特徴としては、一応サイクロン式ということになっていますが、ほぼ単なるフィルター式の掃除機で、しかも、ティッシュを挟む構造にもなっていません。ただ、粗いゴミを取るダストボックス内ではなく、メインフィルターの前部であれば、強引に挟むことは問題なく出来るだろうと思います(=次善の策)。
また、一応フィルターの振動式のチリ落としが付いていますが、そのレバーが何と専用のフィルター掃除用ブラシの持ち手のスティック部分の後ろの端を、フィルターにあるプラスチック製のガイドに沿ってガリガリと擦り付ける廉価版の物です。しかも、フィルターの枠のプラスチックがフニャフニャと情けなく柔らかいものですので、ガリガリ・ガリガリと頑張っても、あまり振動しません。なので、あるだけマシとは言えるかもしれませんが、その程度のはずです。
ヘッドは、VC-CA9では "軽量コンパクトパワーヘッド" という非自走の(一番性能の低いタイプの)パワーブラシを装備しており、VC-CA8Eでは安いタービンブラシを装備しています。なので、ヘッドには特徴は何もありません。
東芝では2010年度型から "らくわざグリップ" というパイプ部の持ち手を全機種で採用していまして、これらの機種でも採用されています。
一応は、持ちやすい!…ということで、採用されているのですが、これは人それぞれだと思います。私としては持ちにくく感じますので。
大型家電量販店へ行けば、このグリップを採用している機種のどれかは置いてあると思いますので、実際に確認することをお勧めします。
これらは前年度型機種「VC-CY9D」&「VC-CY8E」の、それぞれのマイナーチェンジ品ということになりますが(⇒「VC-CY9D VC-CY8E」)、違いとしては、、、
- パイプ部のグリップが最新の "らくわざグリップ" に
- 本体ホース部付け根に、本体を持ち上げるための固定式ハンドル(グリップ)を新設
- タービンブラシの名前が変わっているものの、基本的には同じ物のよう
- (デザインが変更されているものの、単に全くの外装だけのよう)
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・VC-CA9 ダブルエアロサイクロン ― ― ― | |
・楽天 ・amazon ― ― ― ・口コミ・評価: ・ヘッド形状:軽量コンパクトパワーヘッド(非自走のパワーブラシ) ・目詰まり対策:チリ落としレバー ・吸込仕事率:600W ・本体重量:3.8kg /全体重量:5.6kg ・運転音:68〜約61dB ・排気方法:やわらか分散排気 ・持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1 ・色:メタリックピンク(P) ・「床上ダストゲッター」(ヘッド上空のホコリを吸引) ・らくわざグリップ(持ち手部分が三角形) | |
・VC-CA8E ダブルエアロサイクロン ― ― ― | |
・楽天 ― ― ― ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・口コミ・評価: ・ヘッド形状:フローリングターボヘッド(タービンブラシ) ・目詰まり対策:チリ落としレバー ・吸込仕事率:600W ・本体重量:3.8kg /全体重量:5.3kg ・運転音:68〜約61dB ・排気方法:やわらか分散排気 ・持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1 ・色:ブルー(L) ・「床上ダストゲッター」(ヘッド上空のホコリを吸引) ・らくわざグリップ(持ち手部分が三角形) | |
▼VC-CA9の亜種
VC-CA91G VC-CA9の "軽量コンパクトパワーヘッド" を、少しだけ豪華で、主にフローリング向けのモーター式回転ブラシ "ふきふきワイパーパワーヘッド" に変更した型のよう。また、パワーはそのままで、何故か運転音が1dB上がっています。主にヤマダ電機で売っています。
関連ページ:
・VC-CB8A(2012年度後継機種)
・東芝掃除機
・VC-CY9D VC-CY8E(前年度モデル)
関連サイト:
・VC-CA9|東芝公式サイト
・VC-CA8E|東芝公式サイト