VC-PG211

東芝から2011年7月8日に発売となる、紙パック式掃除機VC-PG211です。
この機種は前年まで "メガホイール" と呼ばれていた、(不要に)大きな車輪を付けたシリーズのモデルチェンジなんですが・・・見事に特徴がなくなってしまいました。
その代り、と言うのも何ですが、シンプルになった分本体重量が軽くなり、3.4kgとなりました。パワーとしても、吸込仕事率は610Wですので、最近としては高いとは言えません。なので、これはつまり、実は各社の1万円代前半の掃除機と、本体自体は変わりないことを意味します。
ヘッドに関しては、"すご取りイオンヘッド" という東芝製では上から二番目の性能のものを装着し、一応ゴミセンサー(ダジャレ)"ゴミ残しまセンサー" も装備しています。グリップ部は三角形の "らくわざグリップ" ですが、東芝製では安めの機種でもそれですので、これは特徴とまでは言えないでしょう。

それで、結局この「VC-PG211」がどうなのかと言えば、中間価格帯の何となく微妙な紙パック式掃除機、ということになります。
一見して分かる注意点としては、 "らくわざグリップ" の肝心の持ち易さが微妙なことと、"光触媒脱臭フィルター" というのが付いていますが、普段押し入れにしまっていれば、光が当たらず意味がないということです。
なので、この「VC-PG211」を買う理由は特にないと思いますが、買うタイミングで割安であれば、別に良いのではないでしょうか。

尚、この上位機種の「VC-PG311」の発売も発表となっていますが、違いとしては、
  • ヘッドがVC-PG311が "Agパワーイオンヘッド" でVC-PG211は "すご取りイオンヘッド"
…公表されている仕様では、それだけしか違いがありません・・・。あとは吸込仕事率、運転音等の数値も全て同一です。
"Agパワーイオンヘッド" というのは、前年度型の "フロアフリーイオンヘッド" の改良版で、"すご取りイオンヘッド" はその "フロアフリーイオンヘッド" より一段劣るヘッドです。なので、VC-PG211のヘッドは、単純に言って2段劣っていると言うことが出来ます。もっとも、それでも東芝製では2番目に良いヘッドですので、それなりの性能はあるものと思われます。

 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


VC-PG211
東芝 紙パック式 パワーブラシクリーナー (メタリックブルー)【掃除機】TOSHIBA VC-PG211-L / 東芝楽天
amazon [レビュー有]
口コミ・評価:感想(_件)を参照
目詰まり対策:― ― ―
吸込仕事率:610W
本体重量:3.4kg/全体重量:5.3kg
運転音:67dB〜約60dB
排気方法:やわらか分散排気
持ち手(本体):固定式
色:シルバー(S)、メタリックブルー(L)
標準紙パック:VPF-7
ゴミ残しまセンサー(ゴミセンサー)
(エコモード有)
光触媒脱臭フィルター付
らくわざグリップ(持ち手部分が三角形)
「床上ダストゲッター」(ヘッド上空のホコリを吸引)


関連ページ:
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VC-PG210 メガホイール
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東芝掃除機/紙パック

関連サイト:
VC-PG211|東芝公式サイト