今度買った掃除機は、こんなにゴミが取れるんです!!!
ごめんなさい。新しい掃除機に変えれば大抵よくゴミは取れます。
具体的に言うと、まず、今まで使っていた、紙パックにゴミが結構溜まった状態の紙パック式掃除機や、フィルターの疲れたサイクロン掃除機を、新しく、紙パックが空である紙パック式掃除機や、フィルターが新品のサイクロン掃除機と比べるのには、少し無理があります。
また、古い掃除機は当然モーターのパワーが弱っていることが考えられます。
更に、ヘッドに回転ブラシのある製品をお使いの場合には、歯ブラシを想像していただければお分かりと思いますが、ブラシが摩擦ですり減って行くことが考えられます。そして、歯ブラシとは違い、掃除機の回転ブラシは、無理に床に押し付けることは出来ません。なので、少し減っただけでも性能は結構落ちていると考えられます。
あと、お安いサイクロン掃除機でも、最初位は吸引力が強いことが多いようです。しかし、問題はしばらく使った後です・・・。
サイクロン掃除機にしたら今まで取れなかった白い粉末のようなゴミが取れて凄いです!!
ごめんなさい。紙パック式掃除機でも、紙パックを引っくり返せば白い粉末(※正確には灰色)のようなゴミが入っていると思います。もしなければ、紙パックの繊維の間に挟まっていると思います。
吸引力はサイクロンより紙パック式の方が若干高いですし、フィルター/紙パック性能も大きく違う訳ではないので、サイクロン式に取れて紙パック式には取れないゴミというものは、存在しないはずです。
ちなみに、白い粉の正体は、基本的に人の皮膚だとされています。人の皮膚は1日に3〜4g剥がれ落ち、1週間ではポテトチップス一袋分の28gにもなると言われています。
こういった目に見える粉は、まともな掃除機であれば、全てフィルターで止めていると思います。
しかし、目に見えない細かい粉もあるはずですし、そういった物を出来るだけ確実に防ぎたい方は、高性能フィルターを搭載した「排気のきれいな掃除機」を選ぶ必要があります。
もっとも、アレルギーのない普通の人であれば、特に問題はないはずですので、神経質になる必要はないと思います。
砂漠地帯や、黄砂の中で生活している人達だっている訳ですし・・・。
もうダイソン以外考えられません!
とりあえず落ち着いて下さい。ダイソン以外でも、高価な掃除機を新しく買えば、髪の毛がよく取れるとか、白い粉末のようなゴミがよく取れるとか、感動の声は多く上がります。
ダイソンはパワーブラシ(motorhead)に絨毯を掃除させればピカイチですが、隅が掃除しにくかったり、ヘッドが自走式でなかったりします。
また、ホースが破れたり、ヘッドが壊れたりと、日本製に比べると脆いらしい面もありますので(かつて楽天市場にダイソンダイレクトという直販ショップがあって、DC12のホースが楽天の掃除機分野全体の中で、週間売上ランキングの25位程度を常時キープするという快挙を成し遂げた実績があります)、即断は禁物です。
ただし・・・ダイソンはヘッドを床面に密着させていますので、大きめのゴミはヘッドの前面で弾く可能性が高いですが、フローリングの溝や絨毯内から細かなゴミを吸い上げるのは得意です。上の4枚の写真の右下がダイソンで、それは分かりやすいように撮った(…と言いますが、かなり久しぶりにダイソンを使った・・・)写真ですが、それでも沢山の白い粉を吸い取ることが出来ます。
今度はサイクロンなので、紙パック代がいらないんです!!
ごめんなさい。サイクロン式でも、フィルター掃除(水洗い込)をしても吸引力があまり回復しなくなれば、フィルターを買い替えることが必要となります。
買って何年か使っていると、毎日フィルターを掃除している、もしくは、一回の掃除で何回もフィルター掃除をしているなどという話まで出て来ますが、そのような場合には、フィルターが限界なのでしょう。
新品のフィルターを買えば、当然最初のころのフィルター掃除の頻度に戻ることになります。
吸わない物を無理に使い続けると、電気代や掃除時間が余計にかかりますし、ゴミを思うように吸わないのでストレスが溜まり、掃除が嫌になるかもしれません。
これは多分の話ですが、フィルターを買い替えずに、サイクロン掃除機を紙パック式掃除機のように、長年特に問題なく使い続けるのは、無理のような気がします(サイクロン掃除機を15年使ったことのある方はまだいらっしゃらないはずなので、何ともよく分からないのです・・・。勿論、一昔前の製品と最新の物とでは、同じではないはずですので、今度買うものがどうであるかは結局ずっとよく分からないのです。 ⇒参考)。
また、フィルターを買いかえれば良いことに気がつかなければ、早めに掃除機本体を買い替える羽目になり、結局は損をするかもしれません。
ダイソン製であれば余程大丈夫のはずですが。
サイクロン掃除機だと思って買ったら、何と「サイクロン式掃除機」でした!(泣)
稀に、両者の違いに大きなニュアンスを感じて混乱する方もいらっしゃるようですが(笑)、「式」は単に掃除機の方式、つまり大まかには「紙パック」を使うのか、「サイクロン(気流)」を使うのかを表しています(フィルター式=ダイレクト集塵式や、水フィルター式というものもあります)。
なので、「紙パック式掃除機」と言っても、「紙パック掃除機」と言っても変わりはないように、「サイクロン掃除機」でも「サイクロン式掃除機」でも、意味としては変わりはありません。
これに関しては、本当に遠心分離をしているか、また、遠心分離力が十分に強いのかが問題なのであり、それが名前で判別できる訳ではありません(※⇒「おすすめの掃除機・サイクロン式」)。
今度のはコードが短いような気が・・・。
…多分気のせいです。コードの長さは、日本の有名メーカー製の家庭用掃除機であればほぼ100%、5mということになっています。若干余裕を持たせているメーカーがあるかどうかは分かりませんが、5mと表記している以上、5m未満ということはないはずです。
(※実のところ、JIS規格で吸込仕事率300W以上の掃除機では、コードは4.9m以上と決められているようです。)
もしかしたら、延伸管やホースの部分の長さの違いで、前に使っていたのはもう少し届いたのに、という話になるのかもしれません。
…その辺りは、運の問題かもしれません。
今度のはヘッドが扱いにくい・・・。
よくは分かりませんが、どうも日立製からパナソニック製に変えると使いにくいと感じることがあるようです。
日立のものはヘッドがやたらクニャクニャと動きますので、そちらはそちらで最初使いにくいのですが、それに慣れてしまうと、他のメーカーの物が逆に使いにくいと感じるようです。
今使っていらっしゃるメーカーの物を気に入っているのであれば、そして特に理由がなければ、買い替え時に同じメーカーの物を買うというのもありかもしれません。
もっとも、しばらく経てば、新しいものに慣れると思いますが・・・。
10年ぶりに買い替えたのですが、もっと進化してると思ってました・・・。
そういう場合は、元々良い物をお使いだったのだと思います。。。
ちなみに、運転音は、技術が進化して吸込のパワーが上がれば、それに比例して上がってしまいます。なので、コストを割いて音を抑える加工をしない限りは(つまり静音をウリとする高価な物を買わない限りは)、なかなか静かにはならないのです。
また次の機会に、今度こそ、とご期待下さい。
ホースの巻き付け収納や、延伸管部の本体への立て掛け収納について
そういった少しお洒落な保管の仕方ですが、カッコは良いものの、実は少し問題があります。
なぜなら、ホースの一部に集中して力が加わることで、その部分が弱くなって行くからです。
もちろん、半年や一年では問題ないと思われます。しかし、それをずっと続けることで、ホースが裂けるリスクを負うことになります。
ダイソンによくあるように本体にホースを巻き付ける場合には、ホースの全体に力が分散するように、柔らかに巻き付ける必要があるでしょう(※⇒ダイソン例)。
延伸管部の本体への立て掛け収納に関しては、私としては止めた方が良いのではないかと思います。
⇒「掃除機のホースが割れる」(「走る!ゆうゆう。親子☆」様)
⇒「まだまだこき使われる掃除機」(「るるた's weblog」様)
もちろん、ホースを外して延伸管だけ立て掛けるのであれば、特に問題はないだろうと思います。
≪ついでに・・・≫
掃除機の寿命は?
掃除機の一応の想定使用期間は、7年だそうです(統計によると、平均8〜12年だそうです。「Vacuum Cleaner」)。紙パック式なら15年程度使っていらっしゃる話もよくありますが、サイクロン式だと5年程度でダメになったというような話もチラホラあります(その辺りで吸わなくなって来たからと、本体を買い換えてしまう話も出始めます)。
…フィルターを小まめに掃除して、かつフィルターを掃除しても吸わなくなってきたら、すぐフィルターを買い換えれば、モーターは長持ちするはずです。
尚、フィルターの電動除塵機構のある高額サイクロン掃除機ですが、フィルター振動を設定で止めて振動を一切使わなくなってしまうと、当然寿命は縮みます。
ダイソンの場合には、そういった話とは基本的に無縁ですが、普通にあちこち痛んでくるようです。
紙パック式の場合にも、紙パックから溢れる程ゴミを溜めない方が、モーターの為には良いでしょう。
掃除機の修理用部品に関しては、その保有期間は公式には製造中止から6年間とされているようです。
それでも部品が残っていれば、修理はしてもらえるはずですが、その期間を過ぎると、修理が出来るという保証はなくなるということのようです。
結局のところ、1台の掃除機の使用は、一応公式には6〜7年を目安に考えてくれという話なのでしょう。
掃除機の諦め時(≒寿命)とは、初期不良等の例外を除けば、やはりその心臓部であるモーターが壊れた時であるはずです。
モーターには寿命があります。
寿命に至る時期については、掃除機のご使用頻度により大きく変動しますが
モーターの部品である「カーボンブラシ」が摩耗したとき、モーターの寿命となります。
寿命を迎えた時には、通電が遮断されます。
寿命を迎えたときに、異臭や異音を伴う場合があります
これは三菱電機による説明ですが、シャープも同様の記述をしていますので、酷使、もしくは長年の使用の末にそのような症状が出た場合には、寿命だと思って良いのではないでしょうか。
勿論、モーターを新品に換えても良いのですが、通常モーターが壊れる頃には部品の保有期間が過ぎているはずですし、費用も高額なはずです。
また、せっかくモーターを新調しても、恐らく他の部分も長くは持たないでしょう。
クレジットカードが使えたら良かったのに・・・
クレジットカード、実はカード会社に支払う手数料が物凄く高いらしいです。なんでも、商品代金の5%だとか・・・。笑えないですよね(笑)。なので、安売りの店だと、安く売っている分で使えないことがあります。
最安値で買いたかったです
最安値で買うのは、多少は詳しい私でもほぼ無理です。ただ、全ての製品に共通する安くなるタイミングはある程度分かっていまして、新型機種の発売になる少し前となります。国内メーカー製の大抵の家庭用掃除機は、丸1年で新型機種に切り替わりますので、はっきりとは言えませんが、発売されてから11カ月後程度といった辺りでしょうか。少なくとも、新型機種が発売となる日には、本当に安い品はまずなくなっています(勿論大量に売れ残っていると、その後もしばらく安く売られ続けます ^^;)。
肝心の現行機種の発売日については、機種別ページか、「新製品情報の過去ログ」のページに載っていますので、是非ご参考になさって下さい。
また、逆に一番高いのは・・・実は発売日、ではなく、ショップに新製品の発売情報が出始めたばかりに予約をする場合(定価)です。発売前から、少しづつ少しづつの値引き合戦が始まり、次の新製品が出る少し前に、それが終了するという訳です。
通販サイトに書きこまれた口コミは本当に当てになるのか・・・?(怖)
コツは『ここがダメだけれど、ここがすごくいい』と、悪い点といい点を同時に書くこと。難しいのが家電で、『このサーキュレーターは、ゴツくてカッコいい見た目なのに、音もとても静か』というベタ褒めコメントになりがち。商品を使ったことがないのに、いかにも使っているふうなコメントですから、時間に追われながら作業していると、語彙が減ってきて困りました(苦笑)」(by「増え続けるネットのやらせカキコミ。業者と書きコが明かすその手口|週プレNEWS」)
…一流企業が怪しげな業者、及び一般人のアルバイトにこのような依頼するのはまず考えられないですが、一応このような話もあります。もっとも、この記事が本当に事実なのかという問題も、あるにはあるのですが。週刊プレイボーイって、信頼性は一体どうなのでしょうか?(汗)
ただ、どんな商品でも、関係者の家族等が関連する商品を褒める書き込みをしてしまう事は、もしかしたらあるのかもしれません。ネットに慣れた人であれば、誰しもそう疑ったことは、一度位はあるのではないでしょうか・・・(汗)。
- Amazonレビューをお金を払って書いてもらうのが大問題になりつつある件(ガジェット通信)
日本ではまだこのような問題は大きなものになっていませんが、いずれ海外と同じような状況になるかもしれませんので、皆さんもぜひ注意してください。
- 「やらせ」の口コミや架空の注文なんと11万件超!「楽天市場」で大掛かりなステマが発覚(J-CASTニュース)
- 月間10万円…やらせ業者が「食べログ」ランキング操作(スポニチ)
- ヤフー知恵袋で不正に宣伝!企業の資料流出で騒然(探偵ファイル)
- ランキング捏造業者から来た営業メールの中身(ヒゲ脱毛 筆者自身の体験談)
要するに、あり得ることは何でもあるんですね・・・。
ただし、例えばamazonはさすがに信頼性を高めないとマズい思っているようで、
- アマゾンがあちこちで「親しいのはわかってんだよ」とレビューを削除(GIZMODE)
- 米アマゾン、「やらせで商品評価」と1000人を提訴(産経ニュース)
と、なかなかの無双っぷりを示しているようです。
※私も、amazonのレビューであまりに怪しい物を見つけました。かなり組織的にやっているように見えます。