MC-SS110G

MC-SS110Gは、2011年9月25日にパナソニックから発売となる新型のサイクロン掃除機です。このモデルは、前年度型「MC-SS100G」からのマイナーチェンジ品であり、"パワープレスサイクロン" シリーズの最下位機種ということになります。
その最大の特徴としては、細かなホコリ用のフィルターの振動式の清掃機構が、他の上位機種が電動式であるのに対し、これは手回しダイヤル式となっています。
電動式は電源スイッチをオン・オフする度にブーン・ブーンと敵襲警報のような騒々しい音がしますが、その代りに面倒はありませんし、また、振動数も十分であるはずです。
しかし、手動式だと、強制的に音がしない代わりに、ダイヤルを回すのを忘れたり、回し方が不十分だったりすると、フィルターが詰まりやすくなるかもしれません。
ヘッドに関しては、"新・パワフル自走ノズル" で上位機種と同じものですし、また、吸込仕事率も430Wありますので、新品の状態での掃除の性能はそれ程変わらないはずです。しかし、フィルターが早く詰まると、掃除の性能にも影響を与えるはずです。

前年度型「MC-SS100G」からの変更点は、
  • ヘッド "パワフル自走ノズル" の改良で、拭き掃除効果が向上
  • ダストボックスの改良で、内部でのゴミの巻き付きや舞い上がりが減少
  • 吸込仕事率が450W⇒430Wに低下
  • "ハウスダスト発見センサー" が "ゴミ発見センサー" にダウングレード
となります。なので、何故か改悪点も2点あります。
尚、パワープレスサイクロンでは、今年度の製品から、排気方法が "まい上げブロック構造" という名前になっていますが、恐らく昨年と同じ物にそういう名前を付けただけのはずです。

この上位機種「MC-SS210G」との違いとしては、
  • モーター式のフィルター振動機構が手動式に
  • 吸込仕事率は460W⇒430Wに低下
  • "ハウスダスト発見センサー" が "ゴミ発見センサー" にダウングレード
  • 高性能なHEPAフィルターの省略
  • 延伸管部の持ち手が、もっと安いシリーズの物と同じに
  • 手元ブラシの省略
  • キズがつきにくくゴミが落ちやすい、ダストボックスのハードコーティングの省略
  • ローラー&キャスターのソフト素材の省略
…ということになります。
価格が多少違うにしても、わざわざこの「MC-SS110G」を選んで買う理由はないような気がしますが・・・まあ人それぞれということで良いのではないでしょうか。

 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


MC-SS110G パワープレスサイクロン
MC-SS110G楽天
amazon
口コミ・評価:感想(_件)を参照
ヘッド形状:新パワフル自走(親子)ノズル
目詰まり対策:手動ダイヤル式フィルタークリーニング
吸込仕事率:430W
本体重量:4.8kg/ 全体重量:6.6kg
運転音:60〜約52dB
排気方法:まいあげブロック構造
持ち手(本体):固定式
色:ブラック(K)
ゴミ発見センサー
エアダストキャッチャー


前年度モデル
MC-SS100G
楽天
amazon [レビュー有]
口コミ・評価:感想(_件)を参照
・ヘッド形状:パワフル自走(親子)ノズル
・目詰まり対策:手動フィルター振動式
・吸込仕事率:450W
・本体重量:4.8kg
・運転音:60〜約52dB
・排気方法: ― ― ―
・持ち手(本体):固定式
・色:シャイニーブルー、シャイニーレッド
・ハウスダスト発見センサー
・エアダストキャッチャー


関連ページ:
パナソニック掃除機
MC-SS310GX
MC-SS210G
MC-SS100G

関連サイト:
MC-SS110G|パナソニック公式サイト