かなり前にサンヨーにはSC-X12Jという、やはりサイクロン式の機種があったのですが、語尾でKとMが型番となった年には後継機種が発売されず、地味に継続販売されていました。しかし、今になってこっそり後継機種が発売となった次第です。
ただ、後継機種と言うと何となく立派な感じがしますが、紙パック式の廉価機種であるSC-KW5KやSC-KK4(現行型はSC-KW5MとSC-KM4)のボディを流用し、紙パックが収納される位置にティッシュを挟めるダストカップをはめ込んだだけの商品です(手元ブラシが追加されているとか、微妙な違いはやはりありますが)。
単に安い機種なので、性能的には特別な物は何もなく、ヘッドには紙パック式のSC-KW5Kと同じで、サンヨー掃除機の特徴であるガバどりヘッドではない(安い)普通のタービンブラシのヘッドが採用されています。
また、サイクロン構造というか、ティッシュフィルター方式の構造は売れ筋の上位機種とも同じはずですが、先代のSC-X12Jではメインフィルターに少し安い物が使用されており、この新型SC-X12Mでもそれが踏襲されています。…少しだけ改善されているようですが。
また、上位機種では出来る紙パックをダストカップの代わりに装着して使用することも、やはり先代機種と同じく出来ないようになっています。
で、どうなんでしょうか?と言われれば、シャープ製(EC-CT11)ではダメなのだろうかという感じです。もしくはサンヨー製で紙パック式の同クラス機種SC-KW5Mにするとか・・・。いえ、これがダメという訳ではないのですが・・・。
尚、運転音の数値が先代機種とでは大きく違いますが、向こうは旧基準で計測されていますので、実際は同程度のはずです。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・SC-X12M ― ― ― | |
・楽天 ― ― ― ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・口コミ・評価: ― ― ― ・ヘッド形状:タービンブラシ(非ガバ取り) ・目詰まり対策:ティッシュ装着+手動レバー使用で約6年間フィルター掃除不要 ・吸込仕事率:500W ・本体重量/総重量:3.5/4.8kg ・運転音:67〜約55dB ・持ち手(本体):折り畳み式 ・色:シルバー | |
先代機種
・SC-X12J ― ― ― | |
・Yahoo!S ― ― ― ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・口コミ・評価: ― ― ― ・ヘッド形状:きわどりターボブラシ(タービン式) ・目詰まり対策:ティッシュ装着+手動レバー使用で約4年間フィルター掃除不要 ・吸込仕事率:500W ・重量:3.6kg ・運転音:63〜約53dB ・色:ブルー | |
紙パック式モデル
・SC-WR5M ― ― ― | |
・楽天 ― ― ― ・amazon ― ― ― ・口コミ・評価: ― ― ― ・ヘッド形状:タービンブラシ ・目詰まり対策:― ― ― ・吸込仕事率:500W ・本体重量:3.2kg ・運転音:67〜約55dB ・排気方法:ふわっと排気 ・持ち手(本体):折り畳み式 ・色:グレー | |
関連ページ:
・サンヨー掃除機
・SC-X12J
関連サイト:
・SC-X12M(S) | 三洋電機公式サイト