「MC-SA10W」はパナソニックから2010年9月1日に発売となった、新型のサイクロン掃除機です。2010年度型までの同社製最上級ヘッド "Wパワフルドライブノズル" を装着した中位機種となります。
一応サイクロン式(「ツインサイクロン」)となっていますが、単なる "なんちゃってサイクロン" のフィルター式掃除機に過ぎず、あまり人に自慢できるものではありません。パナソニック製で最新・高価な "パワープレスサイクロン" であれば、もう少しマシですが。
その他の特徴としては、"ゴミ発見センサー" という赤外線探知式のゴミセンサーを備えています。これは同社製の有名な "ハウスダスト発見センサー" の旧型で、そちらが20μm以上の大きさのホコリを探知するのに対し、こちらは70μメートル以上の大きさのホコリを探知します。
また、これには「MC-SA10W-CK」という、掃除機としては珍しく黒色(コモンブラック)の機種もあるのですが、これはパナソニックの「PLAY!! NIGHT COLOR(ナイトカラー)」という、通常機種とは色だけ変えて作った、デザイン家電のシリーズです。他には、冷蔵庫や洗濯機、空気清浄機、コーヒーマシン等、黒色の物が一通り揃っています。

この「MC-SA10W」には上位機種「MC-SA20W」が存在しますが、それとの違いは、

• こちらはパワー(吸込仕事率)が10W低い600W
• ハウスダスト発見センサーがゴミ発見センサーにダウングレード
• ヘッドの床面検知センサーの省略
• 延伸管＆持ち手部分が旧型

…ということになります。基本的には同じものなのですが。

また、この「MC-SA10W」は、前年度モデル「MC-S90W」からのマイナーチェンジ品となるのですが、それとの違いは、

• ヘッド・Wパワフルドライブノズルの静電気除去目的のイオン発生量が2倍に
• パワー(吸込仕事率)が580W ⇒600Wにアップ
• ゴミ発見センサーの搭載、及びそれに連動する自動パワーコントロールの追加
• 延伸管＆持ち手部分がダウングレード(センサーを付けた代わりのコストダウン)
• 本体重量が100gアップ

となっています。

　※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。

・MC-SA10W ― ― ―
	・楽天 ・amazon ・口コミ・評価：― ― ― ・ヘッド形状：Wパワフルドライブノズル ・目詰まり対策：コード引くだけパワーキープ＆パワー持続センサー ・吸込仕事率：600W ・本体重量：4.1kg ・運転音：64〜約57dB ・排気方法： ― ― ― ・持ち手(本体)：固定式 ・色：シルバーグレー(H) 　　：コモンブラック(※＝MC-SA10W-CK) ・ゴミ発見センサー(ハウスダスト発見センサーの感度の低い旧型) ・エアダストキャッチャー

先代モデル

・MC-S90W
	・楽天 ・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価：感想(_件)を参照 ・ヘッド形状：新軽量Wドライブノズル(親子自走) ・目詰まり対策：コード引くだけパワーキープ＆パワー持続センサー ・吸込仕事率：580W ・本体重量：4.0kg ・運転音：64〜57dB(2009年新基準)/60〜約53dB(従来基準) ・持ち手(本体)：固定式 ・色：シルバーブルー、メタリックレッド ・エアダストキャッチャー

関連ページ：
・パナソニック掃除機
・MC-SA11G-CK
・MC-SA20W
・「ツインサイクロン」とは
・Wドライブノズル(親子自走)

関連サイト：
・MC-SA10W｜パナソニック公式サイト
・MC-SA10W-CK｜パナソニック公式サイト