CV-PR8

CV-PR8は2011年2月に日立アプライアンスから発売となった、新型の紙パック式掃除機です。
これは、非自走(=安い)のパワーブラシと、電源コードの出し入れの運動エネルギーを利用しての、紙パックの振動式目詰まり防止機構(+パワー長持ち流路)を特徴とする機種です。

ただ、この「CV-PR8」は、日立内での位置付けとしては、若干ややこしい製品です。型番的には、前年度型「CV-PP8」の後継機種ということになりますが、実質的にはその「CV-PP8」は、今年度「CV-PR9」に繰り上がり、この「CV-PR8」は、やはり前年度型「CV-PP7」の、繰り上がっての後継機種ということになっています。
その理由としては、昨年までは「CV-PP10」という機種がこのシリーズのトップモデルであったのに対し、今年は「CV-PR20」という機種(ランク)が、あまり意味なく設けられたからです。ただ、という訳で、PP7の実質的後継機種であるこの「CV-PR8」は、性能的に前年度型の「CV-PP8」には劣るということになっています。

前年度型「CV-PP8」との具体的な違いとしては、
  • ヘッドが「ごみハンターヘッド」(弱自走式パワーブラシ)から「パワフルヘッド」という非自走のパワーブラシにダウングレード
  • 運転音が1db悪化
  • 高性能なHEPAフィルター相当だとされる「アレルオフフィルター」の省略
  • 排気系での、ナノチタン製消臭素材の省略
  • ワイド曲が〜るロング吸口を省略で、単なるブラシ付きすき間ノズルを付属
  • 「サッとズームパイプ」という手元で延伸管の長さ調節が出来る機能を省略
…といったところとなるようです。なので、全然違います。

前年度型「CV-PP7」との違いとしては、、、
  • 吸込仕事率が10Wアップ
  • 運転音が1db悪化
ということになるようです。なので、こちらとはほぼ同一です。外観的にも同じに見えますが。

この「CV-PR8」の上位機種の「CV-PR9」になると、上の前年度型「CV-PP8」と同等に近い性能となるので、やはりかなり違います。
また、下位の「CV-PR7」になると、ヘッドがモーター式からタービン式(風力式)にグレードダウンし、最初に一枚本体に装着済で付いてくる紙パックが、一段性能の下がるものとなっています。もっとも紙パックは、性能の高いものを買って付けることも、普通に可能ですが。

 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


CV-PR8
日立 紙パック式パワーブラシクリーナー (ブルー)【掃除機】HITACHI CV-PR8-A / 日立楽天 ― ― ―
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口コミ・評価:感想(_件)を参照
ヘッド形状:パワフルヘッド(非自走パワーブラシ)
目詰まり対策:コード連動式紙パック振動機構&パワー長持ち流路
吸込仕事率:610W
本体重量:3.4kg /全体重量:5.0kg
運転音:66〜約60dB
排気方法: ― ― ―
持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1
色:ブルー(A)
標準紙パック:GP-110F(1枚付属)


前年度モデル
CV-PP7 ― ― ―
HITACHI CV-PP7-A(ブルー) 紙パック式掃除機楽天 ― ― ―
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・口コミ・評価: ― ― ―
・ヘッド形状:パワーブラシ(非自走)
・目詰まり対策:ブルッとエンジン(コード連動式紙パック振動機構)&パワー長持ち流路
・吸込仕事率:600W
・本体重量:3.4kg
・運転音:65〜約59dB(新基準)
・持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1
・色:ブルー

CV-PP8 ― ― ―
HITACHI CV-PP8-N(シャンパン) 紙パック式掃除機楽天 ― ― ―
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・口コミ・評価:感想(_件)を参照
・ヘッド形状:ごみハンターヘッド(弱自走式パワーブラシ)
・目詰まり対策:ブルッとエンジン(コード連動式紙パック振動機構)&パワー長持ち流路
・吸込仕事率:610W
・本体重量:3.4kg
・運転音:65〜約59dB(新基準値)
・排気方法:
・持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1
・色:シャンパン
・HEPAフィルター相当品仕様


関連ページ:
日立掃除機
CV-PU8(後継機種) 最新製品
CV-PP8
CV-PR9
日立掃除機/紙パック

関連サイト:
CV-PR8|日立公式サイト