このCV-SR9の特徴としては、まず何と言っても低価格です。発売直後はどれでも高いですが、時間が経てば一万円代前半となるはずです。
性能面での特徴としては、モーター式としては最低ランクの非自走の回転ブラシを装備したヘッドを装着していることにあります。
また、一応高性能なHEPAフィルター相当のフィルターも、ダストケーズ部に1枚使われているようです(日立は何枚も使うことがあるのです)。
この「CV-SR9」の直接の前年度モデルは実はなく、タービンブラシ式(風力回転式の回転ブラシ)のヘッドが付いていた「CV-SP8」が、モーター式のヘッドに変更となってこのCV-SR9となり、タービンブラシ式の機種は現状ではなくなってしまいました。
なので、CV-SP8を前年度機種と考えた場合の違いとしては、この「CV-SR9」においては、
- (勿論)タービンブラシ ⇒ パワーブラシ(モーター式)への変更
- 吸込仕事率が20W上がって610Wに
- サッとハンドル(本体ホース部付け根に付く持ち手)の省略
- すき間ノズルの先端に装着出来た小さなブラシの省略
少しコストのかかるパワーブラシが付いたので、従来はあった装備が少し減らされています。
この上位機種「CV-SR10」との違いは、この「CV-SR9」においては、
- 吸込仕事率が10W下がって610Wに
- ヘッドが自走機能のある「ごみハンターへッド」⇒「パワフルヘッド」と呼ばれる下位のモーター式回転ブラシのヘッドにダウングレード
- アレルオフフィルターという高性能なHEPAフィルター相当のフィルターの省略
- 延伸管の伸縮機能の簡単機能の省略
- 「ワイド曲が〜るロング吸口」という特殊ノズルの省略
この「CV-SR9」はサイクロン式とは言っても、本当はティッシュフィルター式なので、多少詐欺なんですが、それでも安くて(徐々に価格は下がる予定)有名メーカー製で、パワーもあって、モーター式回転ブラシも付いていて、という点で、実際の価格次第では魅力的なのではないでしょうか。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・CV-SR9 ごみダッシュサイクロン | |
・楽天 ・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・ヘッド形状パワーブラシ(非自走) ・目詰まり対策:コード連動式フィルター振動機構&ティッシュ装着 ・吸込仕事率:610W ・本体重量:3.9kg ・運転音:65〜約59dB ・持ち手(本体):折り畳み式×1 ・色:ブルー、レッド ・HEPAフィルター(相当品)仕様 | |
先代モデル
・CV-SP8 | |
・楽天 ・amazon ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・ヘッド形状:パワフルタービンヘッド(多分名前に特に意味は・・・) ・目詰まり対策:コード連動式フィルター振動機構&ティッシュ装着 ・吸込仕事率:590W ・本体重量:3.9kg ・運転音:64〜約58dB(2009年新基準)/62〜約56dB(従来基準) ・持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1 ・色:ブルー ・HEPAフィルター(相当品)仕様 | |
▽CV-SR9の亜種(ケーズデンキ用型番)
CV-KS100-H 何と当CV-SR9のヘッドをタービン式変更し、サッとハンドルを追加して、幻のCV-SR8を勝手に実現してしまった型番です。ただ、すき間ノズルの先端に装着出来たブラシは、失われたままですが。
※CV-SR8、発売となっています。
関連ページ:
・日立掃除機
・CV-SR20
・CV-SR10
・CV-SR8
関連サイト:
・サイクロン式クリーナー CV-SR9:日立の家電品