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ZUS3960PT ウルトラサイレンサー

2010年10月(amazonによると12/152011年2月21日発売です)に、スウェーデンに本社のあるエレクトロラックス社の紙パック式掃除機の中級機種ZUS3960PT ウルトラサイレンサーが発売となります。これは同社製ウルトラサイレンサーシリーズの最新機種で、旧モデル「ZUS3385」からのモデルチェンジということになります。
このシリーズはその名前からして、聞く者に静音性に優れた掃除機だと思わせがちですが、実のところこれまでは特別静かと言う訳ではありませんでした。
しかし、この最新の「ZUS3960PT」では運転音の最大値が、2009年からの新基準値で55dBと大幅に改善され、とうとう特別に静かな掃除機の仲間入りを果たしました。ただ、日本製ではもう少し静かな掃除機もあるのですが。

それ以外での、旧モデル「ZUS3385 ウルトラサイレンサー3.0」との違いとしては、
  • ダストピックアップ率が68%⇒77%にアップ
  • 吸込仕事率が216W⇒220Wにアップ
  • 集塵容積が3.0L⇒4.0Lに大幅アップ
  • ターボブラシノズル(タービンブラシ式ヘッド)が省略され、その代りにフローリングノズルというブラシが多く付いたフローリング向きのヘッドが付属
  • 高性能なHAPAフィルターが、ノーマルのHEPA12型からより高性能なHEPA13型に変更
  • 本体重量が5.8kg⇒6.0kgに微増
  • 全体として人間工学に基づいた操作性の良いデザインに
  • 希望小売価格が49800円⇒64800円にアップ
ということになるようです。
ダストピックアップ率は、当然高い方が良いでしょうが、床にヘッドを密着させる代わりに、壁際のホコリに弱かったりするはずです。
また、ターボブラシノズルが省略されたというのは、結局パワーブラシもなく、昔ながらのノーマルヘッドだけになるということですので、少なくとも印象としては心許ないです。
上位機種のウルトラワン(UltraOne)であれば、ターボブラシノズル、標準のノーマルヘッド、フローリングノズルの三種すべてが付属しますので、そちらが購入可能であれば、その方が無難な気もします。ただ、ミーレ社製でもノーマルヘッドのみが普通ですので、それで意外と問題ないのかもしれませんが。
価格のアップは、主には本格的な静音タイプにしたらそうなったということでしょう。元々高価な機種ですので、その位は上がるのだろうと思います。
あと、ご承知かどうかは分かりませんが、基本的な話として、このエレクトロラックスやミーレ等欧米仕様の掃除機には、手元電源スイッチがありません。操作の基本は、本体後部にあるボタンを足で踏んで行うことになります。なので、人間工学に基づいた操作性云々というのであれば、まずは手元で手軽に操作できるようして欲しいものです・・・。

 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


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口コミ・評価:感想(_件)を参照
ヘッド形状:ノーマルヘッド(+フローリングノズル)
目詰まり対策:― ― ―
吸込仕事率:220W
本体重量:6.0kg
運転音:55〜約50dB
排気方法: ― ― ―
持ち手(本体):折り畳み式
色:ダイヤモンドサンドメタリック
HEPAフィルター仕様(より高性能なHEPA13型)


関連ページ:
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