーイオンヘッド" も99%であったのに対し、このヘッドは97%という発表になっています。…不思議な話ですが。
そしてまた、この機種はHEPAフィルターを採用していますので、排気はかなり綺麗です。0.3μmの微細塵を99.99%以上捕塵可能だとされています。
更に、この「VC-CG511X」は、運転音の最大値が55dBですので、静音掃除機の部類に入ります。

この機種には前年度型として「VC-CG510X」がありますが、違いとしては、
  • "フロアフリーイオンヘッド" ⇒ "Agパワーイオンヘッド" への変更
  • 運転音の最大値が53dB⇒55dBへ悪化
  • ピコイオン発生機能の省略
…ということになるようです。
東芝が掃除機に載せていたピコイオン発生装置は、14℃未満ではイオン発生しないというお粗末なものでした。なので、これがなくなったのは良いことですが、運転音が悪化したのは理由が全く分かりません。安く作ることにしたのか、それとも実は55dBだったのか・・・。

当「VC-CG511X」を含む、東芝トルネオの "デュアルトルネードシステム" という方式(名前)に関してですが、あまり意味はないはずです。サイクロンの底のゴミがたまるところは、どのメーカーでも基本的に同じで、ゴミが沢山溜まると一箇所で引っかかって、そこで自然と圧縮されます。シャープだけはスクリュー状の部品で底に押し付けて圧縮しますが。

 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


VC-CG511X TORNEO(トルネオ)
【強さが続く、きれいが見える】TOSHIBA TORNEO(トルネオ) サイクロンクリーナー デュアルトルネードシステム イオンパワーヘッド ゴミ残しまセンサー エコモード グランレッド VC-CG511X(R)楽天
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口コミ・評価:感想(_件)を参照
ヘッド形状:Agパワーイオンヘッド
目詰まり対策:モーター式フィルター振動機構
吸込仕事率:450W
本体重量:4.9kg /全体重量6.8kg
運転音:55〜約51dB
排気方法: ― ― ―
持ち手(本体):固定式
色:グランレッド(R)、ピンクゴールド(N)
HEPAフィルター仕様
ゴミ残しまセンサー(ゴミセンサー)
「床上ダストゲッター」(ヘッド上空のホコリを吸引)
こちらは売れ残りの上位機種です。やはり、もうすぐ消えゆくはずですが・・・。

前年度モデル
VC-CG510X TORNEO(トルネオ)
TOSHIBA TORNEO(トルネオ)TypeQuie サイクロン式フロアフリーイオンヘッドクリーナー ベルベットレッド VC-CG510X(R)(N)楽天
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口コミ・評価:感想(_件)を参照
ヘッド形状:フロアフリーイオンヘッド(自走式?パワーブラシ)
目詰まり対策:モーター式フィルター振動機構
吸込仕事率:450W
本体重量:4.9kg
運転音:53dB〜約49dB
排気方法: ― ― ―
持ち手(本体):固定式
色:レディッシュゴールド、ベルベットレッド
ゴミ残しまセンサー(ゴミセンサー)
HEPAフィルター仕様
エコモード&床上ダストゲッター(ヘッド上空の塵の吸引)有
ピコイオン発生機能
…こちらはその売れ残りの最上位機種です。

関連ページ:
東芝掃除機/サイクロン&紙パック式
VC-CG510X
VC-CG311
VC-C211

関連サイト:
VC-CG511X|東芝公式サイト
プレスリリース|東芝公式サイト


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