パナソニック製の最高性能ヘッド "新パワフル自走ノズル" や、業界最高タイの640Wというハイパワー(吸込仕事率)、ゴミがあるとランプで知らせる "ハウスダスト発見センサー" 等を特徴とする比較的高級機で、かつパナソニックの一番の売れ筋でもあります。代々のこの直系の機種の売れ方は凄いです。
この前年度型として、「MC-PA20W」があるのですが、違いとしては、
- Wパワフルドライブノズル⇒新パワフル自走ノズルに変更
- エコモードにブラシ回転数制御の追加
- 吸込仕事率が630W⇒640Wに10Wアップ
- それに伴い、弱運転時の運転音が1dB悪化
- ローラー(車輪)&キャスターのソフトタイプを装備
勿論、主な変更点はヘッド(ノズル)になるのですが、パナソニックは長年こだわってきた回転ブラシを2本取り付けた "Wパワフルドライブノズル" を諦めて、他社のように1本の物にすることにしたようです。
それにより、自走能力が増したとなっていますが、当然逆回転していた2本目の回転ブラシがなくなります。なので、その分の清掃力を補うために、ブラシの植毛量を何と10倍に増やし、しかも毛の形状を円形から、三菱のマークのようなタイプに換えたようです。それにより、同じ毛の1本でも、地面との接点が2点になっています。ただ、それでも正直前モデルとでは、良くて同等なのではないかと思いますが。
メイン車輪&キャスターのソフト化は、、、今までの物でも十分なのではないでしょうか。そう言って売る他社があるので、一応対抗しているだけだと思います。
"親子ノズル" と呼ばれる、足踏みレバーでヘッドが外れ、小ノズルが現れる構造も便利ですし、また、かつてCMで全盛を風靡した、ヘッド上の塵を吸い取るという "エアダストキャッチャー" もついていますので、この「MC-PA21G」は、紙パック式掃除機の中では、高機能です。
この上位機種として「MC-PA210GX」があるのですが、それとの違いは、
- 布団用ヘッドの "ふとん清潔ノズル" の省略
- ナノイー発生機能の省略
ふとん清潔ノズルは別売がありますので、こちらの「MC-PA21G」を買って、別で買うことも可能です。
ナノイーは、はっきり言ってほぼ飾りです。イオンは掃除機でサッと出す程度では効果はなく、電力の無駄になるだけのはずです。
そんなことは分かっているのだけれども、シャープがプラズマクラスターを付けて売るので、見劣りしないようにしているのだろうと思います。
ちなみに、シャープでは、サイクロンのダストカップ内部に放出する分のイオンがあるので、そこでは静電気を抑えて、ゴミがダストカップ内に付着するのを防いでいます。なので、一応その分では意味はあります(…というかダストカップ内に出す分には、あった方が良いです)。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・MC-PA21G ― ― ― | |
・楽天 ― ― ― ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・口コミ・評価: ・ヘッド形状:新パワフル自走ノズル ・目詰まり対策:コード連動式紙パック振動機構&パワー持続センサー ・吸込仕事率:640W ・本体重量:4.0kg /全体重量:6.0kg ・運転音:63〜約57dB ・排気方法:まいあげブロック構造 ・持ち手(本体):固定式 ・色:クリスタルシルバー(S)、クリスタルブルー(A)、クリスタルピンク(P) ・エアダストキャッチャー ・ハウスダスト発見センサー ・専用紙パック:AMC-HC11 | |
先代モデル
・MC-PA20W ― ― ― | |
・楽天 ― ― ― ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・口コミ・評価: ・ヘッド形状:新軽量Wドライブノズル(親子自走) ・目詰まり対策:コード連動式紙パック振動機構&パワー持続センサー ・吸込仕事率:630W ・本体重量:4.0kg ・運転音:63〜約56dB(新基準) ・排気方法:まいあげブロック構造 ・持ち手(本体):固定式 ・色:クリスタルシルバー、クリスタルピンク、クリスタルブルー ・エアダストキャッチャー ・ハウスダスト発見センサー | |
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