特徴としては、自走式のモーター式回転ブラシ、高性能なHEPAフィルター、エコモードを備えていることや、手回しダイヤル式のフィルター振動清掃機構を備えていることが挙げられます。これらが備わっていれば、掃除機として十分だと言えるでしょう。
これは2009年度型「EC-CP11」のマイナーチェンジ品で、日本製サイクロン掃除機の鉄板機種となっています。
その旧「EC-CP11」との違いとしては、
- パイプ・持ち手部下にベンリブラシを追加
- 本体部持ち手形状の変更
- 運転音の最小値が2dB悪化
- 集塵容積が0.05L増加
- ヘッド裏形状の変更(エチケットブラシを追加か)
なので、基本的には最新型「EC-CP12」は旧モデルとほぼ同じ物で、目立つ変更点は、手元ブラシが付いたこと位のものです。
勿論、その分で新しい方が使い勝手が良いかもしれませんが、使わない人にはどちらでも大して違いはないでしょう。
※ヘッドがタービン式の下位機種、EC-CT12をを店頭で見て来ましたが、何と従来型の旧CT11よりコストカットされて劣化していました。
この「EC-CP12」と被るはずのところで言うと、まず、ダストカップ部の円筒形フィルターのフィルターの目が明らかに粗くなっています。なので、メインフィルターに達するホコリも多くなるはずです。しかも、フィルターが粗くなったのであれば、空気が通りやすくなる分パワーが上がって良いはずですが、数値は旧型と全くの同一値、つまり実質モーターパワーが落ちているはずです。
メインフィルター部も、前作にあった "しっかり感" のようなものがなくなり、安っぽくなっています。
一見カッコ良くなった本体の持ち手部分も、改良したというよりは、廉価版にした感じが漂っています。
ただ、安めのサイクロン(これは2万円以下で買えるようになるはずです)では、シャープのこのシリーズが一番マシなのですが・・・。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
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![]() | ・楽天 ・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・ヘッド形状:自走式パワーブラシ ・目詰まり対策:手動式フィルター振動機構 ・吸込仕事率:450W ・本体重量:3.8kg ・運転音:64〜約57dB ・排気方法:― ― ― ・持ち手(本体):固定式 ・色:シャンパンゴールド(N) ・HEPAフィルター仕様 ・ヘッド上空の塵も吸引 ・(エコモード有) |
先代モデル
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![]() | ・楽天 ― ― ―![]() ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ![]() ・ヘッド形状:自走式パワーブラシ ・目詰まり対策:手動式フィルター振動機構 ・吸込仕事率:450W ・本体重量:3.8kg ・運転音:66〜約55dB(2009年新基準)/61〜約55dB(従来基準) ・持ち手(本体):固定式 ・色:メタリックオレンジ、メタリックピンク ・HEPAフィルター仕様 ・ヘッド上空の塵も吸引 ・エコモード有 |
※EC-CP11の特集 |
関連ページ:
・シャープ掃除機
・EC-PX120
・EC-CT12
関連サイト:
・EC-CP12|シャープ公式サイト