このトルネオにはVC-CG510Xという機種がありまして、そちらがトルネオの中での最上位機種となります。そして、これら「VC-CG310」と「VC-C210」は、それのベース機、もしくは廉価版機種ということになっています。
まず、「VC-CG510X」と「VC-CG310」との違いですが、VC-CG310では、
- ピコイオン発生装置の省略
- 高性能なHEPAフィルターの省略
- 運転音が53dB〜約49dB ⇒ 60dB〜約54dBに大幅悪化
- 本体重量の600g減(主に遮音構造・材の分か)
- 「ピカッとどこでもブラシ」という延伸管先端部のブラシのライトの省略
- 付属品の「丸ブラシ」(別売のある安物)の省略
ピコイオンは大したものではないはずなのでどうでも良いですし(ナノイーやプラズマクラスターでも掃除機に付ける程では・・・)、HEPAフィルターもアレルギーでもなければ比較的あってもなくてもどちらでも良いですが、運転音と本体重量の二者択一にはそれなりの意味があると思います。
ただ、電源を切ると作動する電動のフィルター振動機構の音が大きくて長く、その種の音を何種類か聞いたことのある私でも唖然としましたので、折角の静音構造もあまり意味がないかもしれません。あまり言いたくありませんが、確かめずに通販で直接購入するのにはマズいレベルです。
そして、「VC-CG310」と「VC-C210」の違いは、VC-C210では、
- ヘッドが「フロアフリーイオンヘッド」という上級ヘッドから「すご取りイオンヘッド」という一段落ちるものに
- 「ゴミ残しまセンサー」(ゴミセンサー)の省略
- 運転音が60dB〜約54dB ⇒ 64dB〜約58dB(ごく普通の掃除機並)に悪化
- エコモード時の省エネ量が最大55% ⇒ 最大40%に減少
ヘッドの差は、ごみの取れ具合はフロアフリーイオンヘッドの方が良いようですが、自走能力はすご取りイオンヘッドの方がもしかしたら高いかもしれません。しかし、勿論これらは掃除道具ですので、ゴミがよく取れる方が良いでしょう。
なので、総合的には、中間機種の「VC-CG310」が良いのではないでしょうか。
…勿論、東芝製以外の選択肢もあるのですが。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・VC-CG310 TORNEO(トルネオ) ― ― ― | |
・楽天 ・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・ヘッド形状:フロアフリーイオンヘッド ・目詰まり対策:モーター式フィルター振動機構 ・吸込仕事率:450W ・本体重量:4.3kg ・運転音:60dB〜約54dB ・排気方法: ― ― ― ・持ち手(本体):固定式 ・色:レディッシュゴールド、ブライトシルバー ・ゴミ残しまセンサー(ゴミセンサー) ・エコモード&床上ダストゲッター(ヘッド上空の塵の吸引)有 | |
・VC-C210 TORNEO(トルネオ) ― ― ― | |
・楽天 ― ― ― ・amazon ・口コミ・評価: ― ― ― ・ヘッド形状:すご取りイオンヘッド ・目詰まり対策:モーター式フィルター振動機構 ・吸込仕事率:450W ・本体重量:4.3kg ・運転音:64dB〜約58dB ・排気方法: ― ― ― ・持ち手(本体):固定式 ・色:シルキーピンク ・エコモード&床上ダストゲッター(ヘッド上空の塵の吸引)有 | |
関連ページ:
・東芝掃除機
・VC-CG311
・VC-C211
・VC-CG510X
・VC-J1000(ジャパネットたかた型番)
・「ハウスダスト発見センサー」と「ゴミ残しまセンサー」
関連サイト:
・東芝:トルネオ(TORNEO)|トルネオかんたん比較|サイクロン式クリーナー(掃除機)
・クリーナー VC-CG310:家電製品 Toshiba Living Doors
・クリーナー VC-C210:家電製品 Toshiba Living Doors