その特徴としては、ヘッドにタービン式の回転ブラシを内蔵し、また、短いながらホースも付いているので、ヘッドの入らない場所や机の上等も掃除することが出来ます(これは中級品以上なら一般的に皆可)。
吸込仕事率も、330W程あるので、縦型掃除機としては優秀な部類です。
デザインも、全メーカーの中で、一番考え抜かれているようにも見えます。
なので、一応スティックタイプとしてはそこそこの機種ということになります。
ただ、問題としては、重量が4.1kgと結構重いことが挙げられます。これはキャニスタータイプ(ヨコ型掃除機)と比べても、そこそこ重い部類に入ります。しかも、キャニスタータイプであれば、ヘッドとパイプ&ホースだけを動かせば良いのですが、こういったスティックタイプの場合、全体を動かし続けなければなりません。なので、力のない女性向きではありません。
また、このシリーズは一応サイクロン掃除機ですが、大した遠心分離力はないはずです(こういったもの全般がそうなのですが)。なので、細かなゴミの多くはメインフィルターにまで達するはずで、月に一回のメインフィルターの水洗いが推奨されています。
更に、若干厄介なことに、この「EC-ST12」のシリーズでは、そのメインフィルターがスポンジフィルターなのです。
スポンジフィルターとは、専用のスポンジに吸気を通すことで、スポンジの表面と内部にゴミを引っ掛けて空気清浄をするフィルターのことです。これを洗った場合、普通のフィルターに比べて乾きにくいはずです。
ただ、例えばアパートに一人暮らしで、しかも、あまり使わなければ(笑)、フィルター掃除の必要もあまりないと思いますが。
掃除機は、基本的にキャニスタータイプが良いと思います。しかし、やはりアパートで独り暮らし等の場合、キャニスタータイプだと多少大袈裟な感じもしますので、こういうでも良いのかもしれません(私なら押し入れがあれば、キャニスタータイプにしますが)。
ところで、この「EC-ST12」と、前年度型の「EC-ST11」の違いですが、、、
- 「スタンバイモード」(柄を傾けると自動でスイッチがオンになる。これ自体のオン/オフ可)の追加
- (ダストケース内部の形状が若干変更になっているよう)
スタンバイモードは、あるならあるで便利だと思いますが、なくても良いなら、安く買える可能性のある昨年度型「EC-ST11」でも良いかもしれません。
ただ、一応ボディカラーも変更になっていますので、ボディカラーで選ぶのもありでしょう。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・EC-ST12 POWER CYCLONE | |
・楽天 ・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・ヘッド形状:エアチャージ式高トルクタービンヘッド(タービン式) ・目詰まり対策:― ― ― ・吸込仕事率:330W ・本体重量:4.1kg ・運転音:66〜約59dB ・色:メタリックレッド、シャンパンゴールド、ホワイトシルバー ・着脱パイプ(ヘッドを外した状態に出来る) ・ワイドベンリ手元ブラシ付 ・フリーアングル・ベンリすき間ノズル付 ・浮遊ハウスダストも吸引 ・「やさしさモード」(「弱」モード)有 ・スタンバイモード(柄を傾けると電源ON)有 | |
前年度モデル
・EC-ST11 POWER CYCLONE | |
・楽天 ・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・ヘッド形状:エアチャージ式高トルクタービンヘッド(タービン式) ・目詰まり対策:― ― ― ・吸込仕事率:330W ・本体重量:4.1kg ・運転音:66〜約59dB(新基準)/61〜約56dB(従来基準) ・色:ホワイトシルバー、シャインブルー、ルビーレッド ・着脱パイプ(ヘッドを外した状態に出来る) ・ワイドベンリ手元ブラシ付 ・フリーアングル・ベンリすき間ノズル付 ・浮遊ハウスダストも吸引 ・「やさしさモード」(「弱」モード)あり | |
関連ページ:
・EC-ST20(後継機種)
・スティッククリーナー
・7,000円前後の掃除機
・シャープ掃除機
関連サイト:
・EC-ST11購入での失敗(tmiura.notice)
・EC-ST12|シャープ公式サイト
・EC-ST11|シャープ公式サイト