CV-PR10 かるバック

CV-PR10は、2010年9月10日に日立(日立アプライアンス)から発売となった新型の紙パック式掃除機です。一応シリーズ名として "かるバック" とも呼ばれますが・・・特に意味はありません。
630Wという業界トップレベルの吸込仕事率(パワー)や、ごみハンターヘッドという名の弱自走式のパワーブラシを特徴とする機種です。
別に悪くはない機種なのですが、この機種のエコモードは何故か "中" と "弱" のみという不自然な自動切り替えを行います。私としては2段階で切り替えるのであれば、"強" と "中" で切り替えて欲しいので、その点でモヤモヤした物が残ります。勿論、エコモードは無視すればそれまでですが。

これは前年度型「CV-PP9」からのマイナーチェンジ品なのですが、それとの違いは、、、
  • 吸込仕事率が610W⇒630Wにアップ
  • 重量が100g減
  • 紙パックの容量が2.0L⇒1.7Lに低下
  • 運転音が1dB悪化
  • 振動式除塵機構が3面タイプの物から、底面を省略した2面タイプに
  • すき間ノズルの追加(以前はロングタイプのみ)
  • 「ワイド曲が〜るロング吸口」が角度調節ボタン付きに
  • (床上・ヘッド上のチリを吸うフラップは、表記がないだけで付いています)
となります。なので、同じような物だと言えば、そういうことになります。

上位機種「CV-PR20」との違いとしては、そちらでは、
  • ヘッドが日立製最上級の「ワイドごみハンターヘッド」に
  • 吸込仕事率が10Wアップで640Wに
  • 重量が100g増
  • 排気性能が0.3μメートルのチリを99%カットと高性能に
  • 車輪がゴム質のソフト素材に(PR10ではプラスチック)
  • すき間ノズルの先に折り畳み式のブラシを装着
となります。ちなみに、そちらのエコモードでは、ちゃんと "強"・"中"・"弱" の3段階で切り替わりますので、問題はありません。また、単にヘッドがワイドなだけでなく、回転するブラシの質も高いですので、当然そちらの方が良いのですが、、、勿論ながらこの「CV-PR10」でも悪い訳ではありません。お買い得になっていれば、悪い買い物ではないのではないでしょうか。

 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


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口コミ・評価:感想(_件)を参照
ヘッド形状:ごみハンターヘッド(弱自走式パワーブラシ)
目詰まり対策:コード連動式紙パック振動機構&パワー長持ち流路
吸込仕事率:630W
本体重量:3.7kg
運転音:65〜約59dB
排気方法:(斜め)上方排気
持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1
色:ブルー(A)、レッド(R)
HEPAフィルター相当品仕様
標準紙パック:GP-130FS(1枚付属)


前年度モデル
CV-PP9 ― ― ―
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・口コミ・評価:感想(_件)を参照
・ヘッド形状:ごみハンターヘッド
・目詰まり対策:3面除じん機構&パワー長持ち流路
・吸込仕事率:610W
・本体重量:3.8kg
・運転音:64〜約58dB(2009年新基準)/62〜約56dB(従来基準)
・持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1
色:ブルー(A)、レッド(R)
・HEPAフィルター(相当品)仕様
・[チリとりフラップ]床上に漂うチリも吸引


関連ページ:
日立掃除機
CV-PR200
CV-PR20
CV-PR9
日立掃除機/紙パック(パックフィルター)

関連サイト:
CV-PR10|日立公式サイト