「DC30」はダイソン社から販売されているサイクロンタイプのコードレスハンディクリーナーです。
この機種は、実は日本では正規に販売されている製品ではありません。なので、ダイソン社の公式サイトにも、販売品一覧の項目に記載がありません。
ただ、一応対応する付属品・ツールの一覧としてDC30の項目がありますので、ダイソンの日本法人としては、知らぬ存ぜぬ、という訳ではないようです。
性能としては、これに非常に近い機種として「DC31」(現行型は「DC61」)があるのですが、そちらとの違いとしては、

• 吸込仕事率がDC31が「強」で65Wで6分可動、「弱」で38Wで10分可動あるのに対し、DC30は、パワー切替なしで40AW(≒40W程度だと思われる)で6分可動に過ぎない
• モーターヘッドモデルがなく、コンビネーションノズル(ブラシ内蔵ノーマルノズル)モデルのみ
• 重量が、DC31のコンビネーションノズル型が1.32kgであるのに対し、DC30は1.23kgである

ということになっています。なので、実のところ性能としては、DC31というより、ダイソンのコードレスハンディタイプの初代機・DC16に準じています。
そちらとの違いとしては、

• DC30ではフィルター掃除が1ヶ月に1度程度必要とされるのに対し、DC16では3〜6ヶ月に1度とされている
• DC30は3時間半充電・6分可動であり、DC16は3時間充電・6分可動である
• 重量がDC30は1.23kgでDC16は1.5kgである

ということになるようです。
なので、この「DC30」は、軽いのは結構ですが、長所がはっきりせず中途半端です。勿論、価格が安ければ、それが長所となります。コードレスタイプで、吸込仕事率が40Wもあるのはダイソン製だけですし。

　※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。

・ダイソン DC30 ― ― ―
	・楽天 ― ― ― ・amazon ― ― ― ・ショップチャンネル ― ― ― ・口コミ・評価：感想(_件)を参照 ・ヘッド形状：コンビネーションノズル(ブラシ内蔵ノーマルノズル) ・目詰まり対策：(最低1ヶ月に1度のフィルター掃除の必要有) ・吸込仕事率：40AW(多分40W) ・本体重量：1.23kg ・運転音：未公表 ・色：アイアン×モルディッド・ホワイト(ショップチャンネルのみイエローとパープルがありましたが、現在品切れ) ・約3.5時間充電・約6分可動

関連ページ：
・ダイソン掃除機比較
・DC61/DC34/DC31/DC16
・DC62/DC45/DC35(ダイソンデジタルスリム)
・コードレスハンディクリーナー

関連サイト：
・ダイソンオンラインストア(DC30に対応する付属品・ツール一覧)