CV-SR8

CV-SR8は2010年9月25日に日立アプライアンスから発売となった、新型のサイクロン掃除機です。 "ごみダッシュサイクロン" と呼ばれる同社製のシリーズの最下位機種・廉価機ということになります。
ヘッドにはタービン式の回転ブラシを装備し、ダストケース部にはティッシュをフィルター前にセットして、使い捨ての簡易フィルターとして使用するのが、一応この機種の特色となります。
実は他社製の似た機種と比べても優れている点も一点あります。プリーツフィルター(メインフィルター)の振動式清掃機構があるのですが、他メーカー製が手動式でゴミ捨て時に手でガチャガチャと動かすのに対し、このシリーズではコードの巻き取りや引き出しの運動エネルギーを利用してフィルターを振動させ、ホコリを落とすことが出来ます。
こういった機種をサイクロン掃除機と言うのには語弊があるのですが、ティッシュフィルター式の掃除機だと思えば、それ程悪くはないのかもしれません。

この機種は、前年度型機種「CV-SP8」からのマイナーチェンジ品となっていますが、それとの違いは、
  • 吸込仕事率が20Wアップで610Wに
  • それに伴い、運転音が最大値で1dB、最小値で2dBの悪化
  • ダストケース部の分割位置の変更(ティッシュを装着しやすくしたという話ですが無駄だったな気が・・・)
  • サッとハンドル(本体ホース付け根に付く持ち手)の省略
  • すき間ノズルの先端に装着出来た小さなブラシ(クルッと切替ブラシ吸口)の省略
ということになるようです。なので、パワーは上がりましたが、珍しいことに使い勝手は若干後退しています。

この上位機種「CV-SR9」との違いとしては、
  • ヘッドがモーター式からタービン式にダウングレード
  • 上方排気の省略
  • サッと収納(簡易コンパクト収納)機能の省略
  • 手元側のねじれんホース(捻じれないようホースが回る)の省略
  • 運転音の最小値が1dB悪化
ということになっています。モーター式回転ブラシの方が清掃力は高いはずですが、SR9のものはモーター式の中でも廉価版的な物が付いています。

 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


CV-SR8 ごみダッシュサイクロン ― ― ―
HITACHI サイクロン式ごみダッシュサイクロン CV-SR8-A楽天
amazon ― ― ―[レビュー有]
口コミ・評価: ― ― ―
ヘッド形状:パワフルタービンヘッド(普通のタービン式)
目詰まり対策:コード連動式フィルター振動機構&ティッシュ装着
吸込仕事率:610W
本体重量:3.9kg
運転音:65〜約60dB
持ち手(本体):折り畳み式
色:ブルー


前年度モデル
CV-SP8 ごみダッシュサイクロン ― ― ―
HITACHI ごみダッシュサイクロン サイクロン式 CVSP8A楽天 ― ― ―
amazon ― ― ―
・口コミ・評価:感想(_件)を参照
・ヘッド形状:パワフルタービンヘッド(多分名前に特に意味は・・・)
・目詰まり対策:コード連動式フィルター振動機構&ティッシュ装着
・吸込仕事率:590W
・本体重量:3.9kg
・運転音:64〜約58dB(2009年新基準)/62〜約56dB(従来基準)
・持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1
・色:ブルー


関連ページ:
日立掃除機
CV-SU8(2011年度型後継機種)
CV-SR9

関連サイト:
CV-SR8|日立公式サイト