これは、非自走(=安い)のパワーブラシと、電源コードの出し入れの運動エネルギーを利用しての、紙パックの振動式目詰まり防止機構(+パワー長持ち流路)を特徴とする機種です。
ただ、この「CV-PR8」は、日立内での位置付けとしては、若干ややこしい製品です。型番的には、前年度型「CV-PP8」の後継機種ということになりますが、実質的にはその「CV-PP8」は、今年度「CV-PR9」に繰り上がり、この「CV-PR8」は、やはり前年度型「CV-PP7」の、繰り上がっての後継機種ということになっています。
その理由としては、昨年までは「CV-PP10」という機種がこのシリーズのトップモデルであったのに対し、今年は「CV-PR20」という機種(ランク)が、あまり意味なく設けられたからです。ただ、という訳で、PP7の実質的後継機種であるこの「CV-PR8」は、性能的に前年度型の「CV-PP8」には劣るということになっています。
前年度型「CV-PP8」との具体的な違いとしては、
- ヘッドが「ごみハンターヘッド」(弱自走式パワーブラシ)から「パワフルヘッド」という非自走のパワーブラシにダウングレード
- 運転音が1db悪化
- 高性能なHEPAフィルター相当だとされる「アレルオフフィルター」の省略
- 排気系での、ナノチタン製消臭素材の省略
- ワイド曲が〜るロング吸口を省略で、単なるブラシ付きすき間ノズルを付属
- 「サッとズームパイプ」という手元で延伸管の長さ調節が出来る機能を省略
前年度型「CV-PP7」との違いとしては、、、
- 吸込仕事率が10Wアップ
- 運転音が1db悪化
この「CV-PR8」の上位機種の「CV-PR9」になると、上の前年度型「CV-PP8」と同等に近い性能となるので、やはりかなり違います。
また、下位の「CV-PR7」になると、ヘッドがモーター式からタービン式(風力式)にグレードダウンし、最初に一枚本体に装着済で付いてくる紙パックが、一段性能の下がるものとなっています。もっとも紙パックは、性能の高いものを買って付けることも、普通に可能ですが。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・CV-PR8 | |
・楽天 ― ― ― ・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価: ・ヘッド形状:パワフルヘッド(非自走パワーブラシ) ・目詰まり対策:コード連動式紙パック振動機構&パワー長持ち流路 ・吸込仕事率:610W ・本体重量:3.4kg /全体重量:5.0kg ・運転音:66〜約60dB ・排気方法: ― ― ― ・持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1 ・色:ブルー(A) ・標準紙パック:GP-110F(1枚付属) | |
前年度モデル
・CV-PP7 ― ― ― | |
・楽天 ― ― ― ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・口コミ・評価: ― ― ― ・ヘッド形状:パワーブラシ(非自走) ・目詰まり対策:ブルッとエンジン(コード連動式紙パック振動機構)&パワー長持ち流路 ・吸込仕事率:600W ・本体重量:3.4kg ・運転音:65〜約59dB(新基準) ・持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1 ・色:ブルー | |
・CV-PP8 ― ― ― | |
・楽天 ― ― ― ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・ヘッド形状:ごみハンターヘッド(弱自走式パワーブラシ) ・目詰まり対策:ブルッとエンジン(コード連動式紙パック振動機構)&パワー長持ち流路 ・吸込仕事率:610W ・本体重量:3.4kg ・運転音:65〜約59dB(新基準値) ・排気方法: ・持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1 ・色:シャンパン ・HEPAフィルター相当品仕様 | |
関連ページ:
・日立掃除機
・CV-PU8(後継機種)
・CV-PP8
・CV-PR9
・日立掃除機/紙パック
関連サイト:
・CV-PR8|日立公式サイト