一応前年度モデル・CV-RP2100からのモデルチェンジということにされており、それより軽いから "かるパック" などというシリーズ名が付けられています。しかし、これは要するに日立製紙パック式の最上級シリーズの独自設計を廃止し、下位機種のボディーを流用して作った新しい最上級機種ということになっています。
これにより、前年度は一応あった静音構造と、目詰まり防止のための紙パックの電動での振動機構は廃止され、受け継がれた特徴としては、超高性能フィルター・ULPAフィルター相当のフィルター、及びモーター部の高気密構造のみということになっています。これにより、世界最高レベルの排気の綺麗さだけは残りました。
この「CV-PR200」のその他の特徴としては、 "ワイドごみハンターヘッド" という日立製の最上級ヘッドが付いています。これは回転ブラシを高密度化し、ヘッドを動かさずにいると、⇒パワー抑制 ⇒自動停止、というエコ機能が追加された、今年度からの新バージョンとなっています。ただ、これは下位機種のCV-PR20(紙パック式)にも同じものが装備されていますが。
また、超高性能フィルターを採用しているだけにフィルターを空気が通りにくく、吸込仕事率は550Wとパワーは若干控えめとなっています。
要するに、この「CV-PR200」は、超高性能フィルターを付けた高級紙パック式掃除機というだけでのことです。なので、普通の人には関係ないと言えなくもありません。ただ、アレルギーでもある方には、こういう機種もないと困りますので、良いのではないでしょうか。この機種は排気性能において、日本国内で手に入る家庭用紙パック式掃除では最高性能品ですので、その意味では価値が高いです。
しかし、実はその為に紙パックも、性能・価格共に特別な、日立製の最高級品を使用しており、紙パックの価格は一つ下位の機種・CV-PR20の1.5倍です。
なので、普通の方には、吸込仕事率が90W高く、紙パックのコストも他社製と同等で済む、一つ下位のCV-PR20の方が良いかもしれません。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・CV-PR200 かるパック ― ― ― | |
・口コミ・評価: ・目詰まり対策:コード連動式紙パック振動機構&パワー長持ち流路 ・吸込仕事率:550W ・本体重量:3.9kg ・運転音:63〜約53dB ・排気方法:分散(斜め)上方排気 ・持ち手(本体):固定式×1(他、不明) ・色:シャンパン、パールレッド ・ULPAフィルター相当品仕様 ・標準紙パック:GP-2000FS(1枚付属) | |
先代モデル
・CV-RP2100 プレミアムパックRP ― ― ― | |
・楽天 ― ― ― ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・口コミ・評価: ― ― ― ・ヘッド形状:ワイドごみハンターヘッド(自走式) ・目詰まり対策:電動自動除塵機構&パワー長持ち流路 ・吸込仕事率:470W ・本体重量:5.0kg ・運転音:59〜約51dB(2009年新基準)/55〜約45dB(従来基準) ・排気方法:(多分)上方分散排気 ・持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1 ・色:シャンパン、ルビー ・ULPAフィルター相当品仕様 ・ヘッド上空のチリも吸引 | |
布団用掃除機ノズル
・日立 電動ふとん吸口 G-DF1 | |
・楽天 ・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・適合機種:CV-RS3100 CV-RP2100 CV-SP10 CV-SP9 CV-PP10 CV-PP9 CV-PP8 CV-PP7等、日立製パワーブラシ式機種の大半 ※他メーカーの掃除機には装着できません | |
関連ページ:
・日立掃除機
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関連サイト:
・CV-PR200 かるパック|日立公式サイト