その特徴としては、パナソニックのツインサイクロンですので、名前だけのサイクロン方式です。その実態はフィルター集塵方式で、やはりフィルター掃除が必要となるはずです。
現在、パナソニックの最新型サイクロンは "パワープレスサイクロン" で、そちらはもう少しだけマシな構造となっていますので、普通はそちらを検討することになると思います。
ヘッドに関しては、パナソニック製に共通する最新の "新・パワフル自走ノズル" で、ハウスダスト発見センサーも付いていますが、延伸管後方の持ち手部分が、何故か一時代前の物となっています。見た目としては悪くないですが、持ちやすさは最新のものの方が少し上のはずです(変更した時、そう宣伝していました)。
吸込仕事率は、サイクロンとしては驚異の630Wですが、これは本物のサイクロンではないからこそ、出る数値です。誇って良いものではありません。
この前年度型として、「MC-SA20W」がありますが、違いとしては、
- ヘッドが "Wパワフルドライブノズル" ⇒ "新・パワフル自走ノズル" に変更
- 吸込仕事率が610W⇒630Wに20Wアップ
- 本体重量が4.1kg⇒4.4kgに300gアップ
- 排気方式が、同社製紙パック式と同じ "まいあげブロック構造" に
- 本体部持ち手が本体前部⇒本体後部に移動
- 延伸管部の持ち手が一世代古い物に
本体は久々にモデルチェンジをしたようで、少し形が変わり、東芝が前年度まで使っていた "メガホイール" に少しだけ似ています。
それはともかく、重量が増したのは改悪ですが、持ち手の位置変更により、持ちあげての掃除がしやすくなったはずです。また、排気が斜め上に出るようになったので、掃除機本体の後方のホコリをあまり気にせずに、掃除が出来るようになったはずです。
ただ、この「MC-SA21G」は方式がツインサイクロンなので、根本的に好ましいとは思いませんが・・・。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・MC-SA21G | |
・楽天 ・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・ヘッド形状:新・パワフル自走ノズル ・目詰まり対策:コードを引くだけフィルタークリーニング&パワー持続センサー ・吸込仕事率:630W ・本体重量:4.4kg ・運転音:64〜約57dB ・排気方法:まいあげブロック構造 ・持ち手(本体):固定式 ・色:メタリックレッド(R)、メタリックシルバー(S) ・ハウスダスト発見センサー ・エアダストキャッチャー | |
前年度モデル
・MC-SA20W | |
・楽天 ・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・ヘッド形状:Wパワフルドライブノズル ・目詰まり対策:コード引くだけパワーキープ&パワー持続センサー ・吸込仕事率:610W ・本体重量:4.1kg ・運転音:64〜約57dB ・排気方法: ― ― ― ・持ち手(本体):固定式 ・色:シルバーグレー、シルバーレッド ・ハウスダスト発見センサー ・エアダストキャッチャー | |
関連ページ:
・パナソニック掃除機
・「ツインサイクロン」とは
・MC-SA20W
・MC-SA11G-CK
関連サイト:
・MC-SA21G|パナソニック公式サイト